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ストーリーの著者は、読者でもあります

若者からアイデアを募り、優秀な作品には賞金として応援資金を授与。日本を元気にする「地方創生デザインアワード」プロジェクトの裏側

著者: 地方創生デザインアワード 事務局

株式会社GARDE(本社:東京都港区、代表取締役社長:室賢治)は、飛島建設株式会社の創業140周年記念事業「地方創生デザインアワード」の総合プロデュースを担当し、賞金総額 約1000万円を未来を担う若者が考案する「ローカルトランスフォーメーションアイデア※」へ授与。学びへの応援資金の一助とし、そのアイデアを地方の抱える問題解決策として提供いたします。


※デジタル活用で地方創生を計画する事


絶え間ないデジタル化の進展が、時間や場所に捉われない多様な働き方の可能性を広げ、新たな挑戦の場として地方への関心が高まっています。こうした社会環境の変化を背景に、2022年の全国知事会では、地方のリソースとデジタル技術の融合で新たな価値やしくみを作り出し、地方をあらゆる産業や職種の新たな挑戦の場として変革させるローカル・トランスフォーメーション(以下LX)の提言がなされています。

世界10カ国に拠点を持つデザイン会社がプロデュース

㈱GARDEは、日本に本社を置き、世界に計10カ所の拠点を持つデザイン会社です。

コンサルティング・デザイン・コーディネーションの3つの各フィールドで、クライアントのビジョンを具現化しています。今回、これまで幾つものプロジェクトを一緒に手掛けてきた飛島建設株式会社(以下トビシマ)の創業140周年事業の一環としてこの地方創生デザインアワードをプロデュースさせて頂いています。


当プロジェクトの裏テーマには別の社会課題である、急速な生産年齢人口の減少があります。

クリエイティブを生業とするGARDEにとっても、ゼネコンであるトビシマにとっても「ヒトが使うモノ」を作り続け、またそれに関わる優秀な人材を確保していく為には、まず本拠地「日本」と「担い手となる若者」が元気であり続けることが不可欠であり、企業として傍観者ではいられない、という切迫した裏事情があるのです。

創業140周年を迎えたゼネコンがこれまでお世話になってきた地方へ「ご恩返し」をする理由

企画はデザインアワードに造詣の深いGARDEが、140周年を迎えたトビシマにアワードの開催を提案したところ「ならば、地方創生、LXでそれを叶える内容で日本の若者、特にこれから日本の未来を担う学生と一緒に考えるのはどうか?」というアイデアからスタートしました。

国策の1つでもある地方創生に目を見張るような成果がでない原因は多々あるはず。だが、「先ず自分事になっていない」「国や行政が考えるもの」といった諦めにも似た思いが一人一人にあるのではないか?

そう考えた我々がたどり着いた答えとしては、社会に出る前の若者が人生を少し前向きに変えられるような賞金額のアワードを企画し、個人やチームで応募が可能で、さらに彼らの多種多様な得意分野を活かした案を出せるように絵画、音楽、動画など、通常の企画書だけでないアイデアを「デザイン=計画」との位置付けで創造し、それらを出来るだけ簡易な方法でデータ投稿してもらう、というものでした。

地方行政や大学からの応援

「応援経済」という言葉をお聞きになった事があるでしょうか。

これは世の中からの応援が経済を進歩・循環させていくとの考えで、クラウドファンディングや推し活、募金、ボランティア、広義ではSDGsへの活動もそれにあたります。


このアワードの告知に関しては、有名芸能人やインフルエンサーを起用するような広告予算を持たず、純粋な想いや憂いへの共感からの情報共有を促したい、と考えました。しかしながら、選択として間違っていた、と思えるほどアイデア応募数が伸び悩んでいる中で、さまざまな方々からの応援をいただくことが少しずつ増えてきたのです。

高知県知事、そして「官・民・学」さまざまな方からのご協力

先ずは、大阪の副知事などを歴任され、現職の高知県 濱田省司知事が県内の各関連部署に「地方を元気にし、若者を応援する」この取組みを共有して下さることに。

そして同県の国立・県立の大学や工科大学、商工労働部、産業振興推進部などのキーパーソンの方々からも告知応援のお約束をいただくことができました。


高知県 知事室にてプロデュースを担当している㈱GARDEの三沢(右)より概要説明


濱田知事とアワードの募集パンフレットを掲げての2ショット

ボランティアでの審査委員を快諾いただいた社長・ファウンダーの方々

そして、このアワードの審査委員をボランティアで務めることを快諾いただいた5人の社長、ファウンダーの方々。

本取組みの主旨に共感くださり、多忙な中、一つ返事で引き受けて下さいました。

詳しい経歴はアワードの公式ホームページで確認可能ですので、ここではお名前と職責のみ列挙させていただきます。


(敬称略・五十音順)

