プロセスエコノミーの視点で、サンプル製作から商品化に到る過程をコンテンツ化した”WILDTECH”の挑戦。お客さまにも⼿に取りやすいアウトドアギアを。
2021年11月、アウトドアブランドWILDTECHとキャンプ系YouTuber FUKUさんとの共同開発プロジェクト「F.C.P×WILDTECH」が始動しました。サンプル制作から製品化に至るまで、一連のプロセスをFUKUさんのYouTubeにて発信し、寄せられる登録者さんからの意⾒も商品製作に盛り込むことで、お客様にも手を取りやすいアウトドアギアを開発するといった取り組みを続けてまいりました。
株式会社エクスプラス独自のアウトドアブランド「WILDTECH」と、FUKUさんとの共同プロジェクト『F.C.P×WILDTECH』とは
株式会社エクスプラス独自のアウトドアギアブランド。“WILDTECH”とは、 WILD(アウトドア)+TECHNOLOGY(機能性)を掛け合わせて名付けました。培ってきた技術を活かし、”⾼品質・⾼機能”をモットーに商品開発を続けてまいります。
YouTubeをメインに活動しているFUKUさん。キャンプの魅力を発信しており、キャンプギアやアウトドアギアを独自目線で解説。その丁寧な解説はキャンプ初心者、熟練者から幅広く支持されております。
”F.C.P×WILDTECH"とは、FUKUさんとの共同商品開発プロジェクト名。
「プロセスエコノミー」の手法を取り込んだ開発に挑戦し、サンプル制作から製品化までをコンテンツ化
「ギアケースLサイズを製作中【キャンプギア開発】」より抜粋
"F.C.P×WILDTECH“では、FUKUさんのアイデアをもとに弊社担当者と開発の打ち合わせを実施。どのようなアウトドア商品を作りたいのか、どのような魅力があるのかなどを念入りに話し合い、途中経過をFUKUさんのYouTubeで動画配信する事で商品誕生までのプロセスを視聴者と共有し、「プロセスエコノミー」の手法を新しく取り込んだ商品開発にチャレンジしてきました。
モノづくりに対する想いや楽しさを知っていただき、商品開発に視聴者の皆様も関わっているという体験を増やす。問題点を解決するためには、どのような技術を用いればいいのか。アウトドアで使うにはどのような部分を改善すればよりよい商品となるのか。そのようなやり取りが実際にお手元に商品が届き、使っていただく際により大きな感動体験を生み出せると考えております。
初めての共同開発だったにも関わらず、初回ロットを10分で完売
(画像左から、ギアケース・ファーストエイドポーチ)
プロセスエコノミーの手法を取り入れ、F.C.P×WILDTECHで初めて開発した商品は、”ギアケース”と”ファーストエイドポーチ”。2021年11月にX PLUS ONLINE SHOP限定で予約発売し、初回の1,500pcsは10分で即完売。
フォロワーさんからの意見も取り入れつつ、キャンプでの利便性を一番に考えました。
収納機能が充実した、キャンプ道具を入れてレジャーシーンで活用したり、充電ケーブルなどを入れて日常シーンにもご利用いただける商品が誕生しました。
発売初日2,000個以上販売したミニクーラーバッグ
「ミニクーラーに極厚断熱材入れたらどうなる... ながぐつMk-ⅡとAir Stoveも発売へ【キャンプギア開発】」より抜粋
2021年6月、「ザックに入れて持ち運べる強保冷ミニクーラーを目指す」という企画から、ミニクーラーバッグの開発が本格的に進みました。とにかく冷やしたいというFUKUさんの熱意もあり、保冷が持続するためにはどうすればいいのかを追求しました。
試作品をFUKUさんにお渡しし、キャンプでの体験や今までの経験を踏まえて、問題点と解決するためのアイデアを整理していただきました。
開発するにあたっては、工場との連携も重要です。FUKUさんから頂いたアイデアを形にしていくために、試行錯誤を繰り返しました。工場が持つ機械によっては生み出せる形に限度があるため、当初予定していた構造を開発することができなかったり、思った以上の性能が出なかったりと苦戦が続きました。
2022年4月、約1年間かけて開発した”ミニクーラーバッグ”が発売。試行錯誤を繰り返した結果、保冷と保湿が長時間持続する「X-insulation」素材を開発。本素材は、WILDTECHのクーラーバッグでは定番の素材として定着し、WILDTECHにはなくてならない素材へと成長しました。
