大豆の栄養を詰め込んだ「盛田屋の大豆麺」は低糖質×高たんぱく質×グルテンフリー。豆腐屋が作る“新しい主食”の開発にかける想いとは
豆乳化粧品・健康食品等の販売を手掛ける豆腐の盛田屋は、今年で創業22周年。現在は主にスキンケアを販売していますが、あらためて大豆の魅力を多くのお客様に感じていただくために、「大豆でもっと美味しく、健やかに。」をモットーに食品展開を開始。2022年12月に「盛田屋の大豆麺」を発売しました。豆腐の盛田屋が豆腐づくりから得た知識を集結し、国産大豆とおからを使用して大豆の栄養を詰め込んだ逸品です。
低糖質×高たんぱく質×グルテンフリーの新しい主食で、美味しく、楽しく、健康に。本ストーリーでは、豆腐の盛田屋の歴史を振り返り、開発の紆余曲折や、「盛田屋の大豆麺」にかける開発者の想いをお伝えします。
はじまりは雲の上にある小さな豆腐屋でした
22年前、豆腐作りに適した水を求めて職人がたどり着いたのが、標高700mの山あいに位置する宮崎県椎葉村でした。全体の96%が山林という、厳しくも豊かな自然に囲まれた土地。豊富な雨を手つかずの山林が育んだ、清らかな湧き水が流れる、豆腐・豆乳作りにはまさに理想の場所でした。
秘境の水と国産大豆で作る濃厚豆乳
椎葉の湧き水との相性で選んだのは、北海道産「とよまさり」と佐賀産「フクユタカ」。2つの大豆から出来上がった、基準値の1.5倍濃厚でしっかりと大豆の甘味を感じられる豆乳。ここから豆腐の盛田屋は誕生しました。大豆ひとすじ21年。豆腐屋からはじまったわたしたちは、大豆の持つ健康と美容のチカラを信じ「豆乳化粧品」と「大豆食品」を販売しています。
大豆を原料に、食品から化粧品まで
豆腐・豆乳をつくるうちに職人の手が白くきれいになったことから、スキンケアづくりをスタートしました。スキンケア製品にも豆乳由来の原料を使用し、大豆イソフラボンをはじめとする大豆のチカラを肌へ届けるため、研究を続けています。食べ物屋発という自然派の安心感を持った化粧品は、せっけんから基礎化粧品、パックなどのスペシャルケアまで数多くのラインナップを展開し、多くの方にご愛用いただいています。食品は、「大豆のプロ」として、大豆の持つ健康の力と可能性を現代に合わせた形でお届けししたいと考え、これまでの豆腐・豆乳の伝統を守ることに縛られず、自由な発想でアイディアを出し商品開発を進めています。
「盛田屋の大豆麺」の誕生
昨今、新型コロナウイルスの影響による新しいライフスタイルの広がりや、環境問題への意識の高まりから、食生活にも変化が訪れています。「SDGs」「サステナブル」「プラントベースフード」などの言葉を耳にすることも増えるとともに、健康や環境に配慮した食品への関心も高まっており、植物由来の食品を取り入れる人が増えています。特に大豆食品は、大豆麺や大豆ミート、シリアルなど新たな商品が市場に広がってきています。豆腐の盛田屋では豆腐づくりで得た知識を集結し、原材料とおいしさにこだわり、大豆の栄養を詰め込んだ「盛田屋の大豆麺」を開発いたしました。
「豆腐にかわる大豆食品を」
豆腐の盛田屋は豆腐屋として生まれ、その後豆乳化粧品を販売していましたが、豆腐の製造を停止せざるを得ない状況となりました。流通や生産体制を含め、昔ながらの手づくり豆腐の製造販売が難しくなったためです。
「豆腐屋から始まったブランドとして、大豆の持つ優れた栄養価を、もっと違う形でお届けしていきたい。」
その思いから、22年3月に大豆をまるごとすり潰して作った国産大豆100%のソイプロテインを発売しました。
「手軽にたんぱく質や大豆の栄養が摂れてうれしい」「プロテインは飲んだことないけど盛田屋さんだから飲んでみるわ」など、お客様からいただいたたくさんのうれしいお声の中に、「豆腐のかわりに、食事として食べられるものを作ってほしい」というものがあり、新たなプロジェクトが動き出しました。
お客様の毎日の暮らしを支えるために、主食を作りたい
“食事”をキーワードに、日本人の健康を支えてきた大豆の栄養を、もっとも身近にお届けできるカタチを模索しました。そもそも日本の食卓には、大豆製品が溢れています。大豆のスイーツやスープ、肉状のものなど、たくさんのものを探し、食し、意見を出し合いました。やはり豆腐が一番なのかもしれないとも思いました。しかし豆腐のレシピを毎日考えて調理するのはハードルが高い。豆腐にかわる、新しい大豆食品はないだろうか、と会議を重ねました。
「大豆の豊富な栄養を「毎日」手軽に食べられるものができたら、ということから、主食を作りたい、という考えにいたりました。そしてたどり着いたのが、麺です。豆腐の盛田屋としてこれまで原料にこだわってきたからこそ、国産大豆には絶対にこだわりたい。豆腐作りと同じ、甘味があり栄養が豊富な大豆を選定しました。大豆粉と小麦を混ぜるという方法もありましたが、わたしたちはあくまで “大豆のみ“にこだわりました。」
毎日でも食べ飽きず、現代の食卓に馴染む大豆の食品を追い求め、大豆麺にたどり着きました。
株式会社JIMOS 豆腐の盛田屋 製品チーム 松浦
「働く主婦」だからこそ、同じ立場の人に共感いただける商品設計を
