虐待をしない。わが子で手がいっぱい。それでも虐待をみたら通報しましょう。通報しても素性はバレません。医療機関からは通報します。~歯医者編~
歯医者での虐待の兆候で、私が知っているのは12歳のお子さんの永久歯がほとんど全滅、歯髄まで虫歯が進行。入れ歯か、というような子をみた瞬間です。
痛かった、と思います。お子さんです。痛いといっても歯医者につれてきて貰えなかったのです。
いまでは「ネグレクト」
というのでしょう。 母親は今はやりの毒母。
そして母親より「女」である人間なのでしょう。 今勤務の職場ではなく、独身時代のときの経験談なので、消費期限切れな内容ではありますが、いまだに忘れることのできない患者さんです。
当時の上司が通報したことだけ覚えています。
その後、患者さんとしていらっしゃることは二度となく、歯のこともそうですが、あの12歳の女の子が、笑って生きててくれたらいいなと思います。結局、通報してその後まで知ることが出来ないので通報することがいいことなのか、不安になるときもあります。
それでも虐待は、いつか子どもの命を奪う危険性があり、大人である以上、みつけたら勇気をもって通報してください。 私はこの職業柄(歯科衛生士)今後も、虐待は見逃さないようにしたいと思っています。
テレビの虐待のニュースが根絶する日がくるかは、わかりません。
それでも、「減らす」ことはきっと出来ると信じて。
著者の館花 琴音さんに人生相談を申込む
著者の館花 琴音さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます