離婚の話
この国では離婚するのに1年離れて暮らしてから
初めて手続きができるシステムとなっています。
そして移民にやさしく、何かあったら身元引受人が全て支払うという法律が定められている。確か有効期間10年だったと思う。
もちろんこの法律を夫は知り尽くしているので、全力をもって
日本に帰そうとしているが、引っ越し代全て何も支払わない限り無理な話である。そして夫がなかなかお金を返してくれない。
姪が白血病で治る見込みがないという状態での帰国はかなり難しかった。そして1年後に法廷に行かねばならぬので面倒だといえば面倒である。
夫は簡単に済ませたい思考で(支払う気全くない)弁護士を雇わなかった。
本当は 子供の養育費をお前が成人するまで支払うところを俺は請求してもいいんだが
オマエが生活費を支給しないならまけてやってもいいと言い出した。
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お前のこともだろう??私の子供ではないのになぜ養育費を支払わないといけないのか?
あまりにもあいつの頭がおかしいので、友達に相談してかれの知り合いの弁護士を雇い書類を済ませた。
そしたら夫も弁護士を雇った。
書類が送られてきたのだが、
私との結婚後に夫が義理の母とのジョイントアカウントをつくっていたのだ。そして
仕事はしているが稼げていないので私の生活費を支払うのは無理といわれた。
本来なら支払う義務があるのだがうまいこと 逃げられた。
しつこく夫婦はジョイントアカウントを作るのがこの国では常識と言われ続けていたのだが
無視し続けたのが幸いであった。お金は結構な額を盗られたが 8割は戻ったので
良かったと思うしかない。
一年後会うことなく離婚成立☆その後
ヒーティングパットを返してくれと連絡が入ったが知らん(すでに捨てた)そんなことより、お金の返金はいつしてくれるのかを聞いたら連絡が途絶えた。
有り難いことである。二度と会うことのないように祈る。
自力で生活できるように成長できたのは友達の助けがあってのことなので
感謝しています。このところ 神経が図太くなったのでどこでも行けていけるとおもう。
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