うつ病患者、ビリギャル、会社創業者、みんなに愛されるサービスを目指して

今から10年くらい前、僕が大学生だった頃、一番流行っていたSNSはmixiだった。

(いちおう)mixiについて知らない人のために簡単に説明しておくと、日記を書いたり自分の趣味などのコミュニティに所属して友達(マイミクと言う)と交流を深められるサービスだった。

今だとFacebook, Twitter, LINE, InstagramなどをSNSの選択肢もいろいろあるけど、当時はほぼmixi一択だったんじゃないだろうか。


とにかくみんな使ってし、結構みんな日記も書いてた。

ファッション・メンヘラで病んでる自慢してくる人も、ビリギャルっぽい自分語りする人も、学生ベンチャーやってますよ的な意識高い人もみんな日記を書いて暮らしていた!

意気投合した初対面の人、口説きたい相手には必ずマイミク申請したものだ。(mixiより前だとメルアドを聞いたし、いまだとLINEを交換する感じ)


個人的には、mixiの機能の中で一番好きだったのはコミュニティだ。

好きな映画や音楽に関するコミュニティに属するのはもちろん、なんとなく見栄えが良く見えるって理由で興味ないコミュニティに入ってたって人も多かったように思う。

普段全然本を読んでなさそうな人が、ドストエフスキーのコミュニティに入っていたり。

僕はと言うと好きな女の子が入っているコミュニティを見て、偶然好みのアーティストや映画が一緒みたいな感じを装ったりした。。(いや、みんなもしたでしょ?)

そういった不純な動機の人間も沢山いたが、ガチな愛好者が集まれる場としてもしっかり機能してたので、オフ会なんかも結構あった。


僕も何回かオフ会に参加したし、コミュニティの管理人になったりもした。

そこで感じたのは、あるカテゴリーに精通してたり意見を持ったりしてる人は、コミュニティ内でリスペクトされるということだ。


マイナーな趣味とかを持ってる人が、リアル世界で賞賛されるとは限らない。

例えば、中学とか高校でマニアックな趣味をもってたり特定のジャンルについて異様に詳しかったとしても、人気者にはなれなかったりする。

実名制のSNSであるFacebookが標準になってから、リアル世界のカーストが引きずられマニアックな知識やスキルが賞賛されずらくなったように思う。

最近だとコミュニティごとの色付けがされたSNSってのが減っていき、割と均一なリア充コンテンツで溢れるようになった感がある。



そんな古き良きネット世界に懐かしさを感じていた僕に衝撃を与えたのがマストドンだ。

マストドンとはなんぞやというと話をすると非常に長くなるので自分なりに超訳すると、任意のユーザーがマストドンのサーバー(インスタンスと言う)を立ち上げ管理人となり、そこにユーザーが集まりコミュニティが形成され、Twitterのように自由につぶやいたりユーザーをフォローできる感じだ。

実際に市町村や趣味のインスタンスが形成されたりしており、雑談、意見交換、議論などが活発に行われている。



自分も複数のインスタンスにアカウントを持っており楽しく使わせてもらっている。

こんな素晴らしいコミュニティを無償で運営している管理人のみなさんを心から尊敬し感謝の気持ちでいっぱいである。


このマストドン・コミュニティの発展に少しでも貢献したいと考え恩返しになればと思い作ったのがMASTMAN(マストマン)だ。


MASTMAN(マストマン)とは、一言で言うとマストドン管理ツールだ。

投稿の予約管理、フォロワーの管理、レポートなど様々な機能が備わっている。

ボット管理、フォロワー属性の把握、マーケティングなどの用途としても使えるツールを目指している。


マストドンを100倍楽しんでほしい、そんな願いを込めて作ってみました!

これからどんどん機能も増やしていくのでご期待ください!

つづく(かも)


p.s.

タイトルはstorys.jpの殿堂入りのストーリーを見て、だいたいこんなタイトルなら釣れるだろうというアレです


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