第百五十三章 挫折と失敗の日々(2)
第百五十三章
「挫折と失敗の日々」(2)
私が京大英語8割、数学7割までにしたことを知りたい方は↓
http://storys.jp/100002507170434
試行錯誤の連続だが、どちらかというと「失敗」の方が学ぶべきことが多いような気がする。塾生の子たちも、失敗談に興味を持つ。私は、大学受験の直前に神経衰弱で入院騒ぎを起こしたし、社長とケンカして退職したし、アメリカでは書けないような失敗をしたし、バツイチだし、英語の資格試験では39通の「不合格通知」「合格通知」を受け取ったし、センター10回・京大二次7回も受けた。
東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
もちろん、合格(成功)もあるわけだが、失敗がその倍以上ある。エジソンは
「1%のインスピレーションと99%の発汗」
と言ったが、正にその通りだと思う。彼は
「失敗などない。10000回のうまくいかない方法を学んだだけだ」
とも言った。
名古屋大学
天才と言われる人たちは、成功の部分だけ報道され記録されるので天才と呼ばれるのだろう。本当は、その失敗談の方が良い情報が隠されているのに。
だから、私はいつもチャレンジを続けて失敗することも厭わない。その失敗談も塾生の方のためになる。メシの種になるのだ(笑)
四日市高校
ただし、誰もが興味を示してくれるわけではない。 中学生・高校生といえども、医者や研究者になっていくタイプの子も、ヤクザや暴力団になっていくタイプの子もいる。
それなのに、同じテキストを渡し、同じ授業をし、同じ宿題を課す。もう、ムチャクチャなのだ。
そして、その無茶苦茶な学校に99%の保護者は無関心。
旧帝合格者数(四日市高校、定員360名)
H27 H26 H25 H24
1、北海道大学 5 10 2 7
2、東北大学 0 1 3 2
3、東京大学 9 2 3 3
4、名古屋大学 37 25 17 30
5、大阪大学 8 6 17 20
6、京都大学 12 8 16 10
7、九州大学 3 1 1 0
合計 74 53 59 72
「私の話に耳を傾けてくれる人など、ほとんどいない」
と、思っていた。
「聞き流せば英語が身につきます」
なんて、嘘なのに飛びつく人が多い。狂言師がジャンプし、ハイジが踊っても学力向上に何の関係もないのに飛びつく人が多い。なんで、こんな世の中になってしまったのだろう。
こういうことを口にしたら、蛇蝎の如く嫌われた。これが一番大きな挫折なのかもしれない。
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