ひとりで開発した商品「ツボかるた」の新商品完成までの道のり。そして、TV番組の取材を受けるまで…

皆さん『ツボかるた』をご存知ですか？

恐らく大半の方は知らないと思います。

『ツボかるた』は、カードゲームをしながら、ツボ押しをすることができ、おうち時間に楽しく健康増進ができる商品です。医療系広告代理店 Medic Art8(メディックアートエイト)の代表・クリエイターの横山　陽子（よこやま　ようこ）が、渾身の力を込めて開発し、2020年11月に販売開始をしたばかりの商品になります。

この『ツボかるた』なのですが、世の中の流れに沿って、おうち時間にひとりでも楽しめるツボかるた（ひとりツボかるた）を出したいと考え、新商品を出すことにしました。

ひとりで開発した商品をどのようにブランディング・宣伝していくべきかの奮闘を経て、

このたびTV番組の取材を受けることができました。取材を受けたことによって得た学びや『ツボかるた』の新商品の完成までの道のりを、ツボかるた開発者の横山がお伝えします。

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ツボかるた　開発者　横山　陽子　（横山　陽子）

医療系広告代理店 Medic Art8　代表・クリエイター

大学で美術と工学と医学を学んだ経歴を活かし、医療関連の情報伝達を様々な切り口から行う。イラスト、デザイン、動画制作、ライティングができるマルチクリエイター。医療系で最も求められる正確さを損なうことなく親しみのあるイラスト制作を行い、わかりやすい医療の広告づくりを目指して活動中。

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【『ツボかるた』とは　［商品紹介］】

ツボに興味を持っても漢字の名前で難しそうと感じる方が多く、ツボ押しは広く一般に普及していません。ツボかるたは、カードゲームをしながら楽しくツボ押しが行なえる商品です。普通のかるたのような遊び方もできますが、ひとりで「ひとりツボかるた」として遊ぶこともできます。 様々な試行錯誤を経て完成した最初の商品が、高齢者向けの商品『健康ご長寿ツボかるた』で、介護施設をメインターゲットとして、現在販売中です。

ツボかるたについての詳細はこちら。

https://ouchidekenkou.com/tsubo-karuta/

※「ツボかるた」は商標登録済み。特許出願中（特願2020-218428）

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◆新商品を出すことにしたきっかけ

〜　無我夢中で活動した結果、見えてきた答え　〜

『ツボかるた』の最初の商品を介護施設向けに特化した理由は、介護レクリエーションでは日ごろからかるた遊びが行なわれているので、浸透しやすいのではないかと考えたからです。2020年11月に開かれた介護系の展示会で『健康ご長寿　ツボかるた』を発表したところ、来場者の方に興味を持っていただけました。

ですが、かるたという名前であるが故に、4000円という価格が「かるたにしては高いと」言われ、どのように売っていけばいいのだろうか、と考えるようになりました。

2020年12月、内閣府が後援するビジネスプランコンテストの最終審査会で、『ツボかるた』を使ったビジネスアイデアを発表しました。

賞を取ることはできませんでしたが、審査員の先生に『ツボかるた』を評価していただけ、そのときいただいたアドバイスで、『ツボかるた』は介護施設以外にも、ニーズがあることに気づくことができました。

その後、『ツボかるた』に興味を持っていただけた審査員の先生に、思い切って個別に連絡を取り、お話をした後に「介護施設向けとは別に、一般向けの商品を価格を下げて、“

かるた”として出して勝負をしてみよう」という決心がつきました。

◆ 決心をしたら、即行動！

〜　一般向けの『ツボかるた』のニーズを確認するために　〜

当時、『おうちで健康！ 遊び感覚で楽しくツボ押しができる新商品『ツボかるた』を広めたい』という内容でクラウドファンディングを行なっていました。

プロジェクトを立ち上げたときは、高齢者向けの『健康ご長寿 ツボかるた』を医療・福祉施設で広く利用していただくために、価格を下げた形でキャンペーンを実施したいという内容でクラウドファンディングを行なっていました。

しかし、「これまでにない商品を介護施設に導入したい」の内容では、介護施設の方や友人以外には、なかなか興味を持っていただくことができませんでした。

そこで、価格を下げた『ツボかるた』の新商品をリターンに付けてみたところ、「おもしろそう」とリターンを購入していただけることができ、クラウドファンディングを成功させることができました。

展示会やクラウドファンディングの様子の詳細は、以前のストーリーを参照

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◆新商品完成まで、あと一歩

〜　大きく商品内容を変更した理由　〜

当初、『ツボかるた』の新商品は、コストを下げるために、既存の介護施設向けの『健康ご長寿 ツボかるた』のサイズを小さくして販売する予定でした。

ですが、今回は、個人向けの『ツボかるた』。同じ内容ではだめで、ひとりで遊ぶ『ひとりツボかるた』をもっと楽しくできるようにしないといけないと考えるようになりました。

ツボかるたの実演をしていて、一番多かった質問は「ツボの押し方」についてです。

よって、ツボを押したことがない方が、『ツボかるた』を見ただけで直感的にツボの押し方を理解できる内容にリニューアルしようと考えました。

また、クラウドファンディングのコメントで、

「かるた（ゲーム）としても、ツボについての読み物としても、内容が気になったので購入させてもらいます。普及に向けて、頑張ってください！」

というコメントがあったのです。

そのコメントを読んだ瞬間、『ひとりツボかるた』は、読み物としてもおもしろい内容にするべきなのだ、と気づくことができました。

かるたとして遊ぶこともでき、ひとりで読み物としても楽しめる内容にするには、どこを改良すべきかと考えたとき、読み札の文章の改定に加え、ツボについての説明やマークも簡単に付けてみようという結論に至りました。

