まだ新幹線の来ていなかった函館の夏

ニュースでは一番列車の出発と到着を繰り返し写していた。新青森駅ー新函館北斗駅の開業で新幹線が北海道上陸を遂げた。

それを遡ること半年以上前函館にいた。

札幌が主な路程であったのだが、折角なので函館に寄っていこうとの単純な発想だった。

ところが札幌から函館への経路を調べてビックリ!

特急北斗で約4時間弱。ほぼ半日が潰れてしまう。

一番早い方法は新千歳空港か丘珠空港から函館空港へ飛ぶこと。

飛行時間は30分ほどだが空港への行き来を含むと約2時間半で着く。

機材は今時プロペラ機。感覚的にはバス。

早く新函館ー札幌間の新幹線の開業が待たれるわけです。

ところが開業予定は平成42年。2030年。

トンネルを10も掘らないとならない様なので時間が掛るのだと思いますが早い開業が待たれる。


函館空港は市内から30分ほど離れた北側に位置。そこからはバスで移動。

函館駅を経て宿泊地の赤レンガ倉庫にあるホテルへ。

屋上に露天風呂があり、そこから函館湾そして函館山を一望できる。

ホテルの周りはショップやレストランが整備されていて一大観光地。

その中にある回転寿司屋では珍しい「ほっけ」や「にしん」の握りを食べることができた。

夕食は同じ敷地にある居酒屋。毛蟹や生イカを思う存分堪能しました。

そこで気になったのが生イカの大きさ。

何か想像、期待してたものより1割、いや2割ほど小さい。


翌日は定番の観光コースを路面電車とタクシーを利用して回る。

基本的に山というか坂が多いので大変疲れる。

人の数も多い。半分以上は日本人ではない様な気がする。中国、韓国の方達か?

この年の夏は北海道の人が「異常」と言うほど暑かった。

お土産を買いに市場へと。

市場へとというよりはお土産さん。

「ウニ丼」とビールを昼食にして、その後、お土産選び。

毛蟹も小ぶり。???

念のために生イカも見たが、やはり小さい。

店の人に聞くとイカは今年は大きいのが岸に寄ってこないのだとか。

今度来る時までには大きくなってきておくれ。


一泊2日の日程であったけれど観光はこれで十分。

温泉と食事はもう1日滞在する価値があるかとも思うが。

今度は新幹線が札幌から開業したら是非に訪れてみたい。


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