自律神経失調症から復活したスタイリスト    その2

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と思わず出そうになった本音を飲み込みました。


1年以上経っているのに、

今からってどういうこと?


それでも気を取り直して、やる気を出しました。

また一からやれば良い。



酒乱の2さんの下に付いて仕事をし始めましたが、

理解力の悪い僕には分かりづらかったので、

質問をするとそのたびに怒られました。


立たされて1時間半ぐらいも怒られたこともありました。



1時間半も怒られているので、

最初に聞いた質問の内容も恐怖で忘れていきます。


そして確認するとまた怒られるという負のループ。

出来ることもだんだん、自信が無くなってきて、

行動一つ一つが怖くなってくるんですね。


あれをやったら怒られるんじゃないか?

僕の頭の中にネガティブな感情しか生まれなくなってきました。


最初は、絶対に社員になってやると思いましたが、

2さんから毎日のように社内で立たされて怒られていると、

心身ともに異変が。




ある日、髭を剃ろうと鏡の前に立つと、

知らない自分が立っているのです。



目にはくま、やつれたほほ。


力の入らない足、震える手。




親にも心配されましたが、

心配をかけたくなかったので、

一言。



大丈夫




と言って、職場に向かう日が続きました。

食欲が無くなり、痩せていったことと、

次の日に会社に行くことが怖くて、

1週間で2,3時間睡眠だったときもあります。




その間に友人とお酒を飲む機会があったので、

気分転換になるなと思って行ったら、



「だ、大丈夫?」


会って早々言われる始末。


「へ?」


どうやら僕は驚くと、

へ?と言うようです。


「いや、やつれてるけど」

「そんなに分かる?」

「見れば分かるよ」


ちょうど1か月ぐらい前に会った友人だったので

すぐに気が付いたようで。



そのときのことは他には

「病院に行きなよ」

と言われたことだけしかを覚えていません。


食べたものの味は全く覚えていません。

というよりも、この頃には何を食べても、

同じ味しかしなかったです。


なにか食べても、味があるなあぐらいでしょうか。

そんな感じしかしなかったのです。



眠れない。手や足が震える。

食べ物が何を食べても同じ味。


さすがにヤバいと思ったので、

友人の医大生に電話で相談。


「分かった、すぐ調べるから」


涙が出てくるぐらい嬉しい対応でした。

素晴らしい友人に感謝。



その後、忙しいにも関わらず2日後に、

いくつかの病院と勤めている医者の説明を長文のメールで送ってくれて、


「ひゆきに合うところに行けば良いと思う。何かあればすぐ相談して。」


自分が精神科にいたらなあと最後まで心配してくれました。



その後の病院に行くまでの過程の記憶が曖昧ですが、

会社は休職扱い(バイトなので給料無し)

でお休みを頂き、いざ友人から教えてもらった病院の一つに行くことに。




周りの人に知られたく無いと、自然と思ったからなのか。

一番自宅からは遠い病院を直感で選びました。


知り合いには会いたくなかったし、

心配されるのも嫌だった。


こんな自分を誰かに見られることが嫌だったんです。


ずたぼろの自分を。



ふらふらしながら、

この後に東京タワーの見える某大病院に行くわけです。




ここで僕にとっては救いのことが起きます。



その3に続く






本編はここまでです。

2ぐらいで終わるかと思ったんですけど、

書いていたら、長くなっちゃいました。

予想よりも長い(笑)



多分、3か4ぐらいになってしまうかなと思います。




みなさん、念願の僕が病みましたよ。

待っててくれてありがとうございます。

こういうことも今だから言えるな(笑)

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