豆由来のファバプロテインを使った「栄養食パスタ」の開発ストーリー。「主食を美味しい栄養食に」。
EVO FOOD(所在地:神奈川県横浜市、代表:青山雄樹)は健康志向へ向けた食生活をサポートする食事の開発と提供を目指し、2020年4月にEVO FOODを立ち上げました。
立ち上げから1年の開発期間を経て「こころを満たしてからだに優しい栄養パスタ」
を2021年8月19日(木)に発売いたしました。本ストーリーでは、代表 青山雄樹より、商品への想いとEVO PASTAの開発の裏側についてお伝えします。
「からだに必要な栄養を含みながらも誰もが美味しく食べられる食文化を」。EVO FOODを立ち上げたきっかけ
私がEVO FOODを立ち上げた2020年4月、ちょうど緊急事態宣言が初めて発令され不要不急の外出ができなくなった頃です。この時期に立ち上げたのは運動不足を懸念し、健康への不安を感じる方が増えたこと、そして私もその一人だったためです。
普段は自分のことで精一杯な私ですが、「自分に何か出来ることはないのか?」と本気で考えるようになり、イタリアン調理師として長年勤めてきた私は「からだに必要な栄養を含みながらも誰もが美味しく食べられる食文化を作りたい」と考えたのがEVO FOODの始まりのきっかけとなります。
「主食を美味しい栄養食に」。パスタで栄養食をつくり上げることにした
何を作ろうかと悩んだ結果、私が選んだのはパスタでした。
健康的な食事といえば鶏むね肉やブロッコリーを思い浮かべる方も多いかと思いますが、わたしたちには主食が不可欠で継続していくには主食を美味しい栄養食にする必要があると考えました。
なぜパスタを選んだのか?
それは、ソースの種類を充実させることで味の変化が楽しめ、飽きることなく多くのニーズを確保できると思ったからです。
そして麺は茹でて温めたソースをかけるだけという簡単な調理で良いため普段自炊をする習慣がない方でも気軽に取り入れられるのが特徴です。
もちろんイタリアンに対する私の熱い想いもありました。
「パスタで栄養価の高い食事を提供する!」これが私の行き着いた答えでした。
添加物不使用にこだわっての試作
EVO FOODのコンセプトは「こころを満たしてからだに優しい栄養食」
厳選した原材料のみを使用してできるだけシンプルで美味しいものを作りあげることを目的とし、そのためにも食品添加物や栄養強化のための添加物は一切入れず食材が持つ本来の味と栄養素を最大限に活かせるよう試作を開始。
レストランでの調理師時代には基本的に添加物などは使用せず提供していたため、当時添加物の必要性が私にはわからず試作で上手くできたものをそのまま商品化できると思っていました。
商品開発を進めるにつれ、製造時には安定していても実際に袋に詰め殺菌をおこない販売できる状態にすると味がぼやけてしまったり粘度の変化や保存性など様々な問題がおこり思うように形にならなかったりと、苦労がありました。
それを解決するために製麺会社や料理研究家など多くの方の知識を借り、何十回と試作をかさね、約1年の開発期間を経て、納得のいく商品をようやく完成させることができました。
パスタソースは食品添加物不使用とし、EVO PASTA(栄養パスタ麺)には製造上欠かすことのできない一部の添加物(打ち粉やアルコール類など)を除き甘味料・保存料・着色料・香料・化学調味料・PH調整剤・栄養強化剤などの添加物を不使用とし原材料には業界初となるそら豆由来のタンパク質である「ファバプロテイン」を使用しています。
ファバプロテインは高タンパク質、高食物繊維で使用する水の量が少ないため環境に優しく、低アレルゲンで遺伝子組換えでないので安心のGMOフリー食品で、次のタンパク素材として注目されています。
自転車販売店のスペースを借りての初の試食会
こうして形となったEVO PASTA。栄養食というものを知っていただき、お客様の感想が聞きたいと初めておこなった試食会は自転車販売店の駐車場でした。
栄養パスタというものをどう伝えれば受け入れてもらえるか話し合い、知人にも手伝ってもらった試食会。参加いただいたお客様は決して多くはなく、成功とは言い難い初めての試食会でしたが小さなお子様に美味しいと食べてもらったのは今でも覚えてます。
その後も何度か試食会をおこない、来店いただいたお客様へ試食を提供しお話を伺ったところ、栄養食というものがあるのを知ってはいるが「食べたことがなかった」や「あまり美味しいイメージは持っていなかった」と話される方が大多数でした。
栄養食について世間が抱くイメージを再認識し、「からだに必要な栄養を含みながらも誰もが美味しく食べられる食文化を作りたい」と考える私は、これを少しずつでも広めこの業界を盛り上げていけるよう、SNSなどを通しての情報の発信や、販路開拓をおこない栄養食を食べてもらうきっかけづくりになればと、今後の事業展開として取り組むこととなりました。
