エストニアどうでしょう⑤ 欧州最大の自然公園の一つ ラへマー国立公園へ行く 穏やかすぎる自然とエストニア人の性格の関係とは?

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僕はその海を見て驚いた。全く海面が波打っていないのだ。


これ本当に海?



波がないのだ。



ダリオ
シンヤ、海水を舐めてみろ



言われた通り、指ですくって海水を舐めてみた。


なんだこれは!?



ほぼ塩味がしない。これが海水?本当に海水?



淡水が混ざった河口とかだったらわかるけど、海でこの味?



そしてその海では、波だけでなく風も全く吹いていなかった。




波もなくて風もない。



そういえばタリン市内でもあまり風を感じた記憶がない。



波無し、風無し、味無し


ここまで「無し」が続くと逆に凄い。自然界には当然あるはずと僕達が思っている自然現象と刺激がここでは全て無いのだ。



エストニアには地震も無い。



エストニアには高い山も無い。



他の国にはある色んな自然現象がここエストニアではとても穏やかだった。



こういったとても穏やかな自然がエストニア人の優しくて大人しい民族性を長い年月をかけて形成していったことはいうまでも無い。



エストニア人にとてもゆっくり、おっとりした人が多いのも頷ける。




この穏やかな自然にしてこの国の穏やかな人々あり。だ。




ラヘマー国立公園での自然と触れ合う体験を通して、このエストニアに住む、静かで優しくて穏やかな人々への理解を、より一層深める事が出来たと僕は強く感じた。




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