偏差値を追い出して、この世から追い出される?ふざけんじゃねぇ!!

偏差値を追い出して、この世から追い出される?ふざけんじゃねぇ!!

  今、三重県の受験業界では混乱が生じている。教師は気づいていない。いや、祝杯でもあげているのではないだろうか?教師は、長年にわたって「偏差値追放!」「業者テスト反対!」と叫んできた。私の頃は、学校で行われていた「三進連」という業者テストが昨年、倒産した。

  文科省も「ゆとり教育」の誤りに気づき、削減された内容を戻して国際的な学力競争に負けないように舵をきっていることも関係がない。それは、日本一の組織率を誇る日教組の先生が文科省と対立していることに関係がある。

  私は塾を経営しているので、生徒たちの声を聞く。大人の思想的な対立など、彼らには関係がない。ただ、志望校に合格したいだけだ。そういう立場から見ると、日教組の先生が「競争をあおる偏差値や学力順位反対」として、自分の校内の学力順位さえ教えてもらえないのは、困る。

  本当は、校内の学力順位だけではなくて他校との学力順位も知りたい。そうでなければ、どの高校へ願書を出してよいのか分からない。現状では、願書を提出するための基礎的データが何もない。

  もちろん、教師は「調査書が合否の半分を決める」と指導し、自分の指示に従うように誘導する。生徒の立場から言うと、脅迫だ。「オレの言葉は絶対だ。逆らったら、高校に受からんゾ!」というわけだ。

  これの、どこが民主的な教育なのだろうか。私は、右でも、左でもない。ただ、生徒の声を正直に書いている。社会主義の行き着く先は、北朝鮮や中国のような独裁しかありえない。自分が100%正しいわけだから。

  先日、地元の中学校では保護者会が開かれたと生徒が言っている。教師の体罰が行き過ぎて、釈明の会見だという。武器を持って対処するしかないほど悪い生徒は、いる。教師に同情する。しかし、今は教師は刺されても何もできない時代なのだ。

  私の塾生は、そんな生徒と強制的に「班」を組まされて、教師の補助のように予習も復習もしない生徒を教えるように指導される授業が嫌で嫌でたまらない。自分の勉強ができないので困っている。

  しかし、教師に逆らうと調査書に何を書かれるか分からないので、どうにもならない。自分の勉強時間がとれない。その結果は、以下のとおりだ。


四日市高校は、データ提供が早いので本年(H28)のものですが、桑名高校と川越高校は昨年度(H27)のデータです。生徒数は年度により差があるので概数です。

合格者数○    四日市高校 桑名高校 川越高校 生徒数  合格率

1, 光陵中学校     16        49         3       180      38%

2,  陵成中学校     17      42        7        200      33%

3,員弁中学校        1          15          7       80         29%
4,東員第二中学校    1         19         9       110      26%

5,藤原中学校      2        10         3          60     25%

6,北勢中学校      5        17        6        120      23%

7,東員第一中学校   2        19         5        120      22%

8,大安中学校      4         8         8       140      14%

  四日市高校、桑名高校、川越高校は、地元では「進学校」扱いとなっている。  上位の「光陵中学校」「陵成中学区」の2校は、桑名市にあり保護者の多くが名古屋に勤務している都会の中学校だ。地元の中学校は、いなべ市や員弁郡にある。歴然たる合格者数の違いだ。都市部では、保護者も生徒も極端な左翼教育は嫌う。

  地元の北勢中学校や東員第一中学校の生徒は、本来なら15名くらい進学校に合格できるはず。これだけの、犠牲者が出ても北朝鮮のような国が理想の教師には聞こえない。

  私の塾で、もっと詳細なランキング表を発表したら、ある御父兄から電話があり「いなべ総合(高校)って、そんなにレベルが低いんですか!?」と言われた。私が、「はぁ?何をおっしゃっているのでしょうか?」と尋ねたら「私、いなべ総合卒なんですけど!!」との抗議。

  それほど、田舎では偏差値、ランキング付けに抵抗がある。それを分かっているので左翼教育が盛んになり、上位校に合格する生徒は極端に少ないわけだ。この構造は50年間、なにも変わっていない。

  ただし、優秀な生徒は都会の情報に敏感だ。「絶対に、この町から出ていく!」という子が多い。実際、もどってこない。あまりに閉鎖的なのだ。日本全体の左翼系の生徒支持者は2割にも満たない。なのに、三重県は日教組が100%という驚異的な組織率なのだ。

