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今日が、残りの人生の最初の1日。

1年で売上6倍へ!たった一人で立ち上げたアンケートサービス「Live!アンケート」が "会社の収益の柱"となった理由

著者: bravesoft株式会社


bravesoft株式会社が提供する「Live!アンケート」は、2019年7月のサービス導入以降、多くの企業イベントやTV番組、スポーツイベントなどでご活用頂き、右肩上がりで契約数・売上が拡大しており、ローンチから2年弱でbravesoftの事業の中心、収益の柱となっている。

しかしながら、本サービスがこうした形で事業化できているのは偶然の産物であり、元々ここまでの事業展開は考えていなかった。そんな本サービスの事業化に向け奔走し、今日の成功を納めたのは、ある1人の男の信念と挑戦の結果によるものであった。


今回はそんなLive!アンケートをここまでの事業へと拡大した、その男ーProduct Growth事業部長・伊藤 伸博(いとう のぶひろ)の成功に向かって、駆け抜けた2年間の記録を紹介させて頂く。

人物紹介


伊藤 伸博(いとう のぶひろ)

bravesoft 執行役員 / Product Growth事業部長

1977年生 / 北海道出身


デザイナーとして過去に様々なWebサービス開発に携わり、特にモバイル分野での経験が多数。自社事業だけではなく様々なユーザー向けアプリの開発ができることを理由にbravesoftに入社。アプリ・業務システム開発などのディレクション全般を行ない、2020年1月よりProduct Growth事業部長に就任し、2020年7月、執行役員就任。


プロダクト紹介

イベントがもっと盛り上がるリアルタイムアンケートシステム


Live!アンケート(ライブアンケート)は、その場ですぐに投票・コメント・クイズができるリアルタイムアンケートサービス。デザイン変更などにも対応可能となり、大規模イベントから社内向けイベントまで幅広くご活用頂けるサービスとなっている。

これまでにYahoo様、POLA様、講談社様、ベネッセコーポレーション様などの社内イベント、NHK様、日本テレビ様、山陰中央テレビ様などTV番組、清水エスパルス様、ヤクルトスワローズ様などの公式戦・ファンイベントなど、幅広い用途で活用されている。

https://enquete.eventos.tokyo/



偶然の開発 〜 たった1人での事業化に向けて

bravesoftの主幹事業「eventos」はイベント公式WEB・アプリをノーコードで作成できるプラットフォームであるが、イベント会場でイベント自体を盛り上げる1コンテンツとしてリアルタイムアンケート機能のプロトタイプが完成したのが2018年初冬の頃だった。

しかしながら、この機能の汎用性や、競合が然程いなかった点などに可能性を感じ、eventosから切り離して"Live!アンケート"と言う1コンテンツとして販売をしていく事とし、2019年7月にサービスが開始された。

サービス開始以降、eventosのクライアントなどの紹介で口コミを広げ、徐々に契約は増やしていたが、事業化・収益化に向けてはまだまだのブレイクスルーを必要としていた。

そんな最中、当時コンシューマアプリ部門の責任者だった伊藤に、bravesoft代表取締役の菅澤から白羽の矢が立った。


「"Live!アンケートを盛り上げてくれ"と社長から打診を受け、やるしかないと決意しました」


とは言うものの、当時Live!アンケートは担当する部署があったわけではない。

他の事業部からリソースを調整してもらっていたが、必要最小限のヘルプで、最大の結果を出す必要があった。

それこそ本格的にLive!アンケートに向き合わなければならないのは伊藤のみ。たった1人でのプロジェクトであった。


そこで伊藤が第一に着手したのは、年額/月額料金の制定とクレジット決済機能を行うサブスクリプションの仕組みの作成。単価も低いし、専任の営業もいないので、まずは人がいなくても事業を回せる仕組みを構築した。


そして次の第二に着手したのは広告。大量の広告費を投じて紹介動画を作成し、SNSを利用した形で広告展開を行った。完成したばかりのサービスに多量の広告費を投じる動きには社内から疑問視する声もあったが、それでも伊藤は貫いた。


「しっかりとした動画広告があると、ユーザーは安心するんです。確かに、そこで広告費をかけるのは辛かったのですが、そうした"信頼の為の投資"が長い目で見た時に絶対に必要であると考えたので、踏み切りました」


そうしたアクションは少しずつ結実し、徐々に契約が増え始めた。

動きが評価され、翌2020年1月より、伊藤がこれまで管理していたコンシューマアプリ事業部において、Live!アンケートも担当する事となり、人員も増えて、ようやく伊藤が思い望んだ体制が整った。


