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人の数だけ、物語がある

10月はピンクリボン月間。リサージが応援する「ピンクリボン活動」とその思い

著者: 株式会社カネボウ化粧品

1992年に誕生したカネボウ化粧品のブランド、LISSAGE(リサージ)。忙しい日々のなかでも、自分らしい暮らしを目指し、柔軟に行動できる女性に向けて、心地よく使えるアイテムを提供してきました。そんなLISSAGEが2023年10月に実施するピンクリボンの取り組みについて、商品開発やプロモーションに携わる児玉さん、加藤さん、郷さんに話を聞きました。



LISSAGEが「ピンクリボン活動」応援に至った背景

LISSAGEは、「磨き上げる」「滑らかにする」という意味のフランス語が由来です。忙しい日々のなかでも、自分らしい心地よさを追い求める女性へ、スキンケアアイテム、ベースメイクアイテム、メイクアップアイテム、ヘアケア商品などを提供してきました。


「たとえば、ブランドを象徴するアイテムのひとつである「スキンメインテナイザー」は、肌のハリ状態*と肌タイプでその方にあった1本の化粧液をお届けできるよう、15種類を展開するなど、個肌主義を掲げてきました。また、ずっと使い続けていただけるように、感触や香り、使いやすく魅力的なデザインにもこだわっているのが特徴です。」(児玉さん)

*ハリが気になる度合い



「歳を重ねるにつれ、ライフステージが何度も変化します。どんな時もそばに寄り添える商品をという想いで開発しています。化粧品では珍しいトリガーを採用したスキンメインテナイザーのデザインに関しても、軽い力で中身を出すことができるため、高齢の方でも負担なく使えるという点を意識しています。」(郷さん)


リサージはブランド誕生から30年間、働く女性を応援してきました。昨年その方々に意識調査をしたところ、「自分らしく心地よい暮らし」をめざしており、そこには自分を取り巻く身近な環境や地域ボランティアといった社会貢献活動への関心が強いことがわかりました。そうしたことから今回ピンクリボン活動に取り組むことになりました。


「バスタイム ボディセラム」の開発・特長

・インバスケアがボディケア継続の秘訣。毎日続けられる使い心地を目指して


新商品「バスタイム ボディセラム」の開発は、LISSAGE内で「新たにリサージらしいボディケア商品を作りたい」という話から始まりました。


「一時的に湿度が高まるお風呂環境はスキンケアに非常に適しているという情報をリサージとして発信していたこともあり浴室内でのボディケアには着目していました。」(郷さん)



顔よりボディのほうがたるみが出やすくハリ不足になりがちな肌構造をしており、継続したケアがより必要だと郷さんは説明します。


「ただ、乾燥しやすい冬はバスルームも寒いため、冷たいボディミルクを塗るのは苦痛だし早く服を着たい。逆に夏は肌のべたつきが嫌でやめてしまう。また、どうしてもお風呂上りは顔のケア優先で、ボディケアは後回しになりがち。といったような、継続できない理由がどんどん出てきました。年間通して心地よく使ってもらえるボディケア製品を作ることが、ボディケアの継続につながると感じました。」(郷さん)


そこで目を付けたのがインバス(浴室内)でのボディケアでした。ぽかぽかと暖かい浴室内でリラックスした気持ちでケアできることはもちろん、肌が濡れた状態でケアできることで、乾いた肌に使う時以上に保湿の持続性も向上します。また、服を着る前にケアができることから、塗りづらいバストやヒップ含め、全身ケアがしやすいのもインバスならではの利点です。

インバスケアに適した商品作りとして、「バスタイム ボディセラム」には、製剤技術「ウェットスキンケア技術」が採用されました。風呂上がりの肌に残る水となじみ、均一に広がることで、むらなく膜で肌を覆うように密着。水分がキープされるので、効果的なボディケアが可能となります。その後にタオルで拭いても製剤が落ちにくく、保湿効果が保たれるのが特徴です。



「肌につけた後にタオルで拭くため、従来品と比べて肌のべたつきを感じづらく、お風呂上がりにすぐ服を着ていただけます。冬場でも寒い思いをすることがなく、夏場も使いやすい使用感のため、年間通してケアを続けやすいんです。」(郷さん)


バスタイム ボディセラム リリースURL

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LISSAGEの「ピンクリボン活動」の取り組みについて

セルフチェックとしてバストに触れることを習慣づけられないかということも今回のテーマでした。

浴室内、浴室外、商品なしでのバストケアの継続率調査*を行い比較してみた結果、浴室内で商品を使ってバストケアをするグループが1番継続率が高いという数値が出たといいます。

*花王調べ、2022年9-10月実施

「また、バストケアを通じてポジティブな気持ちになれるという精神面への効果も数字で得られました。これは学会でも発表していこうということで、感覚科学研究所が9月に開催された日本心理学会で発表。ポジティブに受け止めていただきました。」(児玉さん)


