【必ず失敗する合コン講座・6】 ~合コン成功の肝は「2度やれ!」って話~
「合コンにおける成功とは何ですか?」
この問い掛けに皆さんならどう答えますか?
私なりの答えから始めてしまいますが、合コンの成功とは「次につなげること」だと思うんです。
「次」って言っても「二次会」って話ではありませんよ?
また日を改めて会うことができるってことです。
それが個人的にでも、同じメンバーででも、メンバーを入れ替えてでもいいんです。
要は「人の輪を広げられたら成功」ってことです。
まず断言してしまいますが、1回の合コンの場でカップル成立なんてするわけありませんからね。
できたとしたらそれこそ奇跡か、虚しさを埋めるための一時的な代役を立てただけってことになるでしょう。
だって極端に限られた時間しか共有できない合コンでできる会話なんて、どうやっても表面的でしかありませんよね。
初対面の人を相手に自分の本質をひけらかすような人は皆無だと思います。
逆にそこでひけらかせる人はよっぽど警戒心が希薄で、人類皆兄弟以上に思っている変人でしょうね。
だから相手のことを深く知るためには接する時間を多く持つことが必要不可欠なんです。
その時間を友人として過ごすのか、はたまた男女として付き合ってから知るのかは人それぞれだと思いますが、そのキッカケ作りが合コンの本質だと思うんですよ。
だってプライベートにおいての人間関係は基本的に【他人⇒知人⇒友人⇒仲間⇒彼氏・彼女⇒恋人⇒夫婦】のどれかでしょう?
この中での【他人⇒知人】をやろうってのが合コンですよね。
だから合コンで【他人⇒知人】へ進めて、次以降でさらに【⇒】を進めるしかないんですよ。
その「次」をどう展開するかは人それぞれですが、人の輪を広げるという意味ではもう一度合コンをするのがおすすめです。
だって合コンに参加してる時点で、全員が合コンに参加する理由があるでしょう?
だったら「またこのメンバーで違うお店で飲もうよ」とか「また今度はメンバー入れ替えて合コンしよう」という会話がしやすいはずです。
これが表題にある「合コンは二度やれ!」って意味なんですよ。
ここまでで幹事さんには人脈作りを、参加者にはチームプレイをするように書いてきました。
それが数え切れない合コンを目の当たりにしてきた私が、次に繋げることのために一番効果的だと思ったからです。
そして彼氏・彼女の作り方なんてのは一言も書いてません。
だってそんなの初めてちゃんと付き合った彼女が今の奥さんという、とんでもなく経験非豊富な自分には皆目分かりませんから(笑)
・・・てかね、
むしろ教えて欲しいくらいですよ!ホント!!
(いや、嘘ですよ!?そ、そんなこと微塵も思うわけないじゃないですか!!)
・・・さてと。
だから今までの1~5のストーリーは全てこの「次に繋げるため」に書き上げたモノなんです。
(彼氏・彼女の作り方の参考になると思って読んで下さった方には申し訳ないんですが、それは皆さんが自分なりに考えて苦悩してたどり着いて下さい。)
よく社会人の方々の口から聞くことなんですが「出会いが無い」と皆が皆、口を揃えて言います。
そりゃそうですよ。
学生時代みたいに時間が余ってるわけじゃないし、黙っていても周囲に異性が溢れかえっているような環境ではないでしょうから。
いや、実際はだれでも周囲に異性は溢れかえっています。
だって人口の半分は異性ですからね。
ただその異性が自分にとってはキッチリと他人でしかないと認識できてしまっているから、その他人相手では出会いとして見ることができないんです。
通りすがりの異性は他人です。
取引相手は仕事の顔同士で会うだけの他人です。
店員さんは業務の顔で親しげに接してくれる他人です。
プライベート同士で時間を共有しない相手は、どんなに相手のことを見知っていても他人なんです。
だったら出会いはどこにあるか?ってことですよね。
でもね、そんなの難しく考える必要はないんですよ。
要は「他人」の中から「他人じゃない人」を増やしていけば、自ずと出会いの機会は増えるんです。
学生時代を思い出してみて下さい。
いつも誰かしらを好きだったり気になってませんでしたか?
周囲を見渡せばそこかしこに好いた惚れたが蔓延してましたよね?