開発状況をYouTubeで発信し続けていたこともあり、X PLUS ONLINE SHOP限定で販売したミニクーラーバッグは、初日に2,000個以上を販売いたしました。その後、再販や実店舗でも販売を開始。オンラインショップでは在庫切れが続いてしまうほどの大人気商品になりました。
(画像左から、プラス・新モデル・ジュニア)
2023年6月にミニクーラーバッグは、FUKUさんや利用者の皆様からのご意見を反映し、サイズ感を新たに「ミニクーラーバッグ(新モデル)・ミニクーラーバッグジュニア・ミニクーラーバッグプラス」として3型の商品に生まれ変わりました。
「ザックに入れて持ち運べる強保冷ミニクーラーを目指す」という企画から始まり、2年以上が経過してもなお、多くのお客様から愛され続ける商品が誕生しました。
機能性へのこだわりから培ってきた自社開発技術を活かしてゆく
左から、カンガルークーラーバッグ・ファーストエイドポーチ・ギアケース・ギアケースL・3種の神器のケース
WILDTECHで使用している素材は、摩擦や擦り切れに強く耐久性に優れた「Cordura® ファブリック」やエクスプラス独自の保冷と保湿が長時間持続する「X-insulation」、防水性と高い耐久性を兼ね備えた「X-pac」を活用してまいりました。
Cordura® ファブリックは、少し大きめなギアケースが欲しいというご要望にお応えし制作した"ギアケースL"を含め、WILDTECH商品の全般に使用しました。X-insulationは、大人気商品の"ミニクーラーバッグ"や、累計販売数6,000個以上の"カンガルークーラーバッグ"などの保冷バッグで活躍。
お財布サコッシュX-pac
X-pacは、お財布でもあり、サコッシュでもある”お財布サコッシュX-pac”に初めて採用しています。お札も収納できるため、内部に水が沁み込みにくい素材を使用することで、さらなる利便性を追求しました。
中国やフィリピンでの自社工場で生産し、品質管理体制を強化。サンプル制作から開発、打ち合わせ、受発注までを円滑に進めております。商品ごとに用途に合わせた素材を活用、組み合わせることで⾼品質・⾼機能な商品を届けてまいります。
プロセスエコノミーの取り組みで培った経験を活かした商品開発を継続したい
「お財布サコッシュできたよ〜【ライブ開発会議】」より抜粋
F.C.P×WILDTECHでは、FUKUさんのYouTubeで動画コンテンツを発信しておりましたが、新たにYouTubeでのライブ配信にも挑戦。発売前に実施した”お財布サコッシュX-pac”では、弊社担当者とデザイナーも参加し、リアルタイムで視聴者からのご意見を聞き、FUKUさんと共に改良策を考え、商品化致しました。
そしてWILDTECHでは、FUKUさんとの取り組みによる商品開発以外にも、「キャンプに行くまでに何をするか」にフォーカスを当てたカーグッズブランド"WILDTECH CARLIFE"や、ゴルフグッズを展開するブランド"Swing Tech"があります。
プロセスエコノミーの取り組みで培ってきた経験を活かし、お客さまにも⼿に取りやすい商品づくりに取り組み続けてまいります。
また、FUKUさんとの取り組みは"インフルエンサーマーケティング"としても進めており、従来型の販売方法やプロモーション活動とは違った新しい手法として成り立つことを目指しております。
商品シリーズ
WILDTECH 公式サイト:https://www.wildtech.jp
企業情報
社名:株式会社エクスプラス(https://www.xplus.co.jp/)
本社所在地:大阪府大阪市中央区平野町1-8-8 平野町髙橋ビル9F
東京支社:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-30-3 代々木TR ビル 2F
設立:1986年1月
事業内容:ライフスタイル雑貨、生活用品、玩具、ゲーム、ソフトウェア開発などの企画、開発、製造、輸出入、卸売、小売
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