ニートで恋愛依存症だった自分がゲームで出逢った人を好きになり経営者になった話し6

著者: 青木 恵美

「ねぇ…彼女の事、私の事どうするつもりなの?」「私の事どう思ってるの?」

長年、我慢してた言葉は一度口に出してしまうと、一気に彼を責め立てるように溢れて来た。

もう止まらなかった。

そして彼の口から思ってもみなかった事を言われる。

彼「彼女はほったらかしにしてたら終わった。ずっと連絡きてないから終わったと思っていい」

私「えっ?」

「じゃ私は?何?」

彼「お前とも付き合ってねぇ…

って言うかこの前のゴタゴタで、お前の存在マイナスだからな、わかってる?」

「やっぱり女なんか信用できねぇ」

この辺の会話は頭が真っ白で、あまり覚えてません。

ただただ彼女と別れたら自分が…と勝手に信じていた自分が愚かで死にたかった。

ゲームと彼を失なった自分には何も残ってなかった。

それほど私はゲームと彼に依存していたのだ。

私は1ヶ月誰とも話す事なくベットから起き上がる事も出来なくなっていた。

毎日毎日、何の為に生きてるのか分からず頭の中は死にたい!それだけだった。


そんなある日、母親から電話がかかってきた。

尋常じゃない私の様子に次の日、母親が名古屋に飛んで来た。

虚ろな私を見て母親が言ったひと言は「お願いだから死なないで…」だった。

泣きながら何度もお願いされた。

幸せじゃなくてもいいから生きていてと…

胸が締め付けられそうだった。

そして母親が帰る間際に言ったひと言

「あんた人生をかける覚悟があると言って名古屋に来たんだよ!」

そうだった…

私の覚悟って何だったのか?

人生をかけるってどう言う意味なのか?

私は名古屋で何かをしたのか?

私は本気で考えた!

人生こんなに真剣になった事ないって位に考えた!





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