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新型コロナで就職氷河期再来? 今だからこそ、地元で働く・暮らすことを考えてみよう! 地方新聞が高校生の地元就活を、共に考え、情報発信することに挑戦。

著者: 株式会社桐生タイムス社

コロナショックによる経済的ダメージは、非常に厳しく、今後経験したことが無いような就職氷河期を迎えることが予想されます。一方で、リモートワークやタイムシフト出勤、オンライン会議など、新しい働き方がスタンダードとしてますます定着していくでしょう。アフターコロナ時代の地方移住を考える方々も増加しています。


このような今だからこそ、群馬県桐生市に本社がある「桐生タイムス」は、地方都市を配布エリアとする地方新聞社のひとつとして、桐生エリアで学ぶ高校生に対して、地元で働く・暮らす・生きてゆくことを考え直す、きっかけ創りに挑戦することにしました。

まずは、「#桐生で働くって」という問いかけムービーを制作し、本日7月1日(水)より公開しました。



今後は、動画と連動した新聞特集コーナー連載を開始し、SNSやイベントを活用したメディアミックスのステージを開設し、衰退危機に瀕している地方都市に関わる多くの人に考え、参加していただき、これからの桐生の話を紡ぐ活動に挑戦します。

この『#桐生で働くって』プロジェクトによって、地域人材育成と地域活性化のきっかけになればという、地元に支えられてきた地方新聞の想いが動きだします!



桐生タイムス創刊75周年の挑戦


2月中旬の日曜日早朝に、撮影部隊は新桐生駅に降り立ちました。

元々は、桐生タイムス社の活性化を考え始めて数カ月、私たちの課題は、会議を重ねるごとに、「そもそも、この桐生エリアが元気にならなければ、いけないんじゃないの?」という壮大なテーマに変貌しつつありました。


桐生は、京都西陣と並び称される、1300年続く、織物の町として有名です。江戸時代より家内制手工業が盛んとなり、昭和中期までは群馬県最大人口の市として栄えていました。企業数も多く、「10人集まれば、社長が1人いる」と言われるほどでした。そのため、プライドも高く、自らを「群馬県人」ではなく「桐生人」と呼び、桐生市内では、群馬県のマスコット「ぐんまちゃん」よりも桐生市のマスコットキャラクター「キノピー」を多く見かけます。

個々人が強いので、エリアとしてのまとまりが弱い部分もありました。消滅可能性都市リストにも入っています。


私たち桐生タイムスは、このような桐生エリアの皆さんに支えられながら、県域紙ではなく、限定エリアでの市民情報を伝える地域新聞の存在でありました。

そこで、桐生タイムス創刊75周年の挑戦として、創刊時の「東毛の一角に先ず政治経済文化の理想郷を建設し新日本の誕生に寄与することが、新日本タイムス(桐生タイムス旧名称)創刊の使命である」という原点の心に立ち返り、桐生市民の皆さんと一緒に、『桐生で働く・暮らす・生きていく』ことを改めて考えていくプロジェクトを立ち上げることにしたのです。地方新聞社のミッションとして、桐生エリアに住む皆さんが、自分たちの地元をどのように思っているのか?まとめ上げてみて、配信し、語り合う場を創ることにしたのです。



「桐生で働くって、どうなんですか?」という問いかけをしてみた!


一番目に取り組んだことは、問いかけ動画の撮影です。

かつて栄えた桐生という街は、多くの地方都市と同じように衰退しつつあります。 高齢化、若者の他地域への流出は避けて通れないものなのでしょうか。

桐生で暮らす人はこれから減っていく一方なのでしょうか。

桐生に暮らすことを考えたとき、働くことを切り離して考えることはできません。 働くことは生きるために必要なことです。そこで、市内で「桐生で働くってどうですか?」インタビューを敢行しました。


飲食店オーナー、僧職、宮司、老人介護施設職員、タクシー運転手、販売店従業員、ドッグランオーナーと利用者、農家、建設作業員、散歩中の方、帰宅途中の女性会社員、高校生、高校教師、そして記者と様々な皆さんにインタビューをさせていただきました。



2日間で、延べ100名以上の方にお声がけし、総収録時間は4時間30分以上!

