誕生4周年、食卓アレンジメディア「おうちごはん」が歩んだ軌跡
こんにちは。「おうちごはん」です。
本日2020年5月20日、Webメディア「おうちごはん」は4周年を迎えました。
「おうちごはん」の公式Instagramアカウントは、フォロワーが40.5万人を超えるまでになりましたが、Webメディアは星の数ほどあるため、「どんなメディアなの?」という方も多いと思います。
そこでこのStoryでは、「おうちごはん」4年間の歩みを振り返りつつ、食メディアであるわたしたちの、コロナ禍における「いつものいただきますを楽しく。」という取り組みについてお伝えします。
1年目の試行錯誤
「おうちごはん」は、食トレンドや食卓アイデアを発信するWebメディアです。2016年のスタート当初は、家でごはんを楽しむ方に向けて、Instagramの食トレンドを発信していました。
「おうちごはん」のフォロワーは、主に3タイプです。
・おうちごはんのレシピに悩む主婦
・おうちごはんを便利にしてくれるグッズを探している人
・おうちごはんが生きがいという料理好きな人
どなたも、おうちごはんを楽しい時間にしたいという思いは同じ。そこで、美味しいこと・楽しいことが増える食卓アイデアを拡充することに。
Instagram上で話題となった食トレンドから「おうちごはんアワード」を発表したり、「やってみたい」が体験できる「#おうちごはんワークショップ」を開催したり。
このうち、「おだしの“いろは”体験会」では、知っているようで知らない「おだし」の“いろは”について、座学・実演・実食を実施。体験しながら学ぶ時間をつくりました。
昆布だしと、かつおだし。向いているお料理は?
昆布とひとくちにいっても、スーパーにはいろんな種類が。どれを選べばいいの?
だしソムリエ&食生活アドバイザーの方から、「おだし」の基本を教わりました。目で、鼻で、舌で、おだしを見分ける「利きだし」クイズでは、参加者から「昆布によってこんなに味が違うなんて!」という声も。
ちなみに、いつも適当に買って、適当にだしをとっていたわたしは、この時、打ちのめされる思いがしました。同時に、「知る」ことによって、料理は変わることを実感。基本の大切さを思い知るとともに、もっともっと、おうちごはんは楽しくできる!と感じたのです。
極めつけは、参加者からのひと言でした。
「分からないことが分かって、料理にすこし自信がついた」
楽しみながら自信をつける。そのために「おうちごはん」ができることはなんだろうと考えるようになりました。
3年目の迷走
社会人には乗り越えなくてはならない3年目の壁があるといわれていますよね。仕事に慣れたり、任される領域が増えたりすることで、将来への不安を抱えてしまうタイミングだからでしょうか。
「おうちごはん」もやはり、3年目を迎えた頃、迷い、不安を抱えていました。
スタート当初の編集部は、「料理が好き!」「Instagramが好き!」というメンバーばかり。記事作成について一から学び、運営してきました。2017年の「新語・流行語大賞」で年間大賞に選ばれた「インスタ映え」という言葉が象徴するように、この頃は華やかな写真が多くの「いいね」を集める傾向に。また、多くの食メディアがInstagramを積極的に活用するようになり、悩んでしまったんです。
「おうちごはん」らしさってなんだろう?