「私自身、仕事をしながら家庭を持っているので、普段は簡単な自炊で済ませたり、外食に頼ることも多かったです。本音を言えば、自分にも家族のためにも品質や栄養にこだわりたいと思っていました。ですが、使える時間や手間は限られていて、、、きっと同じような気持ちの人は多いのではと思い、今の時代を生きる人たちに合うものを作ろうと思いました。」
JIMOSは女性比率の高い会社で、同僚にも、同じような意見を持つ人が多かったことも開発の後押しとなりました。簡単に作れて、美味しくて、健康になれる食品を作りたい、という強い想いから、「盛田屋の大豆麺」は誕生しました。
「満足のいく味や食感、のどごしなどを求めて、他の食材を加えたり、大豆の配合率を変えたりと、何度も試作を繰り返しました。“おから”を入れたのも、豆腐屋ならではの発想です。大豆麺を初めて食べる方にも、大豆の美味しさが伝わる商品にしたいと思っていました。“大豆の代替食=まずい“と思われたくない、と必死でしたね。」
おからを配合することで、もちもち感、のどごしが改善しました。更に試作を重ね、最適な配合比率を探り出しました。試行錯誤のうえ、低糖質、高タンパク、食物繊維も豊富というスペックながら、食感もよく、ほんのり大豆の風味を感じる満足のいく商品が完成しました。
「・ゆで時間が3分と短い点
・レンジ調理が可能な点
・乾麺で日持ちがする点
は主婦目線での大事にしたポイントです。」
と主婦ならではの目線も取り入れ、“タイパ(タイムパフォーマンス)”にシビアな現代人に合うものを作るという意味で、手軽に作れるという点はかなり重視しました。
さらに、「盛田屋の大豆麺」はパスタや白米に比べて低糖質。パスタと比べると約94%も糖質をカットできます。さらにたんぱく質はパスタの2.2倍で、1日に必要なたんぱく質量の約1/3※1を摂ることができます。食物繊維もパスタの2倍以上。約1/2日分※2を摂取できます。
栄養を補いつつヘルシーなので、糖質が気になる方、栄養不足が気になる方にもおすすめです。グルテンフリー(小麦不使用)の麺というのもポイント。
「私自身、体にいいものをしっかりと食べて痩せたいという意識をいつも持っていました。偏った食事や無理な食事制限ではなく、健康的に、体にいいもので痩せたい。きっと同世代の女性に同じような思いの方は多いと思います。大豆麺は、まさにそんな健康意識をお持ちの方に取り入れていただきたい商品です。そして自分と同世代の女性に限らず、体形維持のために糖質を気にしている夫にも、栄養が不足しやすい高齢の方や、小麦を気にされるお子様にも、幅広い方に喜んでいただける商品になったと思っています!」
もっと多くの方に「盛田屋の大豆麺」を
新たな食品展開の第一弾となる商品だけに、ネーミングやパッケージについても会議を重ねました。
「ブランドを代表する商品になってほしいという想いから、『盛田屋の大豆麺』とネーミングしました。大豆の中の栄養をそのまま麺にしたことを表現したパッケージデザインもとても気に入っています。」
「盛田屋の大豆麺」の販売から半年が経ち、公式サイトをはじめ、地元のスーパーでの展開も開始し、多くのお客様からご好評いただいています。
今後は商品ラインナップの拡充やイベント出店などでお客様との接点を増やし、お客様の声を聞きながら、商品の研究や販売を続けていきたいと考えています。
変化する暮らしのなかで、「盛田屋の大豆麺」がお客様の食卓の“新しい主食のひとつ“となるよう、さらに邁進してまいります。
さらに多くのお客様に「盛田屋の大豆麺」を食べていただけるよう、新たに食品の特設サイト「TOFU-MORITAYA SOY FOODS」と公式SNSを5/24(水)に開設いたしました。
プレスリリースはこちら▽
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000223.000056376.html
「TOFU-MORITAYA SOY FOODS」では大豆の食品や大豆麺のアレンジレシピをはじめとした大豆にまつわるコンテンツをご提供します。
□食品特設サイト
https://www.tofu-moritaya.com/food/
Instagram:
https://www.instagram.com/tofu_moritaya_soyfoods/
Twitter:
https://twitter.com/TM_soyfoods
大豆麺をはじめ、豆腐の盛田屋の今後の展開にもご期待ください。
※1 1日の推奨量 50g(30~49歳成人女性の数値「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)※2 1日の目標量 18g(30~49歳成人女性の数値「日本人の食事摂取基準(2020年版)」より)
【会社概要】
社名:株式会社JIMOS
本社所在地:福岡県福岡市博多区冷泉町2-1
- 博多祇園M-SQUARE7階
代表取締役:川上裕也
事業内容: 商業(卸売業、小売業)
HP:https://www.tofu-moritaya.com/
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