「投資に興味のある人の背中を押したい」 リリースから1年、LINE証券が今4億円でキャンペーンを仕掛けるワケ
LINE証券は8月20日でリリースから1周年を迎えます。今回、1周年を記念し、総額4億円を用意した大規模なキャンペーンを実施するにあたり、キャンペーンの背景とLINE証券の今後の展開について、取締役執行役員のイと証券サービス企画チーム マネージャーの石川よりお話を聞きました。
LINE証券のキャンペーンは「ユーザーが投資体験」できるということ
今回、4億円を用意した大規模なキャンペーンですが、なぜこのようなキャンペーンを実施しようと考えたのでしょうか?
石川:そうですね。LINE証券は、8月20日で1周年を迎えます。リリース当初は、株式・ETFの取扱いからスタートし、同年11月には投資信託の取扱いを開始、2020年3月には「LINE FX」の提供を開始、2020年5月には取引所取引(現物取引/信用取引)の取扱いを開始し、株式取引に関するサービスについてフルラインナップを取り揃えて来ました。
リリース当初は、「初心者向けの少額投資」だと印象を持たれる方が多いのですが、この1年で総合証券会社としてのサービスを揃えてきており、100株単位の取引所取引、信用取引、投資信託の積立など本格的な取引が1つのサービスの中でできるようになってきました。初心者の方から資産形成に興味のある方、投資経験者まで幅広くご利用いただけるサービスとなっています。
お客様にアンケートをする中で、「一株数百円から買える」や「リアルタイム取引できる」、「LINEPayやLINEポイントを活用して、簡単に現金やポイントで取引ができる」など「LINE証券」のサービスに満足して利用いただいているという声をいただきました。また、当初メイン利用を想定していた投資初心者の方だけでなく、株取引経験者からも支持をいただいていることがわかりました。1周年というタイミングで「LINE証券」をより多くの方に知っていただきたいと思い、今回のキャンペーンを実施するに至りました。
今回開始する1周年のキャンペーンの第1弾として、2つの企画を実施します。まず、1つ目は、「LINE証券」と「LINE FX」の口座開設&取引で「“最大約8,000円もらえる”キャンペーン」。2つ目は、「LINE FX」の人気9通貨ペアを対象とする「スプレッド縮小キャンペーン」です。また、これ以降もキャンペーンを準備しておりますので、詳細はぜひ、プレスリリースでご確認いただければと思います。
今回のキャンペーンでも引き続き「初株チャンスキャンペーン」が実施されますが、初めから、株を持つ体験ができるというのは新しい取り組みなのでしょうか?
イ:LINE証券のように、お客様に、有価証券を持つ体験をしていただくという意味では新しいものです。このような「初株チャンスキャンペーン」ができているのは、「LINE証券」では単元未満株、1株から取引ができるサービスだからこそです。通常の取引所での取引は、基本的に単元株(100株)での取引がベースとなっているので、このように実際にお客様に株を持っていただくようなキャンペーンは実施しづらいと思います。
また、今回、「LINE証券」と「LINE FX」の口座開設&取引で「“最大約8,000円もらえる”キャンペーン」は、業界的にもインパクトがあるものだと考えていますので、これをきっかけに、投資に興味があるけど今までできずにいた人の背中を押したいですね。
やはり、証券サービスは、「投資を始めるための証券口座を作る」というハードルの他に、「実際に取引する」というハードルがあります。投資に興味があるから口座を作ったものの、投資は損をしそう、何か怖いというイメージがあってなかなか次に進めていない。そういう方に、キャンペーンを通じて投資する体験を「LINE証券」であれば提供できると考えています。
LINE証券では、「初株チャンスキャンペーン」などユニークなキャンペーンが多いですが、斬新なアイディアはどこから来るのでしょうか?
石川:「資産形成層に投資を楽しく体験してもらいたい」という思いでキャンペーンを企画しています。常に投資を体験していただくためのハードルを下げるようにするにはどうしたらいいか?と考えていますね。「初株チャンスキャンペーン」や「株のタイムセール」に関してもそのような考えで企画をしています。
「株のタイムセール」は、終値から最大7%OFFで購入できるので、お得な投資体験をすることができます。さらに、長く持ってもらうための設計もしていて、利回りが高い銘柄など「LINE証券」が考えるいい銘柄を選んでいます。まさに、投資の成功体験をしやすい作りになっているのが「株のタイムセール」です。今までの証券サービスだと自分で勉強して、実践して、成功体験を作らないといけなかった部分もありますが、「初株チャンスキャンペーン」や「株のタイムセール」は、お客様にメリットのある形で投資体験をすることができます。やはり、投資は、成功するかどうか分からない怖いイメージがあると思います。なので、LINE証券は成功体験を提供していきたいと考えています。
イ:大手総合証券会社に15年いた身からしても全然投資体験は、足りていないと思います。なので、投資体験を提供するために様々な企画をしています。やはり証券取引には規制もありますが、その中でもLINEだからこそチャレンジしていく文化が社内にはありますね。「株のタイムセール」もそのケースです。実現するのはLINEだからこそだと思いますね。
石川:そうですよね。LINEは「他社で前例がないからできない、という言い訳は許されません(笑)」みんなが頭をひねって実現するための策を考えています。Fintechサービスだからこそでもあるのですが、業規制の他にプラットフォーマーの規制もあるので2重の大変さはありました。私たちは、それを乗り越えて、投資体験を積んでもらうためにやっているのです。
ユニークなキャンペーンの裏には、ただならぬ努力があったんですね。
そんなキャンペーンですが、どのような方にどう使ってもらいたいですか?
