あなたは「買い物好きチーター」です。9000人を超える個人投資家から見る動物に例えた“4つのタイプ診断”、勉強会を通じで資産形成の重要性を説くRES代表・児玉が考える未来は?
日本の株が元気だ。6月時点で3万円台を突破。2021年9月28日以来の好調ぶりだ。さらに来年から実施される新NISA。非課税枠が大幅に見直され株式投資の機運は高まりつつあります。
児玉一希は普段、投資家のマーケティング支援や投資家育成を行う株式会社RESの代表を務める。これまでにオンラインを含めると2万人、直接会った個人投資家の数は9,000人にも上るそうです。
そんな児玉が、2023年4月26日に行った投資の勉強会がとてもユニークだったので、当時の様子からレポートしました。
「あなたはどんな投資タイプでしたか?」
場所は銀座・伊東屋にある「G.Itoya HandShake Lounge」。2023年4月26日の夜に開催されたこのイベントは、働く女性をターゲットにした株式投資の初心者向け勉強会。勧誘する怪しい投資イベントも沢山見てきたが、児玉が行う勉強会は全く違う。現実的でとっつきやすく、一風変わっています。
2023年4月26日に開催されたRES主催の株式投資の勉強会
児玉の強みは、多くの投資家の支援をして、投資家がどんな性格で、どんな投資をして、どんな成功や失敗をしたのか。そのようなデータベースを持っていること。
「この勉強会は、自身の性格から投資のスタイルを予測し、まず自分がどんな投資タイプを知ってもらいます。私もそうですが、自分の性格を大きく変えることはできません。ただ、目的は“効果的に利益を出す”ことであり、その目的に向けて、今後どのように注意したらよいかを知ることが重要だと思っています」(株式会社RES代表・児玉一希)。
内容はシンプルで、10個の設問から投資タイプを導き出すもの。選ばれた数から投資タイプを“動物”に例えて4つに分類しています。大きくは2つに分類されますが、経験を重ねることで投資スタイルが分岐し、結果4つに分かれる個人投資家が多いそうです。
また10個の設問内容も記載しておく。自分がどんな投資タイプか、どんな点に気を付けなければならないか、気になる人は下記をチェックして欲しいと思います。
RES・児玉が監修、投資スタイルのタイプ診断
Q1 座学よりも「まずやってみる」方だ
Q2 休日は仕事の事を考えないで過ごせるタイプだ
Q3 高額の物を買う時でも、あまり口コミは気にしない
Q4 家にモノが多いと思う
Q5 週1回以上買い物する(生活必需品以外で)
Q6 自分の貯金額を把握していない
Q7 毎月副収入を得たいと強く思う
Q8 スポーツやドラマなどに夢中になる方だ
Q9 正直、投資に対して抵抗はない
Q10 初対面の人の懐に踏み込みすぎる方だ
3個以下の方。あなたは『奥手なカピバラ』です。
一つ目は「奥手なカピバラ」さん。選択肢3個以下の方が対象です。この手のタイプはリスクを恐れて何も行動しないタイプだそう。自分でリスクを取ることをしないため、小さな成功体験も得られない人が多い。「カピバラは、群れを成して行動する動物。性格も非常に穏やかです。当然ですが、投資をやってない人のほとんどがカピバラと言えます。頭ではわかっているのでしょう。リスクに対して非常に慎重なタイプです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
リスクのイメージを理解することから始めよう。
「お金が無くなったら生活できない」「怖い」とイメージが先行しがち。お金を少しでも増やしたい。そう考える人は、このリスクのイメージをしっかり身に付ける必要があるという。「株は下がったり上がったりする。リスクとは、この上下の振れ幅、変動幅です。この変動幅が大きいとリターンも大きくなるし、この幅がほとんど無いのが銀行の預貯金です。株式投資であれば2倍、3倍になるときもあるが、その逆もある。金融商品によって、このリスク幅が大きく違ってくる。まずは、それぞれのリスク幅を理解し、自分が使えるお金の範囲で耐えられる商品、リスク幅はどれかを見つけることが優先です」(株式会社RES代表・児玉一希)。
日本証券業協会サイトより引用
奥手なカピバラさんが、もし投資を始めるならばリスク幅が比較的小さい少額の積み立てタイプや投資信託のようなものから検討しても良いのかもしれません。
4個、5個の方。あなたは『買い物好きのチーター』です。
二つ目は「買い物好きのチーター」さん。選択肢4個、または5個の方が対象です。この手のタイプは、リスクを分散したいという思いからか、何銘柄も持ち、ポートフォリオがぐちゃぐちゃになるタイプだそう。あれもこれもと衝動買いをしてしまうため、お金持ちの方に多い傾向だそう。「チーターって動きが素早いですし、行動力がありますよね。好奇心もチャレンジ精神も旺盛で、思い立ったら即行動するタイプが多く、個人経営者などにも多い印象でした。情報を受け取るのが上手なので、気になる銘柄があるとついつい手を出してしまう人が多い印象です」(株式会社RES代表・児玉一希)。
自分が良く知る業界に銘柄を絞ることのメリット。
日本株は単元100株。800円の株を100株となれば8万円。銘柄を数多く持ってしまうと資金不足に陥り、結果としてリターンも小さい。リスクを分散しているようにみえて、実は出来てないんです。この手の方は「利益を出す」という当初の目的を見失ってしまうようです。「ポートフォリオが増えてしまうと手間も増えて時間も取られます。時間を掛けるコストの方が勿体ないのです。基本大原則は、分からないものに投資をしないのが一番。銘柄を絞ることです。例えば自分がイメージできる業界に絞るなど、親しみがあり、自分の意志を持って取り組みができる銘柄がおススメです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
あれもこれも情報に振り回される“買い物好きチーター”さんは、次の2点を注意すべきだと付け加えました。
ニュースに振り回されない
自分がイメージできる業界で1番の会社に投資する
「重ねてとなりますが、自分がイメージできる業界に絞ることが大切です。大事なのは、そのマーケットシェアで高収益、しっかり稼いでいる企業に投資するのが良いでしょう。業界が伸びて、シェアを取っていたり、毎年採用数も多い会社は期待できます。そもそも自分が好きな業界や企業に絞ることができたら、余計なニュースに振り回される心配も無くなるはずです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
6個、7個の方。あなたは『落ち着かないコアラ』です。
三つ目は「落ち着かないコアラ」さん。選択肢6個、または7個の方が対象です。この手のタイプは投資に慣れていくと一番陥りやすいタイプだと児玉は言います。「株が好きになってハマってしまう人も、この傾向があります。とにかくよく売買します。利益を出そうと目標を持って頑張るのですが、コアラのようにじっとしているのが苦手で、株価が上下するタイミングに良く反応し、よく売買します。じっとしていられないんですよね。買い物好きのチーターと似ていて、多くの銘柄を持ってしまうと大変です。忙しくなり、使えるお金も底をつきてしまいかねません」(株式会社RES代表・児玉一希)。
じっと我慢。売買回数を絞ることがポイント。
「落ち着かないコアラ」さんは、これまで見てきた個人投資家さんで一番多いそうです。そんなときは「とにかく落ち着いてください」と声を掛けるそうです。「株の基本は、安いタイミングで買って、高いタイミングで売ることです。2021年の好調だったナスダック相場でさえ、下落するときに、しっかり狙って買うタイミングは年間通じて7回のみ。これだけ好調だったナスダックでも、利益を残すと思ったら買うタイミングはそんなにないのです。このタイミングだけをしっかり見極めることができたら、暴落したときだけ購入し、あとは放置しておけば良いのです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
気長に株式投資をやるべき理由とは
株式投資の本来の目的は、利益を出す事だと児玉は何度も強調します。「株の売買が楽しいのは分かります。たしかに株価が上がった、下がったがとても気にはなりますが、仕事中に株の売買を見る時間は本来無いはずです。回数を絞ることは、サラリーマン、ビジネスマンにとっては必然なのです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
8個以上の方。あなたは『勝負師ペガサス』です。
四つ目は「勝負師ペガサス」さん。選択肢8個以上の方が対象です。この手のタイプは資金を入れすぎてしまい、大勝、大負けを繰り返す人です。「例えば損失を5%出した場合、プラスで5.3%の利益を出さないといけません。10%の場合は11.1%の利益を、20%の場合は、25%の利益を。30%を超えると、なんと42%の利益を出さないといけなくなるのです。リスクとは、その上下の振れ幅だとお伝えしました。大きく負けてしまうと、その分を取り戻すために大きな追加投資が必要となってしまうのす。投資に使えるお金を決めておかないと、間違いなく貯金はすっからかんです。いかに資金管理が重要なのか、株式投資の世界では重要なのです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
投資の世界では「現金」が最強である。
上記でも触れていますが、株式投資の世界で一番重要なのは、資金管理だと言えそうです。そして投資の世界では現金が持っている人が最強と児玉は言います。「先ほどもお伝えしましたが、買うタイミングは限られています。当然、使える現金が手元に無いと投資はでききません。ある程度は手元に残しておくのが基本なのです。再投資に使えるお金は〇%まで決めておく。その中で追加投資額を増やしていく。これが大事なのです。もし損失があったとしても、その範囲であれば諦めることができるからです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
損失20%が、取り戻す限界と言われる。
勝負師ペガサスの気持ちも痛いほど分かると児玉は言います。しかし2024年の新NISAも始まる中で、慌てて勝負をかけるようなリスクを負わずとも、Z世代など若い世代からでも早く初めて欲しいと願っています。「昨今の景気から株式投資なんでやる余裕がないよ。そんな声もいくつかいただいています。しかし、若い時から少額で積み立てをしたりすれば、いざというときに、焦って勝負師ペガサスになる必要もなくなります。勝負師ペガサスになりたい気持ちもわかりますが、資金管理をしっかり行い、じっくり気長に株と向き合うくらいの人が、株式投資には向いているでしょうね」(株式会社RES代表・児玉一希)。
ちなみに今回の勉強会に参加した女性5人は、「奥手なカピバラ」が2名、「買い物好きのチーター」が1名、「落ち着かないコアラ」が2名という結果となりました。「実際に一番多いのが落ち着かないコアラ。次が買い物好きのチーターです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
株式投資は女性の方が向いている?
最後に株式投資に向いているのは、男性、女性どっちでしょうか?と質問したところ「実は女性の方が向いていると思います。人の話を聞いて言われたことを着実に実行するタイプが男性よりも多い印象はあります」(株式会社RES代表・児玉一希)と話しており、参加した女性たちは安心した表情をしていました。
最新のデータによると2022年の出生率は1.26と過去最低を記録しています。このままでは日本がどうなってしまうのか。しかし、利益を出す事を目的として、無駄をせず、効率的な投資方法を身に付けた女性や主婦が増えるならば、家庭にも余裕が出てきて、時間も作れるようになり、結果として、出生率があがるのではと児玉は期待しています。
投資が全ての人を可能にする。
RESは「投資が全ての人を可能にする」という社訓を掲げています。全ての人とは、子供から大人、女性からお年寄りまで。全ての人が対象となります。そのために重要なのは「再現性」だと児玉は言います。だれでも簡単にできる株式投資とは何か。そのヒントを伝えるために、沢山の個人投資家と出会い、勉強会を通じて株式投資への心得、そして、再現性のある投資を心がけようと、常々説いています。
株式会社RESのコーポレートサイト:
「この前、株で得た利益で洗濯乾燥機を買ったんです。それがあることで、干す時間が浮いたんです。時間で10分から20分。この時間で本を読んだり、映画やYouTubeで情報をインプットしたり、仕事である株式の勉強の時間に充てることができるようになりました。人生が豊かになるということは、自身の生産性がいかに上がるのか。これに直結していると思います。そのためにも、投資こそ再現性が無くてはなりませんし、自分の可能性を広げてくれるものでなければならないのです」(株式会社RES代表・児玉一希)。
登録者数13万人を突破したYouTubeチャンネル「Trade Labo」
RES代表・児玉一希が出演するYouTubeチャンネル「Trade Labo【高配当・増配株チャンネル】」は、2023年6月現時点で登録者数が13万人を突破しました。投資の世界では32歳と若い児玉が自力でビジネス系YouTubeをくまなく研究し、人気番組になる方法を見つけ出し、開始1年9か月で13万人を達成しました。「今年度中には20万人を突破したい」(株式会社RES代表・児玉一希)と意気込み、2024年の新NISA開始の背景からも益々の飛躍が期待できます。
RES代表・児玉が出演!株のYouTubeチャンネル「Trade Labo」:
https://www.youtube.com/@tradelabo2222
販売好調!『株式投資2年生の教科書』(出版元:株式会社Gakken)
今年の3月28日に発売した『株式投資2年生の教科書』(出版元:株式会社Gakken)は発売初日で1万部を突破(現在13,000万部)、4月末に増版が決まり順調に読者を増やしています。「今日ここでお話した内容は『株式投資2年生の教科書』にも掲載されています。全国書店やamazonで購入できますので機会があればご購入ください」。
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