  私はアメリカの中学校で指導させてもらったことがある。午後2時半になったら、学校は消灯で教師も生徒の誰もいなくなる。クラブは強制、宿題も全員おなじもので強制、教師の指示は絶対。これは、アメリカなら軍隊か囚人くらいしかありえないシステムだ。

  三重県北部のこの地区では、四日市市民病院を頼る人が多い。実際、私の母が心筋梗塞で地元の「いなべ総合病院」に救急搬送されたら、手に負えないそうで四日市の市民病院に送られた。

  この病院の医師は、名古屋大学の医学部から医師の供給を受けていると言われている。名古屋大学の医学部は、この地区の受験業界では、最高ランクに位置する。激しい競争を勝ち抜かなければ、合格できるわけがない。

  さて、ここで、疑問が生まれる。

「左翼の先生は、偏差値を否定されるけれど、死にそうなときに、名医に診てもらいたくないのか?」

  名医が必ずしも旧帝卒ではない。それは、そうだが、受験制度を否定したら、もっと名医が増えるのでしょうか?

  医者だけではない。私は塾講師をしているが、生徒や保護者の見る目は厳しい。Fランク大学卒では、生徒は集まらない。だから、私は英検1級に合格してみせて、京大を7回受けて成績開示したのだ。

  社会に出て働いた経験がない教師には、そういう世間の厳しさが分かっていない。ママゴトを教えたら、誤解する生徒もでてくる。世間では生きのこれないではないか。

  たまに、「私は先生と考え方が違う」と議論をふっかける生徒がいる。私はできるだけ誠実に返答するようにしているが、よく聞くと学校の先生のウケウリであることが多い。「人々が助け合うべきだと思います」「クラブは人間形成に必要だと思います」。

  私は、そう考える人がいてもいいと思う。しかし、100%全員に「強制的」にやらせるのは間違いだと信じている。そういうやり方を、独裁という。では、クラブのないアメリカ人は、人間形成ができていないのだろうか。

「アホは教えないのか!!」と誹謗中傷されることもある。そんなことは、言っていないが、感情的な人の耳には入らない。「では、マジメな生徒を犠牲にすることは、どう思われるのでしょうか?」と聞きたいところだ。

  私は、一番の解決法はアメリカ方式だと考えている。つまり、授業が終わったら生徒を自由にすることだ。もっと勉強したい子は、塾でも家庭教師でも独学でもすればいい。サッカーをしたい子は、仲間どうしでも、サッカー教室でも行けばいい。強制ではなくて、自由に選択させればいい。

  地元の左翼学校からは出ないが、大勢の教師からクラブ活動に反対表明がなされている。

教師に「部活の顧問をしない」選択権を! ブラックすぎる現状訴える署名活動に激励の声

中学、高校の先生といえば、学業のほかに「部活動の顧問」をやって当たり前――。そんなイメージを持っている人も多いだろう。特に若い先生たちは、ベテランの先生から持ち回りと言われて頼まれれば、なかなか嫌だとは言いにくいに違いない。そんな現状に、ノーを突きつける動きがあるようだ。署名サイトのchange.orgでは12月24日、文部科学大臣に向けてこんな依頼をする呼びかけが起こっている。

 生徒も、教師も、保護者も反対しているのに、どうして変わらないのだろう。

 私が、こういうことを書くと誹謗中傷がくることがある。それは構わないのだが、生徒たちが犠牲になっていることは放置できない。本来なら、進学校から大学に進学して知的職業に就けるはずの潜在的な生徒が毎年15名犠牲になっている。

  塾生の子の声は、悲痛なのだ。教師もブラック企業だと訴えている。それだけではない、国会でも問題になっている。私の塾生は、「教師なんて、絶対にならない。モンスターペアレントが酷いもん」と言っている。

  「教員って、ブラック企業と同じじゃん」とも言う。

部活動で超勤100時間、勤務日数30日の教員も―馳文部科学大臣「今のあり方は見直す必要がある」

3月10日、参議院文教科学委員会で共産党の田村智子議員が質疑を行った。教員の過重労働の問題を取り上げた田村議員に対して、馳大臣などが回答した。本記事では、その質疑の様子を書き起こしでお伝えする。

  みんな、これでいいとは思っていない。なのに、どうして何も変えられないのか。それは、ひとえに日教組がマズイ。生徒の選択の自由、教師の選択の自由を奪っているからだ。

  ここに生まれた中学生、高校生が気の毒だ。校内順位も分からない。模試もない。勘で受験校を決めるしかない。授業は、最低レベルで、やる気のない怠けた生徒の尻ふきをさせられる。

 「ふざけんじゃねぇ!」という生徒の声が聞こえないのなら、教職になど就くべきではない。

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