沖縄のアンバサダー、県産素材を使ったチューハイ「WATTA(ワッタ)」の挑戦
色鮮やかにフルーツが描かれた缶チューハイ。県外で見たことがある方はよほどお酒好き、もしくは南国好きかもしれません。この「WATTA(ワッタ)」という名前の缶チューハイは沖縄では絶大な人気を誇る缶チューハイです。
“ワッタ”とは沖縄の言葉で“私たち”。また何かとなにかを“割った”というカクテルとしての意味も持たせています。ブランドがスタートしたのは2019年の5月。沖縄で暮らす全ての人たちが「私たちのお酒、私たちの美味しさ」と感じ、楽しめる商品として開発されました。
オリオンビール社初のチューハイ商品として、県民の皆様にも発売前からご期待をいただき、第1弾はやはり沖縄県民のソウルフルーツと言っても過言ではないシークヮーサー味を選びました。これまでに限定商品を含め、全9商品を発売しています。
“私たち”のお酒だからこそ、沖縄県民の皆さんの意見を取り入れながら作りたい!と、発売記念イベントではお客様に開発途中の10フレーバーの中からお気に入りのフレーバーに投票をしてもらいました。その中でも特に人気が高かったのが、パッションフルーツとソルティシークヮーサー。それぞれ9月に「WATTAパッションフルーツ」と11月に「WATTA雪塩シークヮーサー」として発売をしました。
私たちの挑戦は続いています。3月には、沖縄北部で農業を通じて沖縄を盛り上げている農業生産法人 株式会社クックソニアの芳野幸雄さんにご協力いただき、希少な県産レモンを使ったWATTAレモン檸檬を発売しました。
流行りのレモンサワーですが、私たちが「WATTA」としてこだわりたいのは県産素材を使うということでした。開発は県産レモンを探すというところから始まりました。
開発メンバーは県内各地の農産物直売所を定期的に巡回し、メンバーのネットワークをフル活用した結果、クックソニアの芳野さんに辿り着きます。
開発部調べになりますが、沖縄でまとまった量を作っている農家は沖縄で一軒。レモンの枝には刺があるため、台風の多い沖縄では管理が難しいこと、また海外産との価格差が大きいことから、10年程前までは多数いたレモン農家がほとんど辞めてしまった事情があります。
県産レモンを食べてみると、レモンとライムの間のような、普通のレモンとは違う酸味のまろやかさ、香り高さがあり、そのままで食べてもおいしいものであることがわかりました。
芳野さんや農家の人の想いに触れるなか、このレモンを一滴も無駄にしたくないという想いから、オリオンビールでは通常市場に卸せない規定外の商品も含め、商品に使用することにしました。
「WATTA」の良さは商品を通じて、沖縄の県産品の良さを伝えられることです。「WATTAレモン檸檬」が売れることで、沖縄のレモン農家も活性化していきたい、そんな想いで商品を完成させました。組み合わせたシークヮーサーとの相性も良く、お互いを引き立てあう仕上がりとなっています。
こうした「WATTA」ですが、好評を受けて今月5月26日(火)にリニューアルを控えております。沖縄県のアンバサダー的な役割として、今後も皆様に「沖縄らしいワッターのチューハイ」と感じていただけるようなフレーバー展開を目指していきます。みなさんご存じのあの!沖縄企業とのコラボレーションも展開予定です。オリオンチューハイWATTAにどうぞご期待ください。
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