何でかって?
それは学生という共通するモノを持つ「仲間」だったからだと思うんですよ。
(先生が好きだった人は・・・うん、よく分からないけどきっと何かがあったんでしょう(笑))
何で学生同士だとすぐ恋愛が湧き上がるかって?
それは学生時代には仕事上みたいに自分を演じきってる人はあまりいないからです。
大なり小なり「素」の自分で周囲と接していたはずです。
そして人はその「素」の部分に惹かれると思うんですよ。
だから学生時代は恋愛に事欠かなかったんではないでしょうか。
そして社会人になるときっちりと仕事の自分を演じきって他人に接しているはずです。
当たり前ですが、なぜならそれが「仕事」だからです。
「素」の自分をさらけ出しながら仕事をしてたら仕事になりませんからね。
でも残念ながら、そんな「仕事の自分を演じきっている者同士」ではなかなか恋愛に発展しないんですよ。
仕事の顔から離れられないと特定の異性として認識できないんです。
「あぁ、イイ女だなぁ・・・」とか「わぁ、イケメンだぁ・・・」って思うだけで終わっちゃうんですよ。
特に仕事中の側からすると、どれだけ好意を寄せられても「お客さん」としてしか見れないんですよね。
「お客さん」の側から感じる距離感と仕事をしてる側から感じる距離感って、実はとてつもなく差があるんですよ。
よっぽど仲良くなって素の部分同士で接し合えるくらいな親しさになれれば別なんですが、そうなることは極めて稀でしょうね。
飲み屋のイケメンな店員さん、可愛いパチンコ屋の店員さん、モロ好みな美容師さん、物腰柔らかに接してくれる受付嬢などなど・・・どれも直球では発展しづらいですよね。
そんな社会人生活の中での例外は、同じ職場という共通項がある同僚という「仲間」か、仕事から離れたプライベートな「仲間」しかありません。
そして同僚という仲間はそうやすやすと自分に都合の良いことにはなりません。
仕事関係では絶対に考えられないという人も多いですしね。
だからプライベートな仲間から選ぶことになるんです。
でも限られたプライベート関係から恋愛に発展するのは難しいでしょう。
そんな相手がすでにいる人はこんなSTORYなんて読んでませんよ。
だったらそのプライベートな仲間の輪をもっと広げることしか可能性は生まれません。
だから皆合コンをするんです。
だから次に繋げる合コンをしろと言っているんです。
仮に3:3の合コンをしたら3人と知り合えます。
その3人が恋愛対象になり得なかったとしても、それぞれとまた3:3の合コンができれば今度はその3人を含む9人と知り合えることになります。
さらにその9人と3:3の合コンができれば今度は合計27人と知り合えるんです。
27人とだと81人!
81人とだと243人!!
「友達100人できるかな」どころの騒ぎじゃないですって!!!
(まぁ実際はこんなネズミ算みたいにできるわけありませんが・・・)
だから次に繋げるために、その異性とプライベートな「仲間」になることに全精力を費やすべきなんです。
そうなれなければ次回の合コンの話に乗ってくれるわけがありませんから。
つまり合コンという可能性の糸口があっても取りこぼしてしまうんです。
その取りこぼしをできる限り防ぐための手助けになればと思い、この「必ず失敗する合コン講座」なるSTORYを書いてみました。
でも本当は「見るも無残な合コンを接客しなければならない回数を少なくしたい」ってのが本音かもしれません(笑)
【最後に】
こんな思い付きを書きなぐったようなストーリーにお付き合いいただきありがとうございました。
もうちょっと上手くまとめられれば良いんですが、如何せん仕事の合間にちょっとずつ書き上げていったので、かなり勢いだけで書いていた部分が多いです。
回りくどかったり「さっきも書いてるっつーの」な部分とかもかなり多いでしょう。
でもだからといって時間に余裕があるわけでもないので再編集はやらないと思います。
・・・いや、やるかも(笑) 分かりませんけど。
ま、いいや。
ではでは皆さん、これからの合コンライフを少しでも有意義にお過ごしいただけることを祈ってこのSTORYは終了とさせていただきます。
皆さんの中でどれか一つでも参考になれれば幸いに思います。
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