加藤佑:Harch Inc. 代表取締役 

門脇あつこ:京都リサーチパーク株式会社 代表取締役社長

窪田規一:株式会社ケイエスピー 代表取締役社長

小林亮元:株式会社ATTIQUE 代表取締役CEO

斉藤麻子:株式会社BLOOM代表取締役、FUJI ROCK Festival 戦略プロデューサー

どんなアイデアもそれを叶えるのは人であり、想像が創造を産む

アイデアには「大人の事情」「社会通念」といった型にはまったもの以外にも学生ならではの感じ方や想像力、自由な発想力の中から生み出された提案が欲しい、と考えています。一瞬で全てを叶える魔法の解決策はないにせよ、この社会課題解決を1人でも多くの人々が取り組む事こそ、着実な前進に繋がるはずです。

当アワードのフライヤーには、絵の具で染まりながら懸命に描く手、育むべき美しい日本の風景、そして未来へ少し顔を振り向けた若者を使いました。

想像できる物事はきっと創造可能だと信じ、振り向いたらいつでもそこにあるかけがえのない故郷や伝統・文化・産業に新たな価値を、未来を創るアイデアの地方創生デザインへの参画を心よりお待ちしております。


応募方法などの詳細は、下の募集概要にてご確認下さい。


当記事を最後までお読み下さり有難うございました。皆様の応援・ご協力をどうかよろしくお願い申し上げます。

「地方創生デザインアワード」募集概要


[タイトル]

地方創生デザインアワード

-トビシマ創業140周年記念事業-


[募集テーマ]

地方創生をデザインする

※デザインとは、描画や造形以外にもイベントや社会的な取り組みなど、広義の意味となります。

※この社会課題を解決するアイデアであれば、どのような表現でもエントリー可能です。


[応募資格]

応募者は個⼈またはグループとし、2023年4⽉1⽇現在で16歳から35歳迄の日本国内に居住されている高校生以上の生徒・学生の方(グループの場合は全員)とします。

グループにより共同で応募される場合は、グループを構成する全員の同意が必要です。


[応募⽅法]

当アワードの特設サイト(https://tobishima-award.com)内の応募要項で条件詳細を確認した上で、エントリーフォームより、画像・動画・音源・3DCG・書類ファイル等のデジタルデータファイルにてご応募ください。郵送などの応募は一切受け付けておりません。


[応募点数]

応募できる点数は1人または1グループ1点とします。個人で応募された方がグループの一員として重複した応募はできません。


[募集期間]

2023年8⽉1⽇〜2024年1⽉31⽇


[応募条件]

応募に際して「地方創生デザインアワード応募要項」に合意し、これらを遵守することを条件とします。


[審査・結果通知]

・審査結果は2024年2月20日までに電子メールにて受賞対象者に通知します。

・優秀賞に選出された対象の中から、2024年3月下旬に行われる「最終公開プレゼンテーション」により最優秀賞を決定します。

・最終公開プレゼンテーションは首都圏の会場で実施しますが、リモートでの出席も可能とします。


[賞の構成]

・最優秀賞(1名) 賞金300万円

・優秀賞(3名) 賞金100万円

・入賞(5名) 賞金30万円

・奨励賞(5名) 賞金10万円

・その他特別賞


[主催等]

主催:飛島建設(株)

企画:(株)GARDE

協賛:(株)ケイエスピー、京都リサーチパーク(株)


[特設サイトURL]

https://tobishima-award.com


飛島建設株式会社について(アワード主催)


明治16年創業、2023年に140周年を迎えた総合ゼネコン。

これまでに国内外において数多くの社会インフラ整備事業に携わっている。

近年ではDXを通じて、ESG・SDGsに配慮した経営による、企業と社会のサステナビリティの融合を目指すサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)を推進し、既存の建設業の枠を超えて、自らが新たなビジネスを創造するとともに、多様な人々のビジネスの創造を支援し、その実現を約束する「New Business Contractor」となることを目指している。


社名:飛島建設株式会社

公式HP:https://www.tobishima.co.jp/


株式会社GARDEについて(アワード企画)


ブランディング・デザイン会社として、リテール、オフィス、レジデンス、ホテルやレストラン、またこれらの複合施設など様々な分野の空間をデザイン。グローバルなネットワークを駆使し、多様な社会や文化に対する深い洞察力と才能豊かなデザイナーとプロジェクトマネージャーが、コンサルティング・デザイン・コーディネーションの3つを柱とする各分野でクライアントのビジョンを具現化し、デザインと機能性が結び付く卓越した空間を創造。東京本社の他、ミラノ、パリ、香港、上海、シンガポール、クアラルンプール、ドバイ、ニューヨーク、ロサンゼルス、と世界各地に拠点を持つ。


社名:株式会社GARDE

公式HP:https://www.garde-intl.com/  


<本件に関するお問い合わせ先>

お問い合わせフォーム:https://form.jotform.com/231412072094446 

地方創生デザインアワード事務局:プロデューサー三沢紳一郎






   






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