引きこもり生活から少しでも抜け出すためにボウリングをはじめてみた 【其の六】

前話: 引きこもり生活から少しでも抜け出すためにボウリングをはじめてみた 【其の五】
次話: 引きこもり生活から少しでも抜け出すためにボウリングをはじめてみた 【其の七】

【そう簡単には曲がらない?】


いざマイボールにマイシューズを装備したところで、何かが大きく変わるわけではありません。


今まで通りのフォームで投げてみてもボールはほぼストレートかせいぜい軽いフックボール。その程度でした。


無論フックでもポケット(右投げなら1番ピンと3番ピンの間)にきれいに入ればストライクは取れます。


ただ、フックもカーブも使えるようになれば、その日のレーンコンディションに応じて投げ分けられるようにしていくことが可能なため非常に有利になります。


そこで、ネットで色々と調べました。本当に馬鹿みたいに調べました。


その中でもちょっと参考になりそうなサイトの動画を繰り返し見るようにしていきました。


ある程度頭に叩き込んだところで実践してみましたが、そう簡単にはうまくいきません。


たとえスコアが出たとしても、それは本当に満足いく内容ではない。いわば結果オーライのスコア。


そして再び動画を確認。動画も幾つかのパートに分かれているため、いきなり結果を求めるような核心部分ではなく基礎中の基礎から見直すようにしてみたのです。


すると、そこには自分の中に今まで全くなかったボウリングに対する考え方が映し出されていました。


「ボウリングのボールというのはそもそも…」


「曲げるというよりは…」


この考え方が完全に正しいものかどうかはわかりませんが、自分を実験台にして試してみる価値はあるかもしれない。別に間違っていてもいくらでも修正はできる。とにかくやってみよう。


そして次のステージが始まるのです。



著者の山口 寛之さんに人生相談を申込む

続きのストーリーはこちら!

引きこもり生活から少しでも抜け出すためにボウリングをはじめてみた 【其の七】

著者の山口 寛之さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。