大学に行く意味を見いだせず

一応高校は進学校だったため

高3にもなると一気に受験モード。

今まで同じクラスで仲良かったやつも

別のクラスになってしまい

コピーバンドの方もみんな

受験やら就職活動に集中したいから

という理由で解散。

この一年は楽しかった記憶がマジでない。

バイトも一応受験だから…という理由で辞めた。

家に帰ってきても勉強する気ないので

ゲームとか携帯いじったりとか

テレビ観て普通にゴロゴロしてたと思う。

あまりにも暇で出会い系にも少し手を出して

東京のメル友が出来たり、

何人か近所の高校生と会ったりした。

授業でもなんかテストの回数が増えた気がして

みんな一生懸命取り組んでいるのに

俺は適当にやり過ごしていた。

「なんでこんなことやらないかんのかなー」

「めんどくせーなぁ…」

「なんで俺学校来てるのかな」

大学行って何かしたいわけでもなかった。

将来に漠然とした不安を感じるようにもなった。

少しずつこの辺から人と関わるのも

避けるようになった。

自分から誰かに話しかけたり

仲良くなろうっていう気持ちも無くなった。

本当につまらなかった。

つまんなかったっていう記憶しかない。

早く卒業してフリーターにでもなるのかな…

と思っていた。

夏休みは勉強じゃなくて

ひたすらFF10をやっていたのだけは

覚えている。

他にやることなかったので、マジでやり込んだ。

それだけは一生懸命になれた気がする。

そして冬になり、センター試験。

とりあえず受けた。

その後その辺の大学も一応受けたが

全部落ちた。

当然の結果だ。

勉強しなかったしそもそも受かる気もない。

親も「大学行っておきなさい」みたいな事言うし、

学校も一応進学校という事もあり

大学受験を勧めてくる。

周りもそういう空気だったし

就職を選択する人間も少なかった。

そもそも俺も就職をするという

選択はなかったので、大学も受かれば行くか…

みたいな考えだった。

が、見事に全部落ちたので、

このままとりあえずフリーターかなと思っていたら、

受けた大学の姉妹校みたいな同じ系列っていう感じの

専門学校から入学案内のパンフレットが送られて。

特に入学試験もなく、

願書出せば入れるっていう事だったので

まぁフリーターになるよりいいんじゃない?

っていう流れで入る事に。

進学した学校はIT系の専門で

パソコンは当時から興味あったし

就職にも強いらしかったので、

まぁとりあえず通っとくか。

という感じだった。

なんとか高校は卒業し、

専門学生に。

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