モテる男は学生時代にもらったチョコの数を気にしない

著者: 黄 蒼天

モテる男御用達の鶏ガラと蕎麦を購入するため、

近所のショッピングモールへ向かい、

エスカレーターではなく階段で1Fへ向かう途中、

見てはいけないエリアが目に入った。

赤、黄、金、ピンク、

鮮やかなカラーで彩られ、

女性達がその周りに集まっている・・・

そう、

バレンタインシーズンの到来だ。

バレンタインデーにチョコというのはもちろん、

スイーツ帝国によって意図的につくられた文化だ。

「女性から男性に」、という殺し文句で、

お祭り・イベント好きの日本人にバッチリマッチした。

意図的にブーム、トレンド、文化を創作する、

彼らの知略はさすがと言うほか無い。

メディアも駆使し、

テレビではイケメン芸人や俳優が、

50個だの100個だのもらったチョコ数の自慢をする。

その度に焦りと期待を感じ、

いつも以上に優しさアピールしながら学生生活を送り、

当日はクールなふりして期待しながら学校に向かい、

落胆とともに家路につくのが恒例になっていたが、

今思えば、

チョコレートをもらえなくて正解だったのだろう。

油と砂糖のコラボレーションは、

慢性的な病気になるにはもってこいの組み合わせだからだ。

世にはモテる男というより、ルックスだけが取り柄の男も多数いるが、

彼らの薄っぺらさは、

50個100個のチョコレートを、

食べ尽くしていた事も関係しているのだろう。

スイーツ男子は大人になるにつれ、

もてない男へと変貌をとげるのだ。

逆に言えば、

学生時代、本命チョコレートをもらえなかったとしても、

これからの人生を謳歌する事にはまったく支障がない。

ルックスだけのきどったあんちゃんよりも、

『双龍門気功法』で内臓を鍛え、

昼も夜もアグレッシブに活動し、

好奇心や包容力があり、大人の余裕で女性をエスコートできる男の方が、

生涯を通じてモテるに決まっているのだ。

PS.愛しの彼女には、

バレンタインにチョコは不要と当然のように伝えた。

代わりに手作り料理を振る舞ってくれるらしい。

愛する人にプレゼントをするという気持ちさえあれば、

チョコでなくても十分に愛情は伝わるのだ。

バレンタインデーとチョコレート

http://www.chocolate-cocoa.com/dictionary/history/valentine/v02.html

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モテる男も活動中の肝臓腎臓強化部。

昼も夜もパワフルに活躍でき、

女性にはもちろん、

年齢・性別・仕事・趣味を超えてモテる男を共に目指そう。

参加人数は現在800名超え。

日々活発な意見交換がされている。

"元気があれば何でもできる"。

元気になりたいと望むなら、

ぜひ勇気をだして門をたたいてほしい。

http://souryumon.com

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