首長族の家に泊まってみたら実際は◯◯だった【タイ・メーホンソン】


こんにちは。

タイ北西部にあるメーホンソンに行ってきました。

『目的は首長族の人達と出会うこと』



メーホンソンはタイの北西部にあり、ミャンマーの国境と接している地域です。

チェンマイからバスターミナルよりバンで約6時間かけて到着。(酔い止め必須)

タイの首長族(カレン族)はミャンマーからの難民です。

行く理由としては『人間動物園』と言われており、
人を見世物とするにたる状況を見たいという理由がありました。



メーホンソーンは本当のど田舎!

中心部の湖の周辺は少し人はいるが、

歩いて5分もしないうちに人通りが少なくなり、

田んぼだけの風景になっていくような場所です。

夜になると湖周りに屋台や露天商がちらほら出てくる感じです。

チェンマイ以上にすっごいのどか。

そんなところでもやはり有名な観光地であり、

wifiのあるゲストハウスはちゃんと存在しています。

観光場所は首長族の村以外にチャイナタウン・滝・洞窟・花畑などを組んでくれるツアー会社があるので、

いろいろと希望を組んでもらい、ツアーで回ることになりました。


首長族以外の観光もしました!

『チャイナタウンにあるわよ』と言われまずはチャイナタウンから行くことにしました。

チャイナタウンに行く途中、そこはなんと手作業でお茶を作っている現場に遭遇!


  中国茶らしくちょうどその時は揉稔(じゅうねん)・乾燥をしていました。

言葉はお互い分からないが、勝手に作業を手伝わせていただくことに。笑

揉稔は機械でやるところしかみたことがなかったので、面白かった。


ただ混ぜるのではなく、下のゴザに擦り付けるようにして押し付けるのが特徴です。

お母さんは子供の世話をしながら作業をされています。

しかし、重労働である。

あと、チャイナタウンの風景もゆったりと時間を過ごすことができます。

湖が鏡張りになっており、中国茶を飲みながら優雅にその時を楽しめます。


首長族の村に行ってきました!

そして最後に首長族の村へ
メーホンソンには集落が3カ所あります。

私達は中心地から一番近い集落へ行くことに。

車で30~40分かけて行きます。

途中、9本近くの川を直接渡るのでちょっとしたアドベンチャーです。笑

ほとんどの方が、ツアーで行きますが、バイクでも自力でいけます。

(後日この川でバイクでこけたことは内緒!)

集落の一角に首長族の人達がいました。

一人一人お店を持っており、それぞれに商売をしてしています。  

しかし、商売をしてるのは女性だけ!

男は暇を持て余して居ます。。

(難民で働けない事情があるそうで。)


この村で一番首が長い方です。

リングをはめて、肩を下げているというのはわかっていましたが、

実際に会うとびっくりですね。

耳長の方もいらっしゃいます。


首長族の村は数年前テレビや新聞などで報道されて、観光地として話題になりましたが、

近年は観光客が減少傾向であるそうですね。

写真を撮るにも、そこにある商品を買うのは鉄則です。

首長族の家に泊まってきたよ!

ここからが本題!

ここに宿泊する予定でいたので、ここで直接泊まれるかお願いすることにしました!


交渉をしていく中で、マチャさんという方のお家へ泊まることができました!

(一泊300バーツです。料金は前後するかも。)


まさかのマチャさんは日本語が少し出来きます。

そして子供2人の名前もyokoとyukiちゃん!


彼らのお宅にお邪魔しましたが、

自分が思っている以上に質素な家ではなく、

タイの田舎にしてはむしろ掃除が行き届いた綺麗なお家でした。

そしてテレビがあることに驚きましたね。。

彼らは普通に生活しており、子供達も写真がぶれる程に元気です。(笑)

ホワイトボードがあったので、日本語の勉強もしました。

料理も3食いただきました。

お米は支給をされているそうです。

野菜も新鮮で、味付けも辛くなく優しい味で、

日本人の舌に合う、めちゃくちゃ美味しい料理でしたね!!


夜中は周りの音と明かりが全くありません。

もちろん森に囲まれた空気の澄んだ場所なので、

星がとても綺麗です。絶景ですね。

中々日本にいると味わえない感覚です。

近くの学校にも行ってきたよ!

次の日にはyokoとyukiに連れられて近くの学校に行きました。

援助によって建てられた学校で、近隣の部族の子供達が100名近く通っています。

突然行ったにもかかわらず、朝礼から参加しました。笑

授業にも参加しました。

年長のクラスはしっかりと机がありますが、年少クラスは床で塗り絵のお勉強。

小1時間ほど一緒にお勉強をしました。

2日間関わってみて、

私たちと環境や難民という立場は違いますが、

日本の家族のなんの変わりのない家族像や温かさがマチャさんの家や学校からは感じられました。


私が彼らに会う前は政府に虐げられていて、

ひどい生活を強いられて、

中々入り込みずらいと思い込んでいましたが、

とても力強く生きている人間模様がしっかりと見れてとても良かったです。

抗えない環境の中での生きてきた彼らから『生きる生命力』をヒシヒシと感じられました。



そして

今、日本という環境に生まれたのであれば、

そのさまざま移りゆく環境の流れに沿いながら、

『自分の行動を変えて、全力を尽くす必要がある』とも感じました。


【マカロントラベラー】

by hoshino masaaki

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