・セルフチェック方法を確認できるチェックカードを作成

浴室で習慣化できるよう、セルフチェックの方法を記したカードを撥水加工し、商品にかけて使えるツールを用意。ご購入いただいたお客様にお渡しする予定です。



・研修用動画を作成

本取り組みでは、「乳がんの現状とセルフチェックの大切さを啓発する動画」も新たに制作しました。


「LISSAGEはお取引先の従業員さまの力をお借りし、お客さまに寄り添うカウンセリングによりふさわしいアイテムをお選びいただくブランドです。我々ブランドとお客さまをつないでくださる従業員さまのことを『コミュニケーター』とお呼びしています。

正しい知識を習得したうえで店頭でのピンクリボン活動に取り組んでいただくことを目的に動画を制作し、研修に取り入れていただきました。」(児玉さん)



・よりわかりやすいセルフチェック方法

セルフチェック開発に携わった加藤さんは、「弊社(花王グループ)では、これまでも乳がんの早期発見の大切さをリーフなどでお伝えして参りました。今回、認定NPO法人乳房健康研究会さまの監修のもと、社会貢献部を中心に、感覚科学研究所、商品事業開発企画、またブランドと多くのメンバーが結集し議論を重ね、お客さまに日々ご自身の乳房の状態を知っていただくセルフチェックの方法が形となりました。」と語ります。


「お取引先の店舗さまでは、色々なブランドを取り扱っているためLISSAGEのピンクリボンキャンペーンでのセルフチェックが、コミュニケーターさまにとってわかりやすく、お客さまにお伝えしやすい内容になっているかを念頭に置き、意見を出していきました。」(加藤さん)






セルフチェックのステップは3つ。ステップ1でバスト全体をチェックし、2でさらに細かく全体をチェック、3でわきの下からデコルテまでをチェックします。ボディセラムやボディミルクなどのボディケア製品を適量取り、両手に拡げ全体に馴染ませてからこの3ステップを各2-3回を目安に行います。




・売り上げの一部はピンクリボン活動へ寄付

消費者にインバスでのセルフチェックを啓発する活動に加え、新商品の売り上げの一部をピンクリボン活動に寄付する活動も実施。今回は漠然と寄付するのではなく、用途を定めたのが特徴だと児玉さんはいいます。


「超音波検査技師、特に女性技師の育成費用に寄付したいと思っています。マンモグラフィと超音波検査を併用した乳がん検診を推進するには、女性技師の数が足りていないといいます。今回の寄付金は、ぜひともその課題解決に使っていただきたいと思いました。」(児玉さん)


本取り組みの振り返りと今後の展開

今回の取り組みと今後の展開について、3人に感想を寄せてもらいました。


「セルフチェックを続けられることで、習慣化に貢献、その結果、早期発見にもつなげられるよう引き続き取り組んでいきたいです。1年目は限定的な活動に留まりましたが、ESG活動に関心のある企業は多く、LISSAGEを販売している店舗には女性従業員の方がたくさんいます。連携していけばもっと大きな活動にできるという声もあったため、2年目以降はさらに大きなレイヤーで活動していきたいです。」(児玉さん)


「LISSAGEはコミュニケーターさまのカウンセリングを通して、商品を手に取っていただくブランドです。ピンクリボン活動を通じ、お客さまとコミュニケーターさまとが商品だけのつながりではなく、お客さまの人生にまで寄り添った付き合いの長い、また関係性の深いブランドになっていくのではないかと思っています。お客さまもお店さまも、よりハッピーになってほしいと思っていますので、今後も一緒に取り組んでいけたら素敵だと考えています。」(加藤さん)


「LISSAGEの商品は心地よさにこだわっています。ケアの時間が義務ではなくやりたいと思える心地いい幸せな時間になってほしいです。ボディケアがポジティブなものだと感じられる方が1人でも増えたら嬉しい。今後も使い心地のよさにこだわった商品開発を続けていきたいです。」(郷さん)


「バスタイム ボディセラム」の発売開始月である10月は、乳がん啓発「ピンクリボン」月間でもあります。ハッピーなボディケアの一環に、セルフチェックを試し、習慣化を目指してみませんか?




花王株式会社LISSAGE 

マーケティング担当 児玉 淳希


営業を経験後、商品開発に配属。

他ブランドのマーケティング担当を経て、20年からリサージのマーケティング担当に。



花王株式会社 LISSAGE 

商品開発担当 郷 彩織


営業を経験後、商品開発に配属。

他ブランドのスキンケア商品開発を経て、20年からリサージの開発担当に。



花王株式会社 LISSAGE

美容情報開発担当 加藤 純子


弊社美容部員として活動後、美容教育(共育)の世界に。全国のスタッフおよび各取引先様に向け、お客さま満足に必要な美容知識・技術・おもてなしの心など、現場経験を活かしたノウハウをお伝えするための企画提案や各研修実践などを経て、2014年よりLISSAGE担当。




●リサージ ピンクリボンキャンペーン特設サイト

https://www.lissage.jp/products/special/pinkribbon_cp/


●ブランドオフィシャルサイト

https://www.lissage.jp/




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