さっきまでMedium派だった私がなぜStorys.jpを選択したか
たぶんこれだけのことを数日考えていたかも
いきなり初投稿だっていうのに一般の人からすると超マニアックな話から入ってしまいました。たぶん多くの日本の方には超どうでもいい話かもしれませんが。でも、私の頭の中に長い事住み着いていた悩みで、ついさっきまで悩んでました。
といっても、毎日悩んでいたわけではなくて、いざ書くぞ!っていう時間が取れた時に決めようと思ってたので。今さっき時間がとれたので決め込みました。
申し遅れましたが、私は株式会社NAIN(ネイン)という会社のCEOをやっています。といってもまだサービスローンチ前で。一応、私は新米起業家なので。今の所、いわゆる社長は大変だ!と巷で言われている様なことを日々こなしています。
おそらく、好きでやっているので麻痺していますが、私が経験していたサラリーマン時代の倍くらいは働くことになっていると思います。
その中で最近怒涛の様に襲ってくるタスク以上に私の頭の中を長時間締めていた悩み事だったんです。
なんでこんなに悩むの?
ブログ的なものって、一度一つのところで書き始めるとなかなか他に移りづらいんですよね。例えば、amebaがいい!とか、私はTumblrだ!とか惚れ込んでやる分はなんの問題もないと思います。
ただ今までもLivedoorがあった時代からBloggerとか、なんとかとか、いろーーーんなブログプラットフォームがあって。結構ちょっと書いて止める、みたいな感じで後にも先にも残らないことが多かったんですよね。
そこってプラットフォームの勢いも関連してて、プラットフォーム自体が成長しないと書いている方としても技術的な部分、例えば最近だと画像も簡単に貼れたりだとか、サクサクキーを打てるとか、そもそも落ちないとか。そんなことでどんどんテンション下がってしまうんですよね。
そういった意味でブログではないけど、Twitterとか、Facebookとか、最初はシステム的な弱さはあってもどんどん快適に成長して、使えば使うほど味が出るというか。終わりが見えないところが非常に使っている人としてもありがくて、長く使っていける。
Mediumとは?
Mediumって、Twitterの共同創業者 Evan Willams さんが昨年創った新しい会社なんですよね。Storys.jp の英語版というか、どちらか先かはわかりませんが、どちらもメディアがくるって回った先に見えた新しい流れをつかんでいるすごい会社だと思います。
Twitterは、Twitter創業物語、という本を読んでからすごく好きになって。すごく人くさいし、あの考える時間とか切ない間とか、本当に人から生まれたサービスのような印象を受けました。
ほんと、あの本を読んでサービスの求心力っていうのが本質的にわかったような気がして。その話はまた後日すると思いますが。
Medium派
でした。もともとは。理由は、
1. 期待感
2. すっきり
3. イノベータになれる
1. の期待感はやっぱり上記のブログのプラットフォームではないけど、この先にある何か、というのがつかめるんじゃないかな。というところが大きいと思います。今もちょっとその気持ちは残っていて。
Evさんは、Twitterやっているころからメディアとして、今起こっている何かを他の人に伝える派だったと思いますが。たぶんそれは貫いているんじゃないかな、って勝手に思っています。Storys.jpもそうだけど、外に発信していくためのメディアとして、品質の高い文章を集めるプラットフォームになる。外向きのスタンスは変わっていないんじゃないかと。
そういったコンセプトの先に何があるんだろうか、どういったテクノロジーが付与していくのか、どういったビジネスが生まれていくのか。それって非常に気になるものなので。
2. のシンプルは、どちらかというと、Storys.jpがシンプルではなさすぎるというか、やっぱり日本に最適かされているんですよね。いろんな文字がどんどん入ってきて抜け出せなくなってきて、いろんな広告がどさっとやってきて。いろんな人がわーっといて。書く方は全然問題ないんですけど、見る立場になると抜け出せないというか。パッと見てあまり好きな感じじゃないな。って思ってしまったので。比較するとMediumの方がすごくすっきりしていてストーリーを集中して読めるので。読んでほしい立場からするといいのかな。って思ったので。
3. これは、起業家の性根なのか、ただのもの好きなのか。日本であまり使っている人いなかったら、そっちのトラックに乗った方がいいかな。っていつも考えてしまう。まだ英語メインのサイトではあるものの、TwitterもFacebookもあっという間だったし。Tumblrも。
ま、一点。Mediumって書いた文章をどう扱うか、その権利を持ってるプラットフォームなんですよね。だからどうだってわけではないですし、PFを使って発信させてもらっているのでお互い様だと思いますが。
Story.jp
1. 日本語のコミュニティー
2. まだまだこれから
3. 環境的な面
1. に関していうと、まー言っちゃうと当たり前なんですが。私が起こしたネインという会社もJPで思いっきりドメインがドメスティックですし。そもそも、日本語で語ろうって考えたときにその言葉がなるべく多くの人に理解できる環境で話ができた方がいいわけですよね。せっかく書いているのですから読んでもらいたいわけですし。
改めて自分がやろうとしている目的に照らし合わせたとき、どちらかというと、期間よりも、その瞬間の濃さかな。って思いまして。私はTumblrもやってますが、ダラダラ長くメモのようにやっています。読んでもらうことを意識しているというよりは、何か困ったことがあった人が検索して引っかかったらいいかな。くらいのレベルで。長く続けるのが目的ならMediumだったかもしれません。
2. は、そもそも、自分自身Storys.jpって知らなくて。たぶんStorys.jp知ってて、Medium知らないくらいの世の中なのかな。と思いますが。なんせ、あの有名な本のきっかけになったサイトってのも今日リサーチして知ったくらいですが。しかも、やっぱささっと見ても面白い。時間あるときに改めてじっくりと。。
3. が、実は意外と引っかかっていたところで。まあ、自分の中だけなので、気にし過ぎな日本人は良くないですね。
Story.jp のシールを貼っている Mac が目の間にあるんです。。
まあ、私は最近出てきたばかりなので、彼らは何も気にしていないと思いますが。
同じオフィスで働いているっぽいんですよね。まだ、直接確認していないですけど。
まーでも、あきらかに、みんなあのシールしか貼ってないですし。
なぜかプログラミングしているのに小さなMacbook Airを使っているという謎も気になるところですが。
ざっと調べると、前に一度会ったANRIさんも出資しておりので。
いろんな要素を組み合わせて、最後はご縁かなと。
次回は
私がなぜアラフォーで車載機業界最前線から脱サラし、世界に挑戦しようとしているか
という起業初めてものがたり的なものを書こうかと思います。
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