1号店オープンから2年も経たずに全国28店舗出店。!ドライヘッドスパ専門店「癒し〜ぷ」のブランド担当者が語る「はたらく大人のための隠れ家サロン」の開業秘話
1号店オープンから2年も経たずに全国28店舗出店。!ドライヘッドスパ専門店「癒し〜ぷ」のブランド担当者が語る「はたらく大人のための隠れ家サロン」の開業秘話
株式会社癒しテックは、『家でもない、職場でもない、癒しのサードプレイスを提供する』という企業理念のもと、ドライヘッドスパ専門店癒し〜ぷを、都内を中心に南は沖縄まで28店舗出店しています。"あたまとこころに極上の「癒し」を与え最高の休息を"テーマにファンを増やし続け、忙しい現代人の毎日に、ほっと一息、肩の力を落とせるような癒しの空間をお届けしています。
2021年12月、ドライヘッドスパ専門店癒し〜ぷの1号店である、新宿店が誕生しました。“はたらく大人の隠れ家サロン”をコンセプトにしたドライヘッドスパ専門店「癒し〜ぷ」のスタートです。数あるリラクゼーション/美容サービスの中で、なぜあえてドライヘッドスパに着目したのか、創業メンバーのブランド担当者である、はるが癒し〜ぷ誕生の舞台裏や、ブランドにかける想いを語ります。
現代人のストレスに向き合う癒しの場を。ヘッドスパがもたらす心と身体のケア
この新規ブランド立ち上げは、ストレス社会を生きる現代人に、癒しの場を提供することを目的としたプロジェクトです。
私は、看護師として病院や老人ホーム、保健所で働いてきました。
看護師として日々多くの患者さんやご家族と関わる中で感じたことは、病人でなくても、社会の中で生きているだけで、いろいろな悩みがあって心も体もヘトヘトになって、溜め込んだお疲れが 、病気となって現れることもあるということです。
2022年の日本の自殺者数は21,881人、2021年 世界の自殺率 国別ランキングでは韓国、リトアニア、スロベニアに続き、世界4位の自殺率の高さです。
現代人は、デジタルデバイスやSNSの普及により、いつでもどこでも誰とでもコミュニケーションが取れます。私たちはこの恩恵を受けている一方で スマホ・パソコンと常に一緒に過ごしていることで、脳は過活動、首も肩も凝るし、良質な睡眠が得られなかったり、多くの人との人間関係に疲れたり...。加えて、約2年間のコロナウイルス感染拡大による隔離生活やリモートワークの普及により「なんとなく元気がない」「なんだか疲れが取れない」といった、漠然とした疲労感やストレスの蓄積を自覚する方も多くなりました。多くの人が「人との関わり」「人のぬくもり」を求めているとも言われています。そんな現代人のお悩みにピッタリなケアが、ヘッドスパだと思いました。
頭皮・筋肉をほぐしゆるめることで血液の流れが良くなり、自律神経のバランスが整い、心身ともに軽く快適に過ごせるような習慣づくりができます。「体のケアをしにきたのに 気がついたら心まで楽になっていた!」そんな場所をつくりたいと思いました。
ジェンダーレス時代だからこそ、誰でも気軽に来店できるブランドを目指す
以前は美容/リラクゼーションサロンといえば女性が利用するイメージだったと思いますが、近年は男性もヘアカラーやメイクをする時代です。男性の脱毛が流行っていることからもわかるように、男性の美容/リラクゼーションニーズが格段に上昇してきています。しかし、まだまだ男性を受け入れているサロンは少数派ですし、美容/リラクゼーションサロンはなかなか通いづらいと感じてる男性が多いという現状があります。
メイクまではしないけど、身だしなみには気を遣いたい!仕事で疲れた身体のメンテナンスをしたい!という男性も気軽に来店できるブランドづくりをしています。
近年はジェンダーレス(genderless)という言葉が広く認知されています。ジェンダーレスとは、「ジェンダーギャップのない、またはジェンダーギャップをなくそうとする考え方」を指します。「男女の境界を無くす・区別しない」という意味合いが強い言葉で、癒し〜ぷにおいても「男性客だから」「女性客だから」という区別をせずに、お客様のお疲れに真摯に寄り添う姿勢を大切にしています。
