417の企業・団体が賛同。イベントコンセプト「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」に込められた想いとは
ウエディングパークが2021年1月から取り組みをはじめた、結婚・結婚式のイマを知り、ミライを創り、体験していくプロジェクト「Wedding Park 2100 -ミライケッコンシキ構想–」。そのプロジェクトの一環として、2023年3月下旬には、東京・大阪で特別イベント「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展を開催します。
プロジェクトとして3度目の開催となる本イベント。公園のような公共性をウエディングに取り入れていきたいという想いを込めて、2023年3月21日(火・祝)〜24日(金)の期間では「渋谷区立宮下公園 (MIYASHITA PARK 屋上)」にて、2023年3月28日(火)〜29日(水)の期間では「グランフロント大阪」にて開催いたします。
今回は、本プロジェクトを推進する(株)ウエディングパーク 広報・宣伝の飛田 剛志が、イベントに関する想いを語ります。
未来に想いをはせて。「Wedding Park 2100」これまでの歩み
私はこれまで、広報・宣伝担当としてさまざまなPR企画を担当してきました。これまで出会わなかったような企業と企業、サービスと人などが繋がり、これまでにない価値を生んだり、何か新しい気づきを与えられたりといったきっかけ作りをしたいと、日頃から意識をしています。
結婚・結婚式の価値を見つめ直し、これからのあり方を考える機会を作りたいという想いのもと生まれた「Wedding Park 2100」も、そのひとつです。
Wedding Park 2100は「西暦2100年」という遠い未来に視点を置いています。年に1度のペースで開催している特別イベントでは、共創するクリエイターさんに、これからのウエディングの在り方や考え方のアイデアを表現していただくことを大切にしています。イベントを体験いただいた方に「未来にはこうなっているのかもしれない」「今のこの文化は未来でも変わらず残っているかもしれない」などと、イマとミライをいったりきたりしながら、結婚や結婚式への想像を膨らませていただくことを目指しています。
第一回目となる2021年は、白金台にあるイベントスペースにて、結婚・結婚式の歴史を80年前から振り返り、結婚式場や花嫁が今どんな結婚式を作り上げているのかを展示しました。また、お笑い芸人・作家の又吉直樹さんにショートストーリーを執筆いただいたり、未来の結婚・結婚式についてクリエイターのアイデアを展示しました。過去、今、未来をいったりきたりできるような空間づくりを意識しました。
昨年には、表参道にある「スパイラル」にて「100色の結婚式 −2100年までにカタチにしたい100のこと−」をテーマに、又吉直樹さんに前作の続編となるショートストーリーを執筆していただいたり、建築家の方に空間デザインをしていただいたりしながら、結婚や結婚式の“多様性”を表現した企画を展開しました。
昨年のイベントについてはこちら
2100年という遠い未来を軸にしたからこそ、普段は結婚式に関わりのない方にも新たな価値観を届けられ、企業とクリエイター、そしてイベント参加者を繋げられる機会になったと感じています。
昨年のイベントダイジェストムービー
イノベーションとクリエイティブの力で、ウエディングの価値を伝える
イベントのコンセプトは毎回、叶えたい未来と現状をもとに、プロジェクトに関わるメンバー全員で考え抜いて決めています。今回のイベントも、昨年の夏頃から構想を練り始め、コンセプトの決定までに2ヶ月ほど時間をかけました。ユーザー調査やウエディング業界の方々へのヒアリングを通して情報収集をしたのち、それぞれが抱えている課題の整理を行い、コンセプトを考えました。
情報収集のなかで見えてきた新しい課題が、「結婚式をやるか・やらないか」という問題以前に、そもそも結婚式に触れる機会も少なくなってきているということもあり、結婚式自体の魅力や価値が世の中に伝わりきっていないということです。結婚式は特別なものだからこそ、興味のない方や実際に体験をしたことない方には伝わりづらい。では、どうしたらいいのか、私たちは考えました。
その結果、“今回は、結婚・結婚式への興味を持っていただける層を広げるような誰もが自由に入れるイベントにしよう。そのために、イノベーションとクリエイティブの力で結婚式の本質的価値や魅力を伝わりやすくなるようにデザインしよう”と方向性を決めました。そして、「誰もが自由に入れて、遊ぶように体験でき、みんなで幸せを共有できる身近なもの」=公園のような公共性を追求していきたいという思いから、コンセプトを「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」に決定しました。Parkというコンセプトを最大限表現するために、場所は、若者が集う「渋谷区立宮下公園」と大阪の人気複合施設「グランフロント大阪」に決めました。