石川:投資初心者の方だけでなく、投資をしようとして挫折してしまった方や投資経験者の方にも幅広く利用していただきたいですね。
まだまだ、投資って、取引に関して興味あるけど、何百万円もないから投資はできないなと思ってる人も多いと思います。トレーダーというと画面に張り付いて、大金を使ってやるイメージがありますが、「カジュアルトレーダー」として数万円〜数十万円を元手に株トレーディングをされている方も多くいらっしゃいます。
イ:確かにそうですよね。LINE証券では、真面目に資産形成を考えている方から、カジュアルに投資をしたいと考えている方まで、今までに大きな金額がないとできなかったトレーデイング・投資体験ができると思います。「LINE証券」や「LINEFX」でも少額で取引されている方も多く、売買回数が多いですね。
特に、FXは働く世代の資産形成に興味がある世代が始めているように感じますね。日経平均は答えづらいけど、ドルは大体100円台とかわかります。世間のイメージではレバレッジが効いていて、リスキーなものであるというイメージを持たれていますが、海外へ行っている方も多いですし、円高か円安しかないのでFXの方が実は、とっつきやすいかもしれません。
今回、FXにおいても口座開設をして1取引したら5000円がもらえるキャンペーンをやっていますので、証券もFXもまずはこの機会に体験して欲しいですね。
LINE証券は、リリースから1周年とのことですが、
手応えはいかがでしょうか?
イ:後発業者として、競争が激しいビジネスに入るので、メリハリのある特徴的な戦略で参入しなければならないと考えていました。コスト的な観点と付加価値の観点で、業界標準に比べて、減らすべきもの、取り除くべきものは何か、増やすべきものは何かと考えてきましたね。
「LINE証券」でいうと、1株単位で取引ができるOTCの発注方法が挙げられます。本来の証券サービスであれば、指値など色々な注文方法がありますが、「この値段で買うか?売るか?」とシンプルな発注方法にしています。また、投資信託も28本しかありません。厳選された銘柄で選びやすさを大事にしていますね。投資信託を何千も用意するとオペレーションコストがかるのでコストになるところはなるべく減らして、ユーザーにとってもわかりやすいサービスにしています。
また、単元未満株をリアルタイムで普通の取引時間にオープンで取引できる仕組みや夜間取引もそうで、今日の引け値で、一定のスプレッドものせるが、その値段で、夜、リアル約定するというのは、今までになかったものです。帰り道に株を買いたい人や、今だと、翌朝の9時にならないといくらの値段で買えるかわからないといった声もあり、ユーザーからするとLINE証券はこの値段だと提示しているので、値段がわかる分、安心して購入できます。まさに新しいマーケットを作ってしまおうと、コストと差別化の同時追求をやってきました。実際、口座獲得、取引のボリュームも一定の結果が出ており、想定内の結果が出ているというのが1年の振り返りですね。
順調なLINE証券ですが、今回のキャンペーンに期待することは
何でしょうか?
LINE証券では、冒頭で石川がお話しした通り、この1年で株式取引に関するサービスについてフルラインナップを取り揃えて来ました。まさに、付加価値のあるサービスを提供できていると思っています。その付加価値をお客さまに体験してもらえるのが「初株チャンスキャンペーン」や「株のタイムセール」です。今回のキャンペーンを通じて、LINE証券の提供している付加価値を体験していただきたいと思っています。そして、付加価値を体験していただくためのユニークなキャンペーンは、今後も引き続きやっていく予定です。
LINE証券の今後の展開・目指すべき方向について教えてください。
顧客ニーズを見てきた中で、1株単位で取引ができるOTCは支持をされているものの、普通の取引所取引をやりたいお客様も中にはたくさんいることがわかりました。そこで、現物取引(100株単位)や信用取引などを1周年までに一通り揃えてきました。ここからは、お客様目線で顧客の課題をどう解決していくのかが大事になっていくと思います。
1つあげるとすると、アドバイスニーズの対応が言えると思います。今まで、お客様からのアドバイスニーズというものがあるものの、非対面(ネット/スマホ証券)では弱点となっていましたが「LINE」というコミュニケーションツールを生かして今後の課題として検討していきたいと考えています。コミュニケーションツールだからこそ、他にないLINEだからこそ実現できるかもしれません。お客様の課題として見えている分、何ができるのか。一つの例として一個ずつ潰していく。LINEらしいサービスを目指していきます。
石川:今は、LINEがやっている証券サービスという色物的に見られていますが、「ネット証券の新しいスタンダードを作る」ことをやっていきたいと思います。ネット証券サービスができてから、同じようなUI/UXなど、マニアが使いこなすようなツールがたくさん出てきましたが、それが、そうではない人の障壁をあげてしまっている部分もあります。
また、単元未満株のサービスと普通のネット証券が分かれており、初心者の方が単元未満株から始めて、ステップアップしようとするとまた、難しいUIで挑戦しなければならないということが起こっていました。「LINE証券」は、全部この中で完結することもできるので、初心者の方も、経験者の方も同じUIで利用できます、そういった課題をLINE証券では解決していきたいと考えています。
イ:LINE証券では、もちろん体験をしていただくために「初株チャンスキャンペーン」や「株のタイムセール」など新しいことをしていますが、目新しいことだけをやっているというわけではなく、スタンダードなことをしっかりやっていますので、そこも伝えていきたいですね。
ネット証券は、90年代後半に、手数料の自由化が始まり、手数料競争が起こりました。その後ツールの競争があり、今、スマホでできるサービスでの競争が起こっています。アメリカのRobinhoodは、14000万口座、3ヶ月で300万口座できてしまうような状況です。まさに、スマホチャンネルの競争が始まっています。LINE証券としては、圧倒的優位性があるので、そこで勝てるような競争力のあるサービスの提供とお客様課題の解決を実現していくことを、LINE証券の中長期での目標として目指していきたいと思います。
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