「人生って意外と 捨てたもんじゃないよ。」

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平成20年  自己破産。




平成22年〜 一気に復活ロードを突き進む。




平成24年〜  性別変更に向けて治療開始




平成25年5月 性別が女性から男性に変更される。




平成25年8月 一般女性と結婚。




平成26年〜  差別や偏見などを無くし、誰もが自分らしく生きて行けるフリーダムな世界を作ろうをスローガンに、フリーダムな世界の請負人として活動を開始する。




現在に至る。


① オレという人格を完全にぶっ壊した病




「死にそう。迎えに来て。頼む。」


それだけ言うのも精一杯だった。




今でもその時の事は鮮明に覚えている。


決して忘れることの出来ない最悪な瞬間だった。




基本的に超ポジティブ人間で嫌な事があっても寝たら忘れる様な


能天気で単細胞だけが取り柄だった人間が、


ある日突然パニック障害を発症することによって、


みるみる深い深い闇の世界に引きずり込まれていった。




パニック障害を発病してからは


楽しかった全ての事が全く楽しく無くなっていった。




死ぬ事だけを考えながら生きる毎日。




パニック障害だけならまだしも、これまたやっかいな事にうつ病まで併発しやがった。




今思えば


大川忍という人格が180度変わったと言っても大袈裟じゃない位の衝撃的な出来事だったな。




① パニック障害の発病




一番最初の発作はホントに突然だった。


今でもあの瞬間は鮮明に覚えてる。


一生忘れらる事なんか出来ない恐怖の瞬間だった。




その日は、仕事の会議中からなんとなくふらつく感じがあったけど、


最近忙しいから疲れてるんだと思って


あんまり気にしてなかった。




長い長い会議がやっと終わり会社からの帰り道で


運転中に初めての発作が起きた。




帰宅しようと普通にいつもの道で車を運転していたら、


いきなり意識を失いそうな感覚に陥り、


体中冷や汗でぐっしょり、


心臓はバクバク破裂しそう、


手足の感覚が麻痺して行く。


上手く伝えるのは難しいけど、生まれて初めて


「これオレ今死ぬかも」って本気で思った出来事だった。




意識が遠のいていく中、何とか路肩に車を止めて母親に電話した。



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