創刊13年の「歴史人」が、子どもたちに歴史を「遊ぶ」コンテンツとして、新たに「歴史人Kids」を刊行。日本一生徒数の多い社会科講師・伊藤賀一先生が執筆に込めた想いとは
創刊13年を迎えた歴史エンターテインメントマガジン「歴史人」(毎月6日発売)が、創刊以来初となる子ども向け雑誌「歴史人Kids」を出版しました。本誌は〝歴史で遊ぶ、歴史が身につく~歴史の新しい学び方を提案~〟をコンセプトとし、子どもたちが歴史に自然と接することで、自発的かつ積極的に学ぶ力を育むコンテンツです。
『歴史人Kids』の起案は、「歴史はしかたなく勉強する暗記教科」という問題意識から
多くの子どもたちにとって、歴史は「学校の1教科」であり、「しかたなく勉強するもの」という認識は知らないうちに固定化されています。歴史を楽しく「遊べるもの」として、子どもたちが自然に接することのできるコンテンツを提供できないか、という思いから、『歴史人Kids』がスタートしました。
「『歴史人Kids』は、月刊誌「歴史人」の子ども版として始動した雑誌です。歴史=「暗記が必要な小難しいもの」「お年寄りが好むシブい趣味」といったイメージを刷新するべく、マンガやクイズを多数取り入れ、ポップなデザインの1冊に仕上げました。第1特集は「織田信長の生涯」、第2特集は「縄文時代の暮らし」がテーマ。そのほか、平安時代の恋愛事情、幕末の政治情勢、大正時代のファッションなどなど、時代・分野を問わずに取り上げ、読者の多様な興味関心にこたえられるように作りました。歴史の魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。」(担当編集)
さらに今回は、読者アンケートで最も「おもしろかった記事」に選ばれた特集『織田信長のすべて』で執筆・監修を担当した人気社会科講師の伊藤賀一先生に、ご自身の半生を踏まえながら、そこに込めた想いを語って頂きました。
『歴史人Kids』は共通の話題を探している〝親子マーケット〟にマッチ
「歴史を活用したビジネスは、大きく分けて2つの軸があると考えています。
1つめは、年配向けをターゲットとした「歴史人」などマニアックな歴史好きをターゲットとしたビジネスです。他社からも様々な種類の出版物が発売されていますよね。でも、僕はそれだけではないと考えています。
それが2つめの、〝親子マーケット〟です。それを証明してくれたのが、幻冬舎から発売した『学習版 日本の歴史人物かるた NEW』でした。歴史を活用した、かるたというアナログすぎる遊びにも関わらず5万部以上のヒット商品になりました。この時、親子で一緒に楽しめ共通の話題を提供する〝親子マーケット〟に可能性を感じたんです。歴史に詳しいと思いがちな親御さんも研究が進んだ歴史知識にアップデートされていないことが多い。最新の史実を学び直すにあたり、親御さんも難しい研究本を読みたいわけではない、寧ろ『易しいコンテンツを使って学び直すことに対するニーズは高い』という事が核心へと変わりました。
親子関係が上手くいくコツの1つは、共通の話題を作ることだと考えます。
日常生活では「勉強しなさい」など親から子へ伝えることが多く、フラットに話す機会は少ないですよね。共通の話題を作ることで大人が必ずしも優位にはならないし、一発逆転、子どもの方が詳しい可能性もある。そこに、親御さんも昔取った杵柄や経験などからマウントを取りに行こうとすることで、フラットなコミュニケーションが誕生するわけです。
小学生では世界史はまだ習わないし、親御さんも海外旅行へ行った経験が必ずしもあるわけではない。このような背景から、日本人にとって身近な日本史×親子マーケットはまだ可能性に満ち溢れている、一方で今さら紙媒体で勝負する会社はそうそうないだろうと感じていたところの『歴史人Kids』は良い企画であると感じました。」
賀一先生の半生と歴史を学ぶ意味
「なぜ〝教師〟ではなく〝講師〟を選んだの?」
「講師をするうえで最も大切にしていることは?」
「今回の執筆にあたり乗せた想いとは?」
熱く語って頂いた想いは『歴史人Kids WEB』でご確認頂けます。
賀一先生は『戦国武将 性格診断チャート』で、何タイプ?
「僕は伊達政宗になりました!
【声が大きい】→【飛行機より自転車が好き】これは、お客さんに目線を合わせないと思っていて、僕のお客さんは若い人が多いからこっちを選びました。
僕、こんな風にあらゆることに対して自分の意見があるんです、ボヤっと決めていることは1つもない。
【何かに熱中するとすぐ周りが見えなくなる】ことは全くないです。人生がジャイロスコープ型なので、目標を決めて進んで行くタイプです。だからこそ、普段は中立な立場であらゆることにレーダーを張っています。
【甘いもの大好き】→【自分の直感を信じる】→【ドラマよりお笑い番組が好き】→【着るものにはこだわっている】を選び、この結果になりました。」
もっと身近に歴史と出会って欲しいという想いを込めて、今月より電子版も発売開始!
スマートフォンやタブレットなどお出かけ時のすき間時間にも歴史を楽しんで頂けるように、電子版の販売を開始しました。
さらに、今冬には、待望の「歴史人Kids」vol.2が発売予定。
連載マンガなど続けて読むとさらに楽しめるコンテンツも満載、次号発売前にvol.1をチェック!
https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGVDQ6CX/
雑誌「歴史人Kids」概要
特集:「織田信長ってどんな人?」「縄文人のすごい暮らしをクイズで学ぶ!」
版型:A4変型・66ページ
定価:770円(税込)
発行元:株式会社ABCアーク
Amazon:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CBCV3XYC
電子版:https://www.amazon.co.jp/dp/B0CGVDQ6CX/
全国の書店でも販売中
「歴史人Kids」をもっと楽しむ!
WEB:https://rekishijinkids.com/
Instagram:https://www.instagram.com/rekishijin_kids/
YouTube:https://www.youtube.com/@rekishijin_kids
行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