超独断w 『浮気』に対する男の本質を試しにとことん掘り下げてみた。
浮気を一切してこなかった男が、妻には「あんた浮気とかしないの?つまんねー野郎だな」と不条理な発言を10年以上繰り返され、お客さんには「やっぱり浮気とかしてるよね」と決めつけられ続けた男が、思い付きで弁解をし続けている内にたどり着いた結果をお届けしてみます。
表題にもある通りこれは『お試し版』なので、とりあえず思いつくままに書き綴ってみます。
(注意)多分かなりの長文になるかと思うので、暇な人だけご覧下さい。
男は浮気をする生き物とよく言われますが、これは当たらずも遠からずってところですね。
もっと相応しい表現をするとすれば男は浮気ができる生き物の方がしっくりきますけど。
でもこれは女の人にも言えるわけで、要は人間は浮気ができる生き物ってことなんでしょう。
ただ何を持って浮気と判断するかの境界線が人それぞれであるのと同様に、浮気ができる条件やブレーキも人それぞれなんですよね。
今回はそんなお話です。
女性の皆さんには真っ先に伝えておきたいことがあるんですが、浮気はしたいからするモノではなく、できるからするモノだということです。
平たく言うとやろうと思ってできるわけではないってことですね。
浮気するには相手が必要だし、わざわざ危険を冒してまでするのだからその価値がある相手でなければ嫌だし、その相手が今の自分の生活基盤を侵さないという安全保障も必要になってきます。
だから「男は誰でも浮気する」とよく聞きますが、そんな簡単にできたら苦労しません。
逆に聞きますが女性はそんなに簡単に体を開くのですか?
自分の貴重な時間を棒にふってまで、実りのない浮気相手になりたいモノなんですか?
そんなわけありませんよね。
つまりはそういうことで、浮気は男の中でもごく一部の人間にしかできない行為だということです。
だからね、「どーせ浮気でもしてるんでしょ?」なんて発言を根拠のない憶測で言うのはやめましょうよ。
特に「とりあえず言っとけ」的なのは本当に面倒くさいんですよ。
してない人間からすると「どーせオレは浮気もできない甲斐性なしですよー」と変な感情を植え付けることにもなりかねないし、下手したらそれが原因で「じゃあ浮気してやろうじゃねーか」と奮い立たせる結果になっちゃうかもしれませんからね。
では本題。
まず男の深層パターンを大きくカテゴリー分けしてみましょう。
◆浮気衝動カテゴリー◆
①浮気をすることが世のため人のためになると思っている「奇特型」
②『浮気=体験型ゲーム』として捉えている「問題型」
③チャンスさえあれば浮気をしたいと思っている「現状不満足型」
④立場上、守らなければならないモノがあるから浮気をしない「義務優先型」
⑤守りたいモノがあるから浮気発想自体を排除した「固い意思型」
⑥全力で打ち込みたいことがあるから浮気自体が邪魔だと思う「生き甲斐型」
⑦ラブラブ過ぎて他に目がいくわけがない「盲目型」
・・・うむ、かなりざっくりしてますがこんなもんでしょう。
とりあえず基本的には①~③が実際に浮気行動を起こすタイプで、④~⑦は浮気の可能性が低いタイプと言ってもいいんじゃないでしょうか。
でもこの①~⑦のどれかだけに当てはまる男性はかなり少なく、大抵の男は比率が人それぞれながら、複数のカテゴリーを共有してると思って間違いありません。
そしてこれらのカテゴリーは更に細分化できるのですが、それぞれを説明すると一冊の本のボリュームになってしまうので、共通する要点だけを挙げてますね。
次はすべてのカテゴリーに当てはまるのですが、特に浮気をするorしたい人の属性は以下のようになりそうです。
◆浮気スタイルの属性◆
(A)自分のことしか考えていない「自己至上主義」
(B)ダメ元で動ける行動力と強いハートを持つ「実行主義」
(C)相手からのOKサインを必死に引き出す「努力主義」
(D)相手からのOKサインをひたすら待つ「超慎重主義」
(E)自分を悪者にされたくない「オレっていい人主義」
(F)浮気を完全なる悪だとみなす「正義貫徹主義」
・・・う~ん、ざっとこんなもんですかね。
これも複数の属性を持つ人はいるので一概に言い切ることはできませんが、とりあえず言えるのは(A)~(E)の属性を持つ人だと結局は大なり小なり浮気ができるってことですね。
まぁ(F)もそそのかされたら悪に染まる可能性もあるので「しない」とは言い切れませんか・・・。
あと本人を取り巻く環境も影響はありますね。
倫理観なんてものは生まれ育った環境で形成されますから、浮気をしても周囲が肯定してくれる環境か強烈に否定される環境か・・・、これはある意味仕方ない部分もあるし収拾がつかなそうなので今回は検証からは省かせていただきます。
結局何が言いたいのかというと
「カテゴリー×属性=浮気抑止指数」
だということです。
