日本では絶対味わえなかった、心を通わせる、アンドリューの話。
そして、その大学の寮を使って、ホストファミリー先の現地高校生と、ルームシェアをするって流れ。留学経験などについては、3週間しかしていないし、正直、英語については全くなもんで(汗)語ることは考えていない。
もちろん、3週間の中身の充実度は、本当に素晴らしいもので、17歳の僕には勿体ないくらいの旅程だった。本当に関係者の方や、紹介してくださった先生には感謝している。
ただ、その内容以外に、僕は本当に感動し、これがないと今の自分がいないといった感覚があって、恥ずかしながらその事を、あなたに共有したい。
それは、僕のルームメイトである、アンドリューのことだ。こいつのことを語ると、本当に、当時の自分の凍っていた心の中を溶かすような奴だったんだと今更になって、思う。
前置きが長くなった。続きを語ろうと思う。
1.KY
YEAHHHHHHHHHHH!!!!!!!!!!!!
これ、アカンやつだ。真面目系にはムリなやつだ。
確かあれは、表敬訪問のバスツアーが終わって、ホストファミリーと初めて会うときの、ウェルカムパーティーだった。
アンドリュー御一行は、男たちでテーブルを囲い、そんな風にしてテンションを上げていた。
来ちゃったよ米の国。あぁ、若気のいたり。ノリとは怖いものだ。でもテンションで乗り切るしかない。3週間だし。
僕の英語力のなさを、日本のスタッフの方が気を使ってくれたのか、ルームメートであり、ホストファミリーとして出迎えてくれたアンドリューは、相当、日本語をしゃべれた。日常会話ではあんまり苦労しない。
聞くに、彼は、中学と高校のクラスで日本語を学ぶクラスがあるらしく、それを選択していたという。
隣に一緒にいると、別に日本にいる時と、さほど変わらないような感じだ。
そんなことを思いつつ、車に乗せられてバージニアの彼の自宅でしばしホームステイ。
日本のメンバーと一緒に、バスツアーを一週間組んでいたから、そのメンバーと離れるのは寂しかったけど、正直、何が何だかわからないテンションは続いているから、どうにでもなれって感じだった。
ついた。そこは豪邸。
写真は違うけど、こんなくらいデカかった。すげーよ。アンドリュー。
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