クラウドファンディングの成功、一般販売へ
名前も知られていない、一から始めた私のプロジェクト。「見向きもされなかったらどうしよう」という不安もあったが、時間をかけて作り上げたEVO FOODを「自信を持って世に伝えたい」と挑戦したクラウドファンディング。
――達成率400%を超えて終了
100人を超えるたくさんの方々からの支援や賛同をいただき、目標金額を大きく超える結果となり嬉しいスタートを切ることができました。
こちらで得た資金により量産体制を確立し2021年8月19日(木)に正式に販売を開始しました。
販売開始後も継続的にアンケート調査をおこない試作を繰り返し、改善
こうして販売を始めたEVO FOODですがこれで満足したわけではありません。栄養食を広めるため定期的にイベントへの出展をしながらも、更に良いものにするため試作を繰り返し、お客様へのアンケート調査をおこないました。
展示会ではお客様の声をダイレクトに聞くことができ、アンケートへの回答を含め一番多かったのは現在の冷凍品では配送コストが高くなってしまい、同時に冷凍庫を圧迫するなど保管が困難であることでした。
その他、「パスタソースが無難すぎる」や「もう少し主張性がほしい」などの厳し目の声もいただきました。
展示会やアンケートで得たお客様の声をもとに試作を繰り返す日々が続きます。
そして2023年4月に大幅リニューアルを決行
大きなリニューアル内容は「冷凍保存からの常温化」と常温となったパスタとパスタソースの再開発。配送コストの高騰や冷凍庫で保管しなければならないという保管問題を改善し気軽に取り入れていただけるよう、品質は今まで以上に全ての商品を「冷凍から常温保存化」へ変更しました。
冷凍品からの常温化は保存料不使用にこだわったこともあり、困難を有したが細菌検査をクリアし常温でもEVO PASTA(栄養パスタ麺)3ヶ月、パスタソースは1年の賞味期限を実現。
そしてパスタソースの再開発で「馬肉のボロネーゼ」「チキンのトマトソース」「合鴨のきのこクリームソース」「マグロのラグーソース」の全4種類を用意しました。
馬肉を使用したパスタソースなど市場には少なく珍しいラインナップですが馬肉や合鴨、マグロはビタミンやミネラルを豊富に含んだ栄養価の高い食材で、パスタとの相性もよいため、新しいソースとして浸透させられるよう販路拡大を目指します。
その中から人気の2ソースをご紹介します。
馬肉のボロネーゼソース
低カロリーで良質なタンパク質を豊富に含んでいる馬肉を使用したソースです。
刻んだ玉ねぎとセロリなどの香味野菜をじっくり炒め、馬肉と赤ワインと合わせバターと黑糖でコクとうま味をプラスしました。
合鴨のきのこクリームソース
合鴨と相性のよい3種類のきのこと香味野菜を贅沢に使い、白ワインで旨味を引きだし投入クリームソースに仕上げました。合鴨ときのこの旨みを味わうクリームソースです。
「栄養食パスタを日常の食事に」。私が栄養食業界にかける思い
近年のフィットネスブームや健康に対する関心はますます高まっています。関心が高まっている一方で健康を気にはしているが「何を食べたらいいかわからない」や食に対する誘惑に勝てず「どうしても脂っこい食事に偏ってしまう」という方も多いのではないでしょうか?
現在ではそのような方でも美味しく気軽に栄養を摂取できるようたくさんの美味しい栄養食が販売されていますが、まだまだ世間の認識としては栄養食=「食べにくい」と思われているのが現状です。
数年前まではそうだったかもしれないが、栄養食という業界は健康志向の高まりと共に急成長し、通常の食事と何ら変わりなく美味しく食べられるようになりつつあります。
今まで「抵抗があって栄養食は食べたことがない」という人々に対し、美味しいのは当たり前に、からだに優しい栄養食を知ってもらい、この業界を盛り上げる一人になれたらと思っています。
EVO FOODは「からだに優しい栄養食を少しずつでも日本の社会に広げていきたい」この考えに共鳴できる方々とタッグを組んでいきたいと考えています。
この想いを第一に掲げ、栄養食というものを少しでも多くの方に広められるよう全国の自然食品を取り扱われている小売店やスポーツジム、飲食店でのお取り扱いを進めております。
いつしか栄養食パスタというものが日常の食事として当たり前のように食べていただける事を目指して。
【EVO FOOD 公式オンラインショップ】
【EVO FOOD Instagram】
https://www.instagram.com/evofood_jp/
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