しかし、そうして事業拡大の萌芽を迎えつつあったLive!アンケートは、2020年2月に"最大の危機"を迎える事となる。



2020年 事業部設立当初のLive!アンケートチームメンバーとの1枚。ここにいるメンバーが後の"奇跡"を巻き起こす


"臨機応変"の対応で危機を脱し、期首の売上6倍を実現

新体制が整い、Live!アンケートにフルコミットで尽力できる状態となった伊藤は、2020年1月より精力的に動いた。そして翌月2月のイベント総合EXPOに出展し、かなりの手応えを伊藤は感じた。

多くの商談でスケジュールは埋まり、Live!アンケートの担当営業と毎日クライアント先を駆けずり回ったが、一斉にその機会が失われた。

新型コロナウイルス影響拡大による"イベントの中止・自粛"である。


あれだけあった商談の予定が無くなり、具体的に導入が決まりそうであった商談も白紙となり、厳しい状況が続いた。


「ショックでしたが、ただ立ち止まっている訳では何も始まらなかったので、ライブ配信に対応できる機能を導入しました。そうして少しずつオンライン化に転換を考える企業様からのお問い合わせを頂くようになりましたし、その中でPOLA様での成功体験が提供できたのは大きかったと考えております」


"ポーラ化粧品"で有名な株式会社POLA様が、ワークショップや研修会をオンラインで展開していく需要があり、Live!アンケートを有効活用する事で、インタラクティブにオンラインでやり取りをしたいPOLA様の要望に100%答える事ができた(導入インタビューはコチラ


また、この時期に"YouTuber"や"V-Tuber"の方にも配信内でLive!アンケートをご活用頂き、成功体験を提供する事で、これまで強みにしていたリアルイベントでの盛り上がりに加えて、「オンラインイベントでもイベントを盛り上げる事ができる」と、この時期に伊藤は確信し、更なる新プラン"エンタープライズプラン"の提供を開始する(その際のプレスリリースはコチラ


「お客様の話を聞いていると、個別のニーズがあるのですが、SaaS製品なので、全てのニーズには答えられないんです。ただ、"開発力"はあるので、やろうと思えばできるので、それであればプランを追加して答えようと思いましたし、それが両社にとってWin-Winであると考えて、エンタープライズプランの提供を開始しました」


このエンタープライズプランが結果として成功した。


大規模の視聴者が受講するオンライン授業を検討していたベネッセコーポレーション様は、既成のSaaSサービスを使用してリアルタイム配信+アンケートを検討していたが、そうした既成のSaaSサービスは専用サーバは使用できないと考えていた。

そんな最中、タイミング良く専用サーバを立てて配信を行えるエンタープライズプランを提案する事で、理想に近い形の配信を行う事を実現し、結果としてオンライン授業も大成功を収める事ができた(導入インタビューはコチラ


そうして紆余曲折、波乱万丈の1年が終わった。

日本全体で経済が厳しい1年だった2020年、結果としてLive!アンケートは2020年1月の売上の6倍を記録し、期首に設定した目標に対しても200%達成という嬉しい結果でフィニッシュした。


ここまで短期間でMRRを6倍にまで成長させたのは伊藤の決断力の結果であると言っても過言ではないだろう。


売上15倍の高みを迎え、そしてこれからの展望

そして2021年4月現在、Live!アンケートの勢いは止まることを知らず、4月現在の予測MRRは、伊藤がLive!アンケート事業の責任者になった2020年1月時点のMRRと比較すると、15倍のMRRを積み上げた(4月終了見込)

この達成に関して伊藤は「自分だけでなくメンバーが頑張ってくれたお陰」と謙遜するが、伊藤のイニシアチブと決断力、そして信念によるである。


そんな伊藤は今後のLive!アンケートのこれからどのようにしていきたいのかを、こう語る。


「まだまだリアルタイムアンケートという言葉は、そこまで誰もが知ってる言葉では無いので、市場における存在感を高めて、身近な存在になっていく事をまずは目標としています。そして、それが浸透した頃には"リアルタイムアンケートと言えばLive!アンケート"と呼ばれているようになっていたいですね。その上でゆくゆくはアンケートシステムを越えて、"エンゲージメントを高めるコミュニケーションツール"の中心を目指していきたいと思っています」


まだまだ伊藤の目指すビジョンは果てしない。





■ 会社概要

商号   :bravesoft株式会社

代表者 :代表取締役 菅澤 英司

所在地 :〒108-0014 東京都港区芝四丁目13番2号

設立   :2005年4月4日

事業内容:イベンテック、体験アプリ開発

資本金 :2億5,000万円(資本準備金含む)

URL   :https://www.bravesoft.co.jp/


■ 本件に関するお問い合わせ

担当:広報戦略本部 高瀬 将臣

TEL:03-6809-6030

FAX:03-5443-5324

Mail:m.takase@bravesoft.co.jp


■ サービスに関するお問い合わせ

URL:https://enquete.eventos.tokyo/

Mail:liveqa@bravesoft.co.jp




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