♪「あなたがお金と時間を かけてきたもの」その3高等専門学校受験編
「あなたがお金と時間を
かけてきたもの」 という問い…。
それは今はないと思い込んでいる
”エネルギー”を持っているという
事を知ることでもあるという…。
ガンプラ、バスケの部活を経て、
中学生の時に最大級の時間を
掛けたのは…
受験準備…受験勉強用の教材を
自分で作った事です。
試験勉強のやり方…皆さんには
皆さん流のやり方があったと
思いますが、
私の場合、誰から情報を得たのか
思い出せませんが、
覚えた事は「忘れる」事を前提に
して、その思い出し方の訓練を
メインにやっていました。
確か、ドラえもんの漫画の話の
中で、記憶とは、それ自体が
無くなったのではなく、
頭の中の置き場所…引き出しが
開かない、開きづらい状態だと
ドラえもんが解説したと思います。
…なので開きづらい引き出しを
開ける訓練を習慣化する為に、
「教材づくり」をしていました。
基本は、ポイントを自分なりに
まとめたノートで、ところどころ、
抜けている部分を
思い出すような形の問題集のような
感じでした。
思い出すには五感を使う…
これも何処から得た情報なのか
思い出せませんが、意識して
いました。
例えば漢字とか英単語なら、
苦手な単語を絞り込み、何度も
口にしながら、時には
歴史の年号での「いい国鎌倉幕府」
的な感じで、読みながら何度も
書いたり、
それでも覚えられなかった単語は
居残り組ではありませんが、
集中してやった記憶があります。
覚えた単語は外し、覚えにくい
単語は残って行く…。
覚えられない単語は、何度も
出会っている間に知り合いのような
感覚を持った思い出もあります。
歴史は、年号と出来事の関係を
自作の年表(絵巻の様だった)を
絵を添えて作りました。
…絵を書くと右脳を活用できる
…と聞いたからだったような…。
その年号の部分、出来事の
部分を隠せるようにして、
クイズ形式で、覚えている事、
思い出せないこと(覚えにくい事)
を選別するようにしていました。
思い出しやすくする工夫として、
その年号と出来事を、
放課後に放送室を貸し切って、
広い防音室の中で男二人で
録音作業…。
友人に読んでもらい、
私は、音を立てないように、
読む部分を指示したり…
…と、数日かけてテープに
録音し、
それを毎日時間を決めて繰り返し
聞いていたりしました。
こうして振り返ってみれば、
「こういうのが欲しい」という
モノが無い場合、
「オリジナルで新たに作ってしまう」
のを楽しんでいたようにも思います。
五感を使うなど、能力を効率的に
使う事にもすごく興味があり、
受験勉強を通して、自分の身体で、
実験していたように思います。
試験に合格するのが目的で、
その為の道具を作るのは、手段ですが
(父親が保証人の借金トラブルに
巻き込まれた為、最小費用の一応、
高等専門学校へ入学し就職する
というのが本当の目的です)
作るだけで燃え尽きなかたのは、
若さゆえ…なのかも知れませんね。
結果的に、合格できたので、
それなりに効果はあったんだと
思います。
その後、この勉強方法は、
家庭教師をした子供たちに引き継がれ
3人全員志望校合格に導いたのでした。
(少し自慢)
次回は、この受験勉強にも関係する
「能力開発」編です。
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