「痛々しいラブ」

※注(下ネタが含まれます)師走の話。前のね。


「あらかじめ決められた恋人たちへ」

泣けて、踊れるバンド。それが新代田feverでlive。

いつも通り、一人で参戦。やっぱ泣けたし踊れた。


中でも大好きな「翌日」20分に届く名曲、でもやらなかった。

あ〜そっか聞けないか。と思ってたら女子二人組がガラ悪く「もっと演れー」とアンコールをせびってる。


それをトニックとソーダを半々にしたジンを飲みながら、見守ってたら、閃いた。「そうだこの娘達に翌日を演るようにお願いしてみよう」話しかけ翌日をリクエストしてもらうも、会場の都合でこれ以上できないらしい。最近のライブって時間どうりに終わる感じがしてヤダ(閑話休題)


ライブハウスをでる。feverはでですぐに交差点。

信号待ちをしていると、さっきの女子達に話掛けられた。

「ちょっと一緒に飲まない?」


ま、まじかスタンドも月まで吹っ飛ぶ衝撃。

30過ぎてからライブハウスに通い、早7年。初めて誘われた、しかも女子に。三人で下北まで移動して飲んで、line交換。


二人は来週にGEZANを代官山UNitに観に行くらしい。

知らないバンドだげど「あら恋」好きな人ってどんな音、聴くか興味あるから、unit行った。すると前の方に二人を発見。

近ずくと、好みの方の女子が気づいた。

笑顔で飲んでいたドリンクを押し付け、最前に飛び込んでいく。

笑顔で人ごみに割り込んでいく彼女。


そう、恋に落ちた。


その後、ご飯を三人で食べていると「年末に桜木町で忘年会あるから来なよ、みんな音楽好きだよ」との誘い。ノータイムで参加を決める。


忘年会では二人とも、全く相手をしてくれない。はい、でたこのパーターン知ってるよこの感じ。どういうつもりで誘ったのかつもりを知りたいわ。でも、その場の空気を壊す気にもなれず。初対面の人に話かけカラオケも参加「今夜はブギーバック」を入れるもマイクを奪われる。


あ〜あ。この感じね。聞いたことないけど、俺にはよくあるシチュエーション。何も始まってないキッズリターン状態。


と思ったら5月に彼女から連絡が(好みの方ね)

東南アジア歴訪の旅、成田発。え?我が家、成田まで30分だよ。泊まりにくれば、成田まで送ってくし(スカした感じ)って行ったら家くるってばよ。


ま。マジック?ど、どうしよう、ねえ、ボク、どうすればいい?ってamokで相談したら「とりあえずおっぱいを触るのは礼儀でしょ」ってな結論。いやね、触りたいだけではないのよ。もちろん相手の嫌がることはしないよ。只ね、男の家まできて手をだされないのも、女子にとって礼を失するよね。仮に断れるにしても、

「この前さ〜。変な奴に手、出されそうになって、ちょーキモかった」って彼女にエピソードをプレゼントするのが、男子の嗜みと結論。


で、もてなさなければ「我に準備有り」これ重要。強い酒から甘い酒まで用意して、掃除はつまようじが飛び出すほど。部屋も車内もファブリーズで池ができるほどまきました。照明も暗くおしゃれな電球をAmazonさんにお願いしましたよ。



で、当日。採りたて野菜もカルボナーラも準備済。

お酒もすすみ、会話も弾む。で、そこで「私、オージーの彼氏がいてさ、彼とアジア回るのよね」


うん?でもまあOK!彼女は続ける「それでさ〜やっぱ人種の違いってあるよね、彼のは大きくてさ血がでちゃうの」


え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


何、その展開。どうすればいいのさ?なんて返すのが正解?

てか正解あるのか?え?なんで俺にいうの?このタイミングで?


「そっか」


おい。お前、てか俺。なんだその返し。完全キャパオーバー。

頭の中は虹色のクルクルがずーっと回っているじゃん。

こんな恋の終わりってあるの。ないよ。いや今ある。


同じベットで寝るのは無いよね。この状況で。

はい、寝袋だしました。別々に寝ました。

寝る前に彼女が「酔った勢いで手をだしたりしないでよね」


「もう少し君のこと好きじゃなければ手をだしてたよ」


↑なんだ!おいお前。てか俺。その返しは「絵に描いて額縁に入れた」くらい気持ち悪いぞ。THEキショイ。


えーん。春が終わらないよ。青いよ。


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