わたしたちが掲げていたコンセプトは、「いつものいただきますを楽しく。」です。でも、「いつものいただきます」に絶対必要なものってあるのかな。料理を通して「楽しい」と感じる瞬間は人によって違うのでは。編集部で何度も話し合いを重ね、コンテンツを絞り込んでいきました。
・華やかでキレイなものよりも、食卓が楽しくなるアイデアを
・イベントレポートや体験レポートで、編集部の顔が見えるように
・一方的な発信から、読者との距離感を縮められる記事を
そうして2018年に起ち上げたのが、食トレンドを盛り上げる会員組織「おうちごはんLover」です。
(https://www.trenders.co.jp/news/806/)
ごはんに関するアイデアを提供いただける方や興味のある方を広く募集。特に、地元の、“食”に関する魅力を発信してくれる方を現地特派員に任命し、「地元メシ」の魅力を伝えるコンテンツを増やしていきました。この取り組みの中で、日本の食にはまだまだ知られていないものが多いこと、地方の小さな工房でつくられるステキな道具がたくさんあることが分かりました。
「おうちごはん」にできることは、まだたくさんある。編集部としても気を引き締めた一年でした。
4年目の決意
こうして迎えた4年目は、いつも記事を執筆してくれているインフルエンサーの方と編集部のメンバーで旅行にも出かけました。「高知食い倒れツアー」と題して、戻り鰹を食べに行くという、夢のような「オトナの遠足」です。
(https://ouchi-gohan.jp/2482/)
(画像は@yoshiko__445さんの投稿より)
ダイナミックな鰹のたたき、表面がカリっとした絶品うな重、本場の屋台餃子などを堪能。「おうちごはん」のレジェンドである@higucciniさんは、おうちに帰ってさっそく再現されていました。さすがです。
(https://ouchi-gohan.jp/2487/)
(画像は@higucciniさんの投稿より)
メディアにとって大切にしたい存在は、サイトを応援してくれる読者やフォロワー、一緒に記事をつくってくれるライターやインフルエンサー、そしてイベントなどでコラボしていただく企業の方々です。中でも、「おうちごはん」の発足当初から協力していただいたインフルエンサーの方と、投稿の悩みやメディアの方向性について話せたことは貴重な体験となりました。
毎日のおうちごはんを楽しくしたいという思いのもと、駆け抜けてきた時間。5年目に向かって準備をしていたところにやってきたのが、新型コロナウイルスによる外出自粛要請と休業要請です。
家で料理をする機会が増えたことで、レパートリーの不足に悩んだり、作って洗っての繰り返しに疲れてしまったり。楽しいはずの料理にストレスを感じてしまう人も多くなっています。給食がなくなったり、納品先のレストランが休業したりしたことで、ピンチに襲われた生産者の声も届くようになりました。
わたしたちを応援してくれていた読者や企業が苦境に陥っている。こんな時こそ、「おうちごはん」ができることをしたい。それも、「いつものいただきますを楽しく。」というコンセプトを通して。
そこでまずは、「#おうちごはん革命」のハッシュタグでの投稿を募集。おうちごはんを楽しむきっかけを広めていくことに。
(https://ouchi-gohan.jp/2657/)
(画像は@veranomar.1115さんの投稿より)
5月19日現在、5901件もの投稿が寄せられ、フルーツいっぱいの朝ごはんや、ほったらかしでも簡単にできる煮込み料理など、たくさんのアイデアが挙がっています。
ネットショップ作成サービス「BASE(ベイス)」と協力し、休業などによって被害を受けているショップオーナーを支援する取り組みもスタート。
また、これまでInstagramのストーリーズで配信していた「お料理の基本」シリーズをYouTubeにも投稿。ささがきごぼうの簡単なやり方や、長ネギみじん切りの簡単な方法など、お料理初心者にもうれしい基本情報を発信しています。
(https://www.youtube.com/watch?v=X_-JKbd_ego)
こちらの「ささがきごぼうの簡単なやり方」動画を、「おうちごはん」公式Facebookに投稿したところ、動画の再生回数が14万UUとなりました。編集部一同、手を取り合って喜び……たかったのですが、リモートワークを実施中のため、チャットを送り合って喜びました。
2016年5月20日から始まった「おうちごはん」の挑戦。本日無事に4周年を迎えることができたのは、いつも「おうちごはん」を応援してくださる読者やフォロワーの方々、インフルエンサーのみなさま、さまざまなコラボを叶えていただいた企業のおかげです。心から感謝しています。
そこでこれまでの感謝を込めて、4周年記念ハッピーバースデー「#まねっこおうちごはん」キャンペーンを本日から開催します。
(https://ouchi-gohan.jp/2692/)
いつもの「いただきます」を楽しく。
見て楽しい、味わっておいしい。
ちょっとの工夫、ちょっと素敵な五感を満たす美味しい食卓。
いつ、どこで、誰と、何を、どう食べるか
食卓の数だけ、食べる楽しみを。
心が躍る食卓で、みんなを笑顔に!
いつもの「いただきます」を、ちょっとわくわくするものへ。そのお手伝いができるなら、こんなうれしいことはありません。これからも毎日の食卓を楽しく彩るアイデアや食のトレンドを発信していきます。
「おうちごはん」を通して、みなさんのおうちごはんが、楽しくなりますように。
<おうちごはんWebサイト・公式SNSアカウント>
Webサイト:https://ouchi-gohan.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/ouchigohan.jp/
Twitter:https://twitter.com/ouchigohan_jp
Facebook:https://www.facebook.com/ouchigohan.jp/
YouTube:https://www.youtube.com/channel/UC2PqJTN5AzKaXNDQua01voA
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