旦那がまさかのタネナシだった!?不妊原因の約半数は男が原因という事実。第1話

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著者: kikk U

そもそも、旦那は最初から子ども好きだった。


付き合う前から、子どもが好きかどうか聞いてきたし、

甥っ子への溺愛っぷりもすごかった。

一方私はというと、子どもと接する機会があまり無かったせいか、

嫌いじゃないけど、末っ子のせいか、どう接していいのかわからない感じ。


それでも、好きな人と「結婚して、家庭を持つ」。

そんなフツーの女の幸せに、憧れはもちろんあった。


私は、30代半ばで結婚した。

いわゆる晩婚で、卵子にとってはお肌の曲がり角のような時期。

妊娠率が急に下がり始めると言われている年齢だ。

わたし
もう歳だし、妊娠しづらいかも…一度婦人科で診てもらおうかな?
だんな
早く子ども欲しいしなぁ。行っておいで!

確かに早い。まだ新婚半年だったから。

でも年齢のこともあるし、私はちょっと焦っていたんだと思う。

実は付き合っていた頃も、すでに結婚の約束はしていたので

結婚する1年前から合意のもとで避妊していなかったのだ。

それなのに一向に気配がない…


さすがに私も旦那も気になっていた。

わたし
もしかして私、不妊…?

そんな不安もあったので、

とある有名な不妊治療専門のクリニックに、予約の電話を入れた。


このときはまだ、健康診断のような気軽な気持ちだった。

まさか自分が本格的な不妊治療をすることになるなんて、

夢にも思っていなかったのだ。





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