次回作品のためのプロローグ書いてみました!

2013年07月04日(木) THEME:
プロローグ 私は常々、教会員にあなた方は宝です。それ以上です。と、くさいことをいっている。というのは私たちの教会は明らかに前科者、刑務所から出てきたものを受け入れる教会である、そんな教会を選んで来てくれた人、ここで救われてそういう人と共に人生の苦楽を共にしたり、あるいは共に礼拝したりしている。かかわりを持ちたくないと思われても仕方の無いことなのだが、こうして共に人生を共有している。宝以上の存在だ。心があるところに宝があるというがいつもこの愛する教会員たちのことを思っている。 出所して自立できる人、できない人、刑務所に帰ってしまう人、元の世界に戻ってしまう人、、、開拓を始めた8年前に比べたら一喜一憂しなくなったと思うが、それでも去って行く人に対してつらい思いをする。 いろいろな経験をして労力の分、報われなかったり期待にこたえてくれなかったり、裏切られたり、傷ついたりしているうちに教会生活、住み込みルールについて出所者受け入れについてだいぶハードルが高くなったと思う。しかし、基本的受け入れ姿勢は変わらない。「やる気、本気度」なのだ。そして大切なのがその「持続」をどう後押しするか。 出所者で救われ自立し今も忠実に教会につながっている仲間、霊の子の証を学研から「誰でも未来は変えられる」というタイトルで出版した。その中の一人は私の卒業したJTJ宣教神学校に入学した。更なる証が続いている。ラッパーも元気だ。 そんな彼らを見るにつけ自分自身も成長しなければならないと奮起するし、謙遜でありたいと思う。天性の明るさ、人懐っこさを活かして伝道に励みたいと思う。 聖霊という三位一体の神様にはいつも驚かされ、気づかされる。 教会が一番あふれていた時期、今日は少ないなと講壇からその日の人数を数えた。33人。そのうち前科者が10人。前科者率は高いが休んでいる教会員もいるので圧倒的に非前科者のほうが多い。そのときに聖霊なる神様が私に語りかけた。 「お前はなんと罪深いのか。自分も前科物じゃないか。」 痛い!!こういう内なる声を聞いて私は自分を思わされ悔い改め、謙遜になる。 敷居が高いとはどんな意味か?(読売新聞調べ) 1、高級すぎて入りにくい 45%回答 2、不義理をして生きにくい42%回答 この答えは、② 「不義理をして行きにくい」私の読売新聞のスクラップブックより なるほど、教会の敷居が高いとは 「罪のゆえに神と人間関係において不義理をしていて行きにくいところ」 ならば、だからこそ!敷居を低くしなければならない。 というのは教会は神様からの赦しを宣言をもらうものであり、その宣言は判決文のように生涯有効である。その宣言のゆえに赦されたことで責められることもない。 寛容とは「過去の失敗をとがめないこと」と辞書にあった。 神の赦しの宣言の下にわれわれは寛容でる。 それは赦されたものとして赦していく神の法則に生きる民の群れが教会なのだ。 このことが世間にもっともっと浸透できたら敷居は低くなる。私たちの教会は敷居を低くしなければならない。 私たちの教会のモットーは十分助けてもらいなさい。そして十分助けてもらったら助ける人になりなさい。である。私もシロアム・キリスト教会に住み込んでやり直しをしてきた一人なのだから。

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