プロジェクト開始から完成まで1年半、全国の高校生がレシピ考案した地域の魅力再発見「高校生おせち」誕生秘話
プロジェクト開始から完成まで1年半、全国の高校生がレシピ考案した地域の魅力再発見「高校生おせち」誕生秘話
東武トップツアーズでは、2018年より全国の高校生とコラボした、地域の素材を生かしたおせち料理作りに取り組んでいます。2022年のお正月を彩る「高校生おせち」は全10校。地元の食材や食文化、地域の魅力を、おせち料理を通じて発信するプロジェクトです。
2022年の食卓を彩る「高校生おせちプロジェクト」は、2020年の秋からスタートしました。地域産品についての学習から始まり、ホテルなどの監修先による導入授業やレシピ考案、全体のメニュー提案を経て2021年春、ようやくレシピが決定しました。
その後、何度も試作を繰り返し、2021年夏に商品が完成と、約1年半の歳月を費やし、「高校生おせち」は生まれました。
おせちの開発に携わってみて
商品開発に携わった高校生たちからは、「おせちづくりを通じて、自分の視野がひろがった。広島の食材を知ることができ、地元がさらに好きになった。」(進徳女子高等学校/広島県)「洋食の奥深さを知り、料理の楽しさを知るきっかけとなった。」(綾羽高等学校/滋賀県)といった声があがり、本プロジェクトを通じて、地域の魅力の再発見や、新学習指導要領で2022年から本格的に導入される「総合的な探究の時間」を実践してもらうことができました。
老若男女問わず楽しんでいただけるオリジナリティあふれるレシピの考案
愛知県の修文女子高等学校では、どうすれば愛知県の特産品を日本全国、老若男女の皆さまに食べていただけるかを考えに考え、林檎とクリームチーズの栗きんとんや愛知県特産の銀杏を含んだ伊達巻をはじめとする和洋折衷のおせちを開発。普段のおせちとは一風変わったおせちになっているので、楽しんで食べてもらえたら嬉しい、と語ってくれました。
「大切な人に食べてほしいおせち料理」をテーマに小さな子どもでも食べられるようにと意識し、自然環境に恵まれた地域の豊かな食材を使い商品開発に挑んだのは愛媛県の松山学院高等学校。愛媛県産の海産物や肉類、柑橘類をふんだんに使用したおせちとなりました。
各校とも、全国の皆様に愛される、地元の食材を生かし、地元らしさを出したおせち作りを目指しました。
おせち交流会の開催
商品完成後の9月末に、参加校の生徒が地域産品を活かしたおせち料理のプレゼンテーションや意見交換ができる「おせち交流会」をオンラインで実施。各校のおせちのこだわり抜いたポイントや、苦労した点、また翌年以降の参考に、お互いに聞いてみたいことなどを共有する機会を設けました。
北海道三笠高等学校では、自分たちが作ったものと、商品化による冷凍の試作品とを食べ比べ、味の違いがなくなるようどんな工夫をすべきか苦労し、何度も試作を繰り返したと話してくれました。おせち料理の一品としてパイを入れたのは栃木県の宇都宮短期大学附属高等学校。お正月の食卓に華を添えられると思い、考案したそうです。パイのサクサク感を保つためにどんな工夫を凝らしたのか、という他校からの質問には、レシピを忠実に再現するために製造業者さんの素晴らしい技術力があったと教えてくれました。
今後の展開
来年度以降も高校生とコラボしたおせち作りを継続していきたいと考えています。また今後、さらなる地域の魅力発信と、全国の高校生たちのやりがいや夢を後押しできるよう、東武トップツアーズはこれからも「日本を元気に」をスローガンに様々なプロジェクトに積極的にチャレンジして参ります。
【参加高等学校一覧(都道府県順)】
北海道三笠高等学校 / 北海道三笠市
青森山田高等学校 / 青森県青森市
宇都宮短期大学附属高等学校 / 栃木県宇都宮市
東京学館船橋高等学校 / 千葉県船橋市
東京純心女子高等学校 / 東京都八王子市
立川女子高等学校 / 東京都立川市
修文女子高等学校 / 愛知県一宮市
綾羽高等学校 / 滋賀県草津市
進徳女子高等学校 / 広島県広島市
松山学院高等学校 / 愛媛県松⼭市
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【お申込みについて】
申込期間:12月3日(金)まで※一部商品を除く
申込方法:下記TABI YOSEサイト または お近くの東武トップツアーズ各支店
おせちパンフレット https://tobutoptours.libra.jpn.com/#/content/783
当社支店一覧 https://www.tobutoptours.co.jp/company/branch
TABI YOSE
https://tabi-yose.jp/high-school
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