ツボの押し方や読み物的な要素を新たに追加するにあたり、35年の臨床経験と延べ20万以上の症例経験という、ベテランの先生に新たにご協力していただくことにしました。

専門家の先生からいただいた意見・アイデアを元に、内容を大きく変更することができました。

現在、著者校正中で、今月末に入稿、2021年5月末に発売する予定で動いています。

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◆「ツボかるた」認知度拡大に向けての奮闘

〜 自分が開発した商品を世の中の人に広く知っていただくには？ ~

コロナ渦の中、広告需要が減っており、新しいビジネスの切り口を見つける必要がありました。そのような状況の中で見つけた答えが、「『ツボかるた』にかけてみよう」ということです。

『ツボかるた』は、アイデアを思いついたことから始まり、様々な人のご協力を得ながら、横山がひとりで開発した商品です。だからこそ、商品に対する思い入れも強いものがあります。一日中『ツボかるた』のことを考える日々が続きました。

悩みはたくさんありました。

• 『ツボかるた』を世の中の人に広く知っていただくには、どうしたらいいのか？
• 『ツボかるた』を横山が開発した商品だとブランディングする方法は？
• 介護施設向けの『健康ご長寿 ツボかるた』の販路をどう開拓していくのか？

など……。

数ヶ月の間、「何とかしなければ！」という思いから、営業活動に加え、様々な活動を行なってきました。

2020年11月　展示会に出展をして、デモ実演を行う

2020年12 月　ビジネスプランコンテストに応募

2021年1月〜2月　クラウドファンディングに挑戦

2020年2月 ツボかるたのYouTubeチャンネルやツボかるた専用サイトを立ち上げる

など……。

しかし、なかなか思い通りにはいかないもので、世の中にないものを新しく出しても、なかなか広く知っていただけないのだと、いうことを実感することになりました。

ですが、めげている場合ではありません。商品やターゲットによってブランディングや宣伝方法の正解は違うと思うので、まずは自分で調べて片っ端から試し、自分が納得できるやり方を見つけないといけないのだと、悟ることができました。そこで、日々、行動あるのみで活動をしていました。

そのような中、TV番組のディレクターから、「番組で『ツボかるた』を紹介したい」という、オファーをいただくことができました。

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◆初めてのTV番組取材で学んだこと

〜 商品やビジネスだけではなく、自分自身を見つめ直すきっかけにもなる 〜

TV番組の取材が決まったとSNSで報告をしたときに、周りの方からの第一声が「おめでとうございます」という言葉でした。それが最初はピンとこなかったのです。

その理由を考えた結果、『取材を受けるということは、自分の商品の「ブランド力」が社会に認められ始め、発信力が増してきた、ということなのだ』と気づくことができました。だから、皆さんの第一声が、「おめでとうございます」だったのだ、と理解することができました。

取材は、このご時世ですのでZoomで行なわれました。

初めてTV番組の取材を受けるに当たり、いただいた台本を元に、練習をしていました。

ですが、練習だけでは対応できないものなのです。

台本関係なしの展開もあり、かなり焦りました。

取材の中で、過去の経歴などの質問もありました。

商品やビジネス以外に、自分のこれまで生きてきた道のりを含めて簡潔に話すことは、慣れていないとなかなか難しいものだと実感することができ、自分自身を改めて見つめ直すことができました。

また、開発している新商品についても、番組ディレクターの方に、とても評価していただけていたので、自信が付きました。

一人で事業を行なっていると、日々不安との闘いです。

コロナ渦の中、生き残るために、どのようにビジネスをしていけばいいのか、試行錯誤を繰り返しながら、正解を見つけて行くしかありません。

日々、必死に活動をし続けた結果、TV番組の取材を受けることができ、

頑張っていれば、いつかは報われるのだと実感することができました。

取材を受けた番組の放送は、今週の土曜日に決まりました。

お時間がある方は、放送をご覧になっていただけますと嬉しいです。

【放送日時】　　

2021年4月17日（土）11:30~12:00

BS-TBS 『最旬！ トレンドサーチ』

https://www.bs-tbs.co.jp/entertainment/trendsearch/

【番組予告動画はこちら】

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◆最後に

〜「ツボかるたで、皆さんに元気になってほしい！」 〜

ツボ押しは、いつでもどこでも誰もができる健康増進方法です。

新型コロナウィルスの影響でおうち時間が増えて、身体の不調を感じ始めている方たちが、『ツボかるた』を使っていただくことで、セルフケアを日頃から行なっていただけるようになればいいなと願っています。

今後のツボかるたの展開については、「April Dream　4月1日は、夢の日。」プロジェクトにて、熱く語っています。

よろしければご覧ください。

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【医療系広告代理店 Medic Art8(メディック アートエイト)について】

医療の世界は、難しい印象をもつ方が多いと思いますが、医療の世界をもっと身近に感じていただくには、ビジュアルから入るのがいいのではないかと考え、見て伝わる医療の世界を表現することに日々挑戦中。

具体的には、正確で美的感覚にすぐれ親しみのある医療系イラストの作成、動画の制作などになり、専門性の高い医療広告を一括で請け負うことにより一貫性のあるブランド化を行っています。

医療系素材サイトを運営することで、コストを下げた形で効率よく医療広告を制作しています。

HP ：https://medicart8.jp