東京オリンピック馬術のニューヒーロー:福島大輔選手
福島大輔選手は、8月4日に東京・世田谷区の馬事公苑で行われた障害馬術個人の決勝に出場し、6位に入賞しました。
43歳の福島選手と13歳の愛馬チャニオンは、70名を超える出場者の中から選ばれたわずか6名の選手として、クライマックスのジャンプオフに臨み、完璧な走りで日本のスポーツファンを魅了しました。
福島選手とチャニオンは最終的に6位となり、イギリスのベン・マー選手がペダー・フレデリクソン選手とマイケル・ファン・デル・フルーテン選手を抑えて金メダルを獲得しました。
福島選手は、総合馬術個人で4位に入賞した戸本一真選手と同様に、母国大会での快挙となりました。
福島選手は、今回の入賞について次のようにコメントしています。
「自分の結果に驚いています。憧れの選手や馬たちと一緒にジャンプオフに参加できるなんて、夢のようです。もちろん、最終的にメダルを獲得することができなかったのは残念ですが、チャニオンと私がここで最高のパフォーマンスを発揮できたことはとても嬉しいです。」
福島選手は、2016年のリオオリンピックにも出場しており、2度目のオリンピックとなりました。リオオリンピックでは、日本の団体戦13位に貢献しましたが、個人戦の1回戦で敗退しました。また、2018年のアジア大会では、日本のチーム銀メダル獲得に貢献し、FEI世界馬術大会には2度出場しています。
福島選手は、次のようにコメントしています。
「総合馬術での戸本一真選手の印象が強かったので、それに影響されて良い結果を出せました。日本のレベルはヨーロッパに比べてまだまだですが、東京オリンピックで結果を出すことで、より多くの人に馬術の魅力が伝わり、日本の馬術競技の発展につながると嬉しいです。」
福島選手は、齋籐功貴選手、佐藤英賢選手とともに6日の障害馬術団体に臨みます。福島選手は、数年ドイツで過ごした後は、日本に永住することを決めており、今年が最後のオリンピック出場の機会となる見込みです。
障害馬術の新フォーマットでは、3つのスコアがすべてカウントされるため、大きなプレッシャーが予想されるなか、福島選手は6日からの障害馬術団体について次のようにコメントしています。
「チームのメンバーが3人しかいないのでプレッシャーがあり、失敗は許されません。大切なのは、各選手がそれぞれのラウンドに集中し、ミスをしないことです。もちろん、メダル獲得を目指して大会に臨みます。」
東京2020オリンピック大会関連情報はこちら。
https://olympics.com/tokyo-2020/ja/sports/equestrian/」
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