〜ここまでの半生を振り返って〜 小学生時代 低学年編

前話: 〜ここまでの半生を振り返って〜 親の離婚編

小学校に入学した当時の事はあまり覚えてない。
だけど覚えているのは人数の少なさ、そして女性の担任という事だけ、そして勉強は嫌いだった。
祖父と祖母は世間体のためなのか僕に勉強をしろというのは言ってたし、かなり苦痛だった。
そして子供らしい事をしなかった気がする。
というよりはさせなかったのか、一人で遊びに行くことを祖母は許さなかったし、友人を家に連れてくのは嫌な顔をしてた。
なので当時流行ってた秘密基地とか行きたくてもいけなくて、悔しい思いもしてた。

少し気になってた女の子もいた。
けどその子は東京に行ってしまった。
僕にとっては悲しい別れ、最初の友人との離別である。
2年になったら勉強についてこれなくなった。
cmが分からない、そして転校生が来た。
そいつは他のクラスメイトと幼馴染の男の子、疎外感を感じた。
勉強も手につかない、嫉妬をしてたんだと思う。
そこら辺からクラスの子とはそりが合わなくなったのか、話ができなくなってきた。
親がいない、周りにはいる、それが当たり前でさらに追い討ちをかけるように2年の頃の担任が「下谷くんはゲームばかりやってて…!」とかをクラスメイトに言ってきた。
祖父が言ったらしいが、それが担任がクラスメイトに言ったのでその日からゲームの話ができなくなった。
悔しかった。
泣いてばかりだった。
僕はそころから足も遅くて、ほぼドベに近く、体育もダメダメだった。
周りの子は親と一緒に遊んだり、運動したりしたので体力もあったらしい。
羨ましかった、どうして僕にはお母さんがいないんだろう、お父さんはどうして休みの日が少ないんだろう、どうして?どうして?どうして?どうして?
それの繰り返しだった。
勉強も加速するように嫌いになってきた。

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