特別イベントのメインビジュアル
会場の設計においては、パークロードという名の一本道を中心に枝分かれして展示を設置する予定です。展示と展示の境は明確には設けず、空間にいる参加者全員で同じ時間を共有し、さまざまな体験ができるような空間づくりを現在進めています。東京開催においては、宮下パークの屋上ということで、開放的な空間でのイベントになるので、当日偶然居合わせた方や、イベントを知らずに訪れた方にも「あれ、なんだろう?楽しそうだから入ってみよう!」と興味を持っていただき、気軽に足を運んでいただけると嬉しいです。
イベントの内容は、常設展示と限定的な体験の二軸を楽しめるような設計を考えています。
常設展示では、プロジェクトに賛同いただいている企業様の想いを展示したり、これからの未来を担うZ世代が創造する「2100年の結婚式」に関する展示、メタバース空間で未来の結婚式の体験などをおこないます。
限定的な体験では、人と人の“縁結び”を連想させるおむすびを食べたり音楽を楽しんだり、今この場に集っている自分たちを祝うフラワーシャワーを楽しんだり…と、これまでのイベントとは違ってその場で体験することにも重きを置いた展示を予定しております。
ご来場いただいた方々に「こういった幸せの形があるんだ」「結婚式ってこんなこともやっていいんだ!」と、新しい発見に繋がったり、さまざまな価値観に触れたうえで「私はこれがいいな」と、ご自身の考えを発見し、持ち帰っていただけるようなイベントにしたいと考えています。
東京開催の会場となる「渋谷区立宮下公園」
選択肢を増やすことでウエディングを「自分で選べる」ように
「選択肢が増えることで、自分の大切にしたい軸が定まっていく」。ウエディングに限らず、働き方や生き方に関しても当てはまることだと思っています。とくに、Z時代と言われる若い世代は、与えられた選択肢の中から選ぶのでなく、自分の感覚や感性で着たいものを身につけたり、住むところを決めたり、食べるものを選んだりしています。そんなふうに、ウエディングももっと「自分の価値観に合わせて選んでいける」時代になっていったらいいなと思っています。
私自身、2100年は、きっと今では考えられないぐらい選択肢が広がっているだろうと考えています。多様化が進んでいく中で、個人の「幸せ」や「自分らしい生き方」の追求はどんどん加速していくのだろう、と未来に想いをはせています。そんな中でも、2100年においても結婚が幸せなものであってほしいですし、それぞれのカップルに合った結婚や結婚式があってほしいですね。
100人いれば、100通りの幸せがあります。今回のイベントを通してさまざまなウエディングの選択肢を知ったうえで、ご自身が「何にときめくのか」ぜひ探してみていただけたら嬉しいです。
「Wedding Park 2100」特別イベント「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展について
「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展は、ウエディング業界内外問わず、さまざまなクリエイターや企業、学生が参加する結婚・結婚式のミュージアムです。今までの当たり前にとらわれない多様な価値観が生まれている今、本イベントでの体験を通じて参加者、来場者の皆様とともに結婚・結婚式のミライを構想します。
本イベントは東京と大阪の2拠点にて開催をいたします。(※本イベントは終了しています。)
▼「Parkになろう −結婚式は未来の新しいパブリックに−」展 ダイジェストムービーはこちら
<東京開催>
日程:2023年3月21日(火・祝)〜24日(金)11時〜18時
場所:渋谷区立宮下公園 (MIYASHITA PARK 屋上)/東京都渋谷区渋谷1-26-5
公式サイト:https://www.seibu-la.co.jp/park/miyashita-park
<大阪開催>
日程:2023年3月28日(火)〜29日(水)11時〜18時
場所:グランフロント大阪 北館1Fナレッジプラザ/大阪府大阪市北区大深町3-1
公式サイト:https://www.grandfront-osaka.jp
イベントの詳細についてはこちら:https://2100.weddingpark.net/mirai/event/1441
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