創業時から考えていた、セラピストが働き続けられる環境づくり
雇用に関して言えば、美容/リラクゼーションサロンは、低賃金、長時間労働、肉体労働と、一般的な華やかなイメージとは程遠い現状があります。
セラピストは、自分の接客や施術によって、お客様のお体が楽になったり、笑顔で帰っていく姿にやりがいを感じる一方で、ライフイベントとの両立の難しさや、セラピスト自身の身体・精神の不調から、業界を離れてしまう方も多くいます。
癒し〜ぷではセラピストへの技術教育の柱として「自分の身体を守りながら実践できる手技を身につける」ことを掲げています。お客様満足度を追及することはもちろんなのですが、それ以前に働くセラピストが苦痛なく楽しく実践できる手技でないと、働き続けることやブランドが存続することはできません。
また、専業主婦の社会復帰や他業種からの新規雇用も歓迎しています。店舗での雇用はもちろん、スクール事業も展開していますので「新しいスキルを身につけたい」「好きなことを仕事にしたい」「誰かの役に立つ仕事をしたい」「経済的/社会的に自立したい」など様々なニーズにお応えできるような環境を整えています。「未経験だから...」「もういい歳だから...」と臆さずに、ぜひチャレンジして欲しいです。
存続の難しさと向き合う美容業界で、お客様に愛されるブランドづくりを目指す
そもそも、美容/リラクゼーション業界は、もともと開業が容易な一方で、継続していくのは難しいといわれている業界です。開店後1年でその半数が、3年以内に90%が廃業に追い込まれているといわれています。独立後1年以内の廃業率は、一般企業の平均が30%なのに対して、美容/リラクゼーション系サロンは60%。10年以上の存続率は5%。20年以上続くサロンは、全体の0.3%程度といわれているのです。
お客様に認知してもらうために、愛してもらうために、こだわったことや実践していることがあります。
店名は第一印象。読みやすく覚えやすい名前の力
まず、店名。これは本当に大切です。なにが大切かというと、店名というのは、人間の名前と一緒で誰が見ても読める!ということです。
特に、私たちは日本で生きていて、多くの方が日本国内で店舗展開するでしょうから、日本人が店名を見たときに、過半数の人が苦労せずに読めることがポイントになると思います。
やりがちなのがおしゃれさや、かわいさを優先した結果、フランス語やイタリア語など他国の言語で店名をつけたり、造語+外国語で読めない…というパターンです。
読めないのはもちろんですが、覚えにくいと、お友達に紹介したくても「ほら!あれあれ」という会話になってしまって、紹介できないですよね。漢字、ひらがな、カタカナ、英語までかな〜と感じています。
癒し〜ぷは
「癒しを提供することがミッション」+
「ドライヘッドスパ」→「睡眠」→「羊が一匹、羊が二匹...」→「sheep」
=「癒し+シープ」→「癒し〜ぷ」
という具合に、名前からブランドコンセプトや、何を提供しているのかが連想できるように考えました。ロゴイメージは、「癒し」「羊」「睡眠」「ドライヘッドスパ」「男性も来れるように中性的」でしたから、ラフ案を元にデザイナーと相談をして、色彩イメージやフォントなどを整えていきました。
はじめは爽やかなイメージも頭の中にありましたので、虹が描かれていましたが、デザイナーと相談する中で、お客様に覚えてもらったり、どんなサービスなのかをイメージしてもらう上では、素直に夜空をイメージしたロゴが適切なのではないかという結論となりました。
「ヒツジのヘッドスパ屋さん」と覚えていただいていて嬉しいですし、セラピストのみんなもヒツジのキャラクターに愛着を持ってくれていて、店内のインテリアなどもヒツジモチーフの物を集めてくれたり。そんなスタッフちゃんたちもかわいいなと思うんですよね。
プライベートでも使えるLINEスタンプで認知拡大を目指す
実はLINEスタンプもあります。
LINEスタンプを制作したのは、お客様とのやりとりで使用したいと思ったことと、「LINEスタンプかわいいよね」で認知が広がると思ったからです。
