うちの母親のミラクル
母は偉大なり。
というのも、息子からしたら、どうしてそうなるのか、想像もつかないミラクルをやらかすからだ。
先日、うちの母親が「何か送るものある?」と聞くから、「じゃあ、食べ物送って」と返したら、
近所のスーパーで買った大根、たまねぎ、てんぷら、刺身、煮物、山崎パンが送られてきた。
母さん、山崎パンは、歩いて5分のコンビ二で買える……。
刺身や煮物は着いた時点で賞味期限が過ぎてた……。
いや、文句を言ってはいけない。愛ゆえ。きっと、母なりの深い考えがあるのだろう。
という話を弟にしたら、
「まだマシや。俺のところにはなぜか、白髪染めが送られてきた」。
そう言えば、昔から突拍子もないことを思いついては、実行に移す人だったな、あの人。
著者の塩川 誠さんに人生相談を申込む
著者の塩川 誠さんにメッセージを送る
メッセージを送る
著者の方だけが読めます