そして出来上がった2分50秒の動画には、50名以上の桐生エリアの方々が登場し、「桐生で働くことに対する想い」を語ってくれています。




コロナ感染拡大などで、動画お蔵入りの危機!


動画の編集が終盤に近付いた頃、日本国内は新型コロナ感染拡大により、学校休業から緊急事態宣言となりました。桐生市内も例外ではありませんでした。

まさに街から人々が消えたのです。

一方、社内では、動画のセンシティブな内容に対して、賛否両論が出ていました。問いかけ動画にしては、桐生に対してネガティブな言葉が多いのではないかという意見もありました。

撮影から2ヶ月以上も経過し、このプロジェクトや問いかけ動画の配信もお蔵入りの可能性も出てきていました。



今だからこそ、市民、特に桐生の高校生に

考え、発信できる場所を提供しよう!


桐生市内でも数多くの大人たちが、コロナと共に生きていくための新しい仕事の形を模索していました。桐生に数多くいる中小企業経営者が連携し、生きていくために、新たなビジネスや働き方を創り上げていく動きも出てきました。しかし、コロナの終息が見えてこない中で、地元企業の多くに来年以降の採用活動に多大なる影響が出てくることも見えてきました。

そこで、私たち「桐生タイムス」は、就職活動を控える高校生を中心に、このような今だからこそ、もう一度、地元で働く・暮らすことを真剣に考える、それも家族や学校だけでなく、桐生エリアの大人たちすべてが一緒に考えてくれる場所を提供することに挑戦しようとの思いに至ったのです。賛同してくれる多くの中小企業経営者の方々もいます。

桐生に関わる多くの人々に考え、参加し、語り合う場所を提供し、これからの「桐生で働くこと」を伝えていきます。

それこそが、地元に生きる普通の人々の普段の情報を届ける、地方新聞の新たな使命と考えるからです。


今後のフローとしては、

①7月1日(水)に、YouTube公式チャンネルを公開し、「#桐生で働くって」動画を配信します。同時に、桐生タイムス本紙では、社告によるプロジェクト始動を宣言します。

②7月3日(金)発行の桐生タイムス本紙に「#桐生で働くって」特集コーナーを掲載し、動画出演者や他の方々に、より深く取材した記事の連載を開始します。

③YouTube公式チャンネルへのフリートーク欄コメントや特集コーナーでの意見掲載によって、より多くの意見が活発に交換される環境創りを実行します。

④今後は、オンラインセミナー開催や他のエリア活性化プロジェクトとの連携も検討しています。新聞本紙だけでなく、多くのチャネルを活用し、桐生エリアが元気になり、就活を控える高校生たちが、地元で働くことを考えるきっかけ創りを実現します。


桐生エリアだけでなく、地方都市の今後を考える皆さんのご参加・ご意見もぜひお待ちしています!まずは、「#桐生で働くって」動画をご覧になってください!

現在の桐生タイムス公式チャンネルは、まだ1本の動画が収容されているのみですが、ここに集まる皆さんのフリートーク欄コメントにより、多くの活発で意義ある意見交換の場になることを願っています。より深いご意見を述べたい方は、「取材希望」とコメントください。新聞特集コーナーでの取材候補とさせていただきます!



*動画 「#桐生で働くって」プロジェクト 問題提起動画

YouTube 桐生タイムス公式チャンネル

7月1日(水)本日午後より公開配信いたします!


*桐生タイムス 

「東毛の一角に政治、経済、文化の理想郷を…」桐生タイムス社は1945年(昭和20年)12月10日、戦後の荒廃した郷土を憂えた木村貞一によって創刊されました。以来、中立・公正をモットーに市民とともに歩み、考える地域紙としての地位を確立しています。

お問い合わせ先 桐生タイムス 小澤 矢口

〒376-8528 群馬県桐生市東4-5-21 TEL.0277-46-2511(代表)

E-Mail koukoku@kiryutimes.co.jp 




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