私のアメリカ移住 (5)
鯉の滝登り や、龍 や 観音様では無く、
アメリカントライバルの模様を左肩に入れた。
そんな、驚く程大きくも無い。
長さ10cm位だと思う。
蜘蛛の様にも見えるし、
炎の様にも見える。
のちに、ネットで調べてみたが、今だになんの意味のトライバルなのか、分からない。
でも、気に入っているから、トライバルの意味は関係無い。
タトウーを入れた時点の、自分の中の理由が重要なのだ!
アメリカ旅行から、日本へ帰国したその日。
空港に着いて一路家路へ の車の中で私の携帯が鳴った。
なんと、国際電話で、Mさんから。
「渡米に関して、質問や不安な事が有ったら、いつでも連絡下さい!」
アメリカ行きを後押ししてくれる人が見つかって、心強かった!
日本に帰って、何度か温泉に行った。
おばちゃん達が、私の肩のタトウーを見て、コソコソ話しているのが聞こえた。
おばちゃん達には、タトウーと言う感覚は伝わらない。
どう見ても、刺青だ。
温泉の入り口には、サインが貼ってある。
"刺青のある方の入浴をお断りして居ます"
えー、それって、見た目で人間を判断する、差別じゃないか!
小さな子供と温泉で一緒に成った時は、コソコソでは無く、大きな声で、
「お姉ちゃん、肩に蜘蛛が書いて有るよ~」と、言われた事も有る。
"オバちゃん"じゃ無くて、
"お姉ちゃん"と読んでくれて
まずは、ありがとう。
母親に見せた時は、
もう、ビックリ仰天だった!!(笑)
この世の終わりの様な、大げささで驚かれた…
血圧が一気に上がった、と言って、かなり憤慨していた。
これで、息子とアメリカに移住したいと言ったら、この人は、心臓発作を起こすかもしれない…
と、マジで思った。
まあ、アメリカ行きは、
全部決まってから、
いつものように
結果報告しよう
そう、コッソリ、心の中でつぶやいた。
続く
著者のYlinen Megさんに人生相談を申込む
著者のYlinen Megさんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます