全国50店舗の豚丼専門のチェーン店に成長した『元祖帯広豚丼TONTON』のストーリー。居酒屋業態はコロナで大打撃、ロックダウンからの大逆転劇とは
本場帯広の味を全国に届けよう!の合言葉から2020年6月『元祖豚丼屋TONTON』を大阪に1店舗立ち上げる。
トライアンドエラーを繰り返し2021年6月から全国展開を本格スタート。
コロナ禍の2年間で出店を重ね、2023年8月7日(月)福岡・九大学研都市店のオープンで50店舗を達成。帯広豚丼専門店としてついに業界トップになるまでに成長。
そこで今回は、ワンズトライン株式会社代表の山内仁にTONTONの誕生秘話や魅力、今後の出店などをきいてみた。
『元祖帯広豚丼TONTON』とは
本場北海道・帯広の伝統の味を元に、秘伝の甘辛だれに漬け込んだお肉を二度焼することで余分な油を落とし、お口いっぱいに広がる香ばしい味わいを1杯の丼に詰めております。
新型コロナによるロックダウン中に企画、開発。TONTON誕生の秘話
弊社は2017年に居酒屋文化を世界にもっていこう!!先ずは食の力で日本を元気にと創業致しました。創業時のブランドは大阪を代表する串カツを中心とした『大衆酒場あげもんや』をスタート、順調に出店を重ねて行き、関西で5店舗出店したタイミングで東京、岩手、三重等全国に次々と出店し十数店舗まで増えました。更にFC展開を強化し海外含めて数十店舗規模の契約が取れたタイミングでコロナが始まりました。
2020年4月のロックダウンのタイミングには全ての出店が白紙になり、社員一同自宅待機、私自身も暇になり、自宅で何をしようかな、と様々なブランド構築や会社の方向性を考えていました。その時に、帯広豚丼のブランドを作ろうと!思いつき、先ずはロゴを作成、メニューのラフも自宅で考えていました。
一番大切な味や作り方に関しては、20年前仕事で帯広を訪れて以来、定期的に食べていましたので、あの味!あの美味しさを再現しよう!!と思い、ただ本当に美味しい帯広豚丼を作るには現地の味が必要!弊社では難しいと判断し、思い立ったら直ぐに行動で、とあるお店にお話をさせて頂きました。その後の流れはお伝え出来ませんが、こうして元祖豚丼屋TONTONが誕生致しました。ロックダウンがきっかけといっても過言ではないです。
お肉の厚みにこだわり、「分厚いのに柔らかい」、TONTON豚丼の魅力とは
豚丼と言っても色々なタイプの豚丼があります、薄バラの炒めた豚丼や、醤油ベースで煮込んだ豚丼等、その中でも90年の歴史がある帯広豚丼は甘辛いたれに漬け込んだお肉を、一枚一枚塗り焼きしていきます、味がしっかり入り込みお肉も柔らかくなります。
TONTONはお肉の厚みにこだわりました。豚バラ丼はあえて厚めのお肉を使用し、塗り焼きだからこそ食べた時の肉感と分厚いのに柔らかいを生み出すことに成功しました。
しっかりと味がしみ込んだ豚バラは美味しいだけでは無く印象に残る豚丼になりました。
弊社がやるからこそ作れる帯広豚丼もあります。毎月発表する期間限定豚丼は今では多くのファンの方々がいらっしゃり、斬新な帯広豚丼をご提供しています。
2年間で50店舗出店の秘訣は、味の地域差を乗り越えること
2年で50店舗出店の秘訣はやはり味にあります。
全国で出店をする場合どうしても地域による味の好みがネックになります。関西では通用するが、東北だとこの味は、という地域差が必ず出てきます。
ただ帯広豚丼のたれは、九州の味に近く、味の成分を紐解いていくと“この県のこの味と一緒”という共通点が全国的に多く、弊社は創業以来各地域の料理を追究し業態開発を進めてきたからこそ、帯広豚丼は全国で通用すると確信を得ました。
後は北海道ブランド、全国の物産展でもトップクラスの集客力のある北海道のブランドが後押しをしていると思います。
今後の出店について
TONTONはまだ出店出来てない地域も多く、全都道府県に出店を考えています。
今後はファミリー集客の多い商業施設へのフードコート出店も視野に入れています。
帯広豚丼がより身近な存在になり、気軽に食べに行ける店舗開発を目指します。
帯広の味を全国に届ける!を今後も続けて参ります。
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