第4回 富士山より高い場所にある、中国のラルンガルゴンパに行ってみた。
ラルンガルンゴンパは、
自分が思うに中国で最も精神的に遠く、物理的にも交通手段を考えれば遠い場所。
ここに行ければ、中国のどこにでも行けるのではないかとも思った。
“中国は”と一括りにしがちだが、
実は非常に多様性のある中国を、ラルンガルンゴンパに行くことで、
頭ではなく自分自身の身体で体感できるのではないかとも思った。
そして何よりも興味喚起された。
ただ調べれば調べるほど本当に恐かった。
チベット語はわからなくても中国語で何とかなるだろうと思った。
しかしながら中国のサイトも含めて冬場の情報がまったくない。
そもそも中国人でさえ知らない人が多い場所。
バスで悪路15時間、高山病、氷点下の気温、観光地ではない。。。
情報を集める為に、実際にラルンガルゴンパに訪問した人のブログなどを調べた。
結果的に情報収集時点で、ラルンガルゴンパの写真もたくさん見た。
そんなことをしていると、もう現地に行かなくていいんじゃねえかと思い始めたり。。。
恐くて自分自身に言い訳し始める、
こんなに写真見て、現地で感動するのかよと。
そしてバスターミナルでチケットを購入。
ついに購入してしまった。自分は行くんだ、ラルンガルゴンパに。
僕はそう思った。
出発日の早朝5時。
起きれなかった。
確かに東京、上海での滞在で疲れていた。
とは言え、結果僕は逃げたのだ。。
もうすでにバスは出発した時間だった。。。
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