『伝心メール』のプログラムを作成したPIK村井社長という変わったオジサン

世の中、面白い人っていますね~

 

今回のストーリーは、ここ数年で知り合った方の中で、何だか良くわからないが、とにかく変わっていて面白い人、PIKというWEB制作会社の代表でいらっしゃる、村井さんのお話です。

※ご本人には本内容掲載のご了解を戴いております

数年前、『相続知識のススメ』というサイトを、私の会社で立ち上げたのですが、その時にお世話になったのが、村井さんの会社でした。

 

当初は、担当者の方としか接触が無かったのですが・・・

コトの発端は、私のそのサイトに、『南米アンデス音楽』のページを加えたことでした。

 

自分でもどうかなぁ?とは思いましたが、とても真面目な相続に関するサイトなのに、『南米アンデス音楽』という個人的な趣味の世界を入れてしまった訳です。

 

「アンデス音楽って、どんな音楽なんですか?」

 

というPIK担当者からの質問に対して、

 

「あ、コレ見てもらった方が早いかな~」

 

と、私自身の演奏をUPしてあったYouTubeチャンネルを見てもらいました。

 

「ふぇ~、何だか珍しい楽器ですけど、イイ感じですねぇ~」

 

「あ、そう言えば、ウチの社長(村井さんのこと)もですね、会社に誰もいなくなると、こっそり自分でギター片手に歌を歌って、YouTubeにUPしたりしてるんですよ~」

 

「へぇ~~!マジでぇ~~!」

 

「あ~、でもわかるわかる、社員がいたら恥ずかしいもんね~(笑)」

「ところで、どんな歌をUPしてるの?」

 

※この時、担当者がニヤッと笑ったような記憶ですが・・

「ゲゲゲの鬼太郎とか・・」

 

「えっ? ゲゲゲの鬼太郎?? ねずみ男が出てくるアレ?」

 

 

「あ~、見てもらった方が早いですよね、これです!」

 

といって、その場でモバイルPCから見せてもらったのが下記動画です。

 

【ゲゲゲの鬼太郎 オープニング曲のモノマネ】

こりゃ面白い! というか・・、メチャメチャ歌が上手い!

 

「いや~、今すぐにでも君んとこの社長に会いたいなぁ~」

 

こんないきさつで、私は村井さんに会いに行くことになりました。

自分のサイト構築のことなんか、もうどうでも良くなってまして、

とにかく村井さんという人物に会ってみたいと思ったのでした。

 

村井さんはこんな人でした

大学を中退 ⇒ 音楽の専門学校へ ⇒ ドラマーを目指す

そしてプロのドラマーとして10年ほど活躍する

何かきっかけがあったのだと思いますが

その後、プログラムを学び、システム会社で働く

そしてWEBシステムの開発をご自身で手がけるようになり

独立してPIKを立ち上げる

 

年齢も私と同い年だったり、

ジャンルこそ全く違うけれど、二人とも音楽好きだったり・・で、

出会いは大いに盛り上がりました

 

そして、しばらくしてですが、

「村井さんなら、自分が考えている伝心メールというシステム、色々と一緒に考えながら作って行けるんじゃないかなぁ?」

そんな気がしてきまして、プログラム作成をお願いしたのでした。

 

続く後日談をお話するかどうか、まだ決めてはおりませんが

約1年間、本当に喧々諤々、個性が強い双方の主張がぶつかる場面も多々あり、そして、苦しみつつ苦しみつつ、伝心メールというサイトは何とか立ち上がりました。

 

その最中、あまりにも伝心メールのサイト構築に没頭していたこともあって

家にも帰らず、事務所で夜な夜な酒を飲みながら、システムの流れを毎晩考え込んでいた私だったのですが、そんなとき、ふと、出来上がった詩がありました。

 

その詩は、以下の内容ですが、これに村井さんが曲をつけてくれて、YouTubeにUPしてくれたのです。

 

ヤなことあると 愚痴りたくなる

イイことあると 伝えたくなる

だから一人より 二人がいい

ふとした横に  誰かいるといい

 

酒はいつでも  一人がいい

人恋しさを   思い知るから

不安な時には  二人がいい

本当の想い   伝えられるから

 

人は誰でも   何かを残して

どこかへ飛んで 行けるだろうか

飛び去った後に 大気のゆらぎが

貴方の頬に   伝わって欲しい

 

悠久の大地は  何も変わらず

ただ黙々と   見守り続ける

何が正しいか  知る者はない

今の世界は   今だけであると

 

 

 

改めて今、自分が作ったこの詩を眺めてみますと、

伝心メールの基本コンセプトが何となく埋まっている感じです

 

どんな曲か、ご興味ある方は、こちらから

【酔ったオヤジのブルース】

※曲名は村井さんがつけてくれました



村井さんとは、飲みながら色々と人生も語り合ったりしました。

お互いに50を越えてきている訳ですから

そりゃあもう、色々な過去の出来事なんか、一度には語りつくせません

時々、目に涙を浮かべて話すような・・・

そんな時もありました


だから、今、振り返りますと、断言できるんです。

このシステム・・・

人生の酸いも甘いも、そこそこ経験してわかってる、

そんな同年代二人だから 生まれたんだ・・・と

きっと、バリバリの若いプログラマーと組んでいたなら、

私が望むようなシステムは、完成しなかったんじゃないか・・・と


この伝心メールというシステム

単に連絡先不明の相手にメッセージを送る・・・

という、単純なコンセプトではないと思っています


時間軸を飛び越えて

心温まるメッセージを、未来の子供達へ送ったり


相手の連絡先なんか知っていたとしても、

敢えて、そっと、メッセージを書いて隠しておいたり・・と


そんな、奥深い気遣いができる人たちの伝達ツールとして

今後、これが普及しようが、普及しまいが

現実、そんなシステムが世の中に生まれたということで

村井さんには本当に感謝しなければなりません


あ、そんな村井さんですが、最近・・

「敏 いとうとハッピー&ブルー」


♪わたし祈ってます~♪  とか


♪よせばいい~のに~♪ という歌で有名なグループですが、


なんとぉ~~!

バックコーラスメンバーに抜擢されました!

向かって一番左に村井さんがニコッ!としてますねっ



まぁ、これからも仲良かったり揉めたりするのかもしれませんが、


村井さん、今後とも宜しくおねがいしますねっ!!

 



長い文章、ここまでお読み戴き、本当に有難うございました。

皆様も、村井さんを応援してあげてくださいね

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