そしてこれが浮気指数ではないことも肝なんです。
冒頭でも言ってますが人間は浮気ができる生き物なので、浮気をする/しないの境界線は浮気を抑止する本人の意思が重要になってくるわけです。
そしてこれと併せてちょっと強調したいことがありまして、
人は言い訳ができる『条件』があれば飛躍的に行動力が高まる
ってことがあるんです。
例えば合コンでの連絡先交換はなかなか自主的にできませんが、「幹事の指示だから・・・」という言い訳を用意してあげれば驚く程スムーズに交換できます。
得体の知れない食べ物も「みんなが食べてるし・・・」という状況下だと案外いけてしまいます。
浮気のシチュエーションもこれらと同じで、「相手が誘ってきたから・・・」という言い訳ができてしまえば、驚く程スムーズに行動に移せてしまうってことなんです。
自分の中で「仕方ない」と言い訳できてしまえば心のどこかで「オレは悪くない」って居直ることができて、罪悪感を薄れさせることができるからなんでしょうけどね。
・・・っと、ちょっと脱線してしまいましたかね。
だからその言い訳できる環境という「条件」を上記の式に追加すると
「カテゴリー値×属性値ー条件値=浮気抑止指数」
というのが最終的な公式となるわけですね。
そしてこの指数が低いほど浮気に対して積極的で、指数が高いほど浮気と縁遠い人だということになります。
それでですね・・・
これを読んでくれてる物好きな男性たちにお願いがあるんですが、ちょっと試しに自分の浮気抑止指数を計算してもらえませんか?
手順は以下の通りです。
まず改めて『浮気衝動カテゴリー』と『浮気スタイルの属性』を書き出しておきます。
複数選択OKですので、それぞれの合計が『10』になるように割り振って下さい。
例えば【③:④=6:4】とか【(C):(D):(E)=2:2:6】のようにです。
◆浮気衝動カテゴリー◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
①(0p)浮気をすることが世のため人のためになると思っている「奇特型」
②(0.1p)『浮気=体験型ゲーム』として捉えている「問題型」
③(0.5p)チャンスさえあれば浮気をしたいと思っている「現状不満足型」
④(2p)立場上、守らなければならないモノがあるから浮気をしない「義務優先型」
⑤(10p)守りたいモノがあるから浮気発想自体を排除した「固い意思型」
⑥(30p)全力で打ち込みたいことがあるから浮気自体が邪魔だと思う「生き甲斐型」
⑦(30p)ラブラブ過ぎて他に目がいくわけがない「盲目型」
◆浮気スタイルの属性◆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(A)(0.1p)自分のことしか考えていない「自己至上主義」
(B)(0.5p)ダメ元で動ける行動力と強いハートを持つ「実行主義」
(C)(1p)相手からのOKサインを必死に引き出す「努力主義」
(D)(1.5p)相手からのOKサインをひたすら待つ「超慎重主義」
(E)(3p)自分を悪者にされたくない「オレっていい人主義」
(F)(10p)浮気を完全なる悪とみなす「正義貫徹主義」
次にそれぞれで算出した比率の数とその右に書かれているカッコ内のポイントを掛け算して、カテゴリーと属性とでそれぞれ出された数をそれぞれで合計してください。
カテゴリーが【③:④=6:4】だったら【6×0.5p+4×2p=11p】、属性が【(C):(D):(E)=2:2:6】だったら【2×1p+2×1.5p+6×3p=23p】のようにです。
これをさっきの「カテゴリー×属性ー条件=浮気抑止指数」に当てはめた数値が検証結果となるので、
【カテゴリー(11p)×属性(23p)=浮気抑止指数(253p)】
という結果になります。
ちなみにこの例に挙げた人の場合は「家庭を守るべき立場ではいるものの、チャンスがあれば浮気したいと思っていて、でも悪者にもなれずにいい人を演じすぎて女性には異性として求めてもらえない人」を想定してみました。
つまりは浮気をしてみたくてもそこまで持っていけない人ということですね。
その数値が253pという結果に表れるというわけです。
そしてこの浮気抑止指数150~200pあたりが積極的に浮気をする人としない人の境界線になりそうです。
0に近ければ近いほど浮気をするし、指数が大きければ大きいほど浮気をしないということですね。
ちなみにお気付きの人もいるかもしれませんが、カテゴリーが①の人は基準値が「0p」なので、どう掛け算しても指数は「0p」です。
おそらく「浮気は文化だ」とかいう人がこのカテゴリーに入るんでしょうね。
相手の女性が何を言っても効果があるわけありません(笑)
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