スタンプを制作したときも、サラリーマンが使うセリフを検討して、男女ともに使いやすく、上司にも部下にも使えることを大切にしました。
結果的にお客様も、店舗スタッフも、プライベートで使ってくれるようになり、認知に繋がっていると実感しています。
ロールちゃんスタンプ
お客様との距離を近くに感じるために、SNSやLINEを使ったコミュニーケーションを選んだ
はる:
癒し〜ぷでは、主にInstagramを使用して、店舗からのお知らせやボディメンテナンスに関するお役立ち情報を配信しています。店舗ごとにアカウントを作成していますから、店舗所属のセラピスト(スタッフ)が工夫を凝らしてアカウントを運用してくれています。
直近の空き状況はもちろん、毎月のお得な情報をチェックしていただいて、便利に店舗を利用していただけますし、「どんなセラピスト(スタッフ)が施術を担当してくれるんだろう」「店内はキレイかな」「お店ってどこらへんにあるんだろう」「どんなサービスを受けられるんだろう」など、初回来店までにお客様が不安に思うであろう項目がわかりやすくコンテンツにされているので、安心してお越しいただくことができていると思います。
来店してからはLINEを使用して問診票(カルテ)を入力していただき、お客様の情報はLINEで管理をしています。お客様とのやりとりはLINEを使用していますので、退店後のサンキューメッセージや予約の変更など、お客様の利便性に寄り添った対応が実現しています。店舗での施術だけでなく、お客様のライフスタイルに寄り添ったアフターケア・セルフケアができるように、退店後に担当したセラピストからメッセージをお送りしています。また「最近お顔を拝見していないな...」と思ったらお客様にメッセージをお送りして、再来店に繋がることもあります。
私もそうですが、リラクゼーションサロンは「絶対に行かないといけないものではない」ので、特に不満がなくても、足が遠のいてしまうものです。とはいえ、定期的にメンテナンスをすることで、お体の状態は全く違いますから、最低でも月に1度はメンテナンスにお越しいただきたいです。お客様に負担にならないような距離感で、お客様のためを思ってコミュニケーションをとることを心がけています。
癒しの時間をご自宅でも。音と映像で届けるリラックス体験
皆さんは、ご自宅でどんな過ごし方をしていますか。私は家では、もっぱらYouTubeを見て過ごします。本当はよくないですが、夜寝る前まで見ていることも...。
パソコン作業をするとき、読書をするとき、リラックスしたいとき...、そういうときはスローな洋楽や、ピアノ音楽を選ぶ方が多いのではないでしょうか。
癒し〜ぷは、その中の一つの選択肢として、リラクゼーションサロンのASMRを提案しています!弊社が運営する「極楽睡眠ヘッドスパASMR」チャンネルでは、癒し〜ぷの各店舗のセラピストの施術風景を撮影して投稿しています。温かい明かりに灯された店内、心が落ち着くBGM、セラピストとの穏やかな会話、映像を通して伝わる気持ちよい施術で、目で見ても、耳だけで聞いてもリラックスできる動画になっていると思います。
ご自宅でのリラックスタイムのおともに是非活用していただきたいですし、このセラピスト(スタッフ)に担当してほしいな!と思ったら店舗にもいらしていただきたいです。
実際に、京都河原町店では、YouTubeをご覧いただいて癒し〜ぷにお越しいただくことだけのために、県外から来店されたお客様もいらっしゃいます。本当にありがたい限りです。
YouTubeでは実際に店舗で行われている施術内容を、入店のシーンからヒアリング、アフターカウンセリングまですべて公開しています。ヒーリングミュージックとASMRをお楽しみいただけるように編集していますので、眠る前のひと時にかけ流すのもおすすめです。
■極楽睡眠ヘッドスパASMRチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCSQ17Lz1LYNnJ3dmjcmzxNA/videos
メディアサイトでも癒し〜ぷの認知を拡大
また、全国に癒しを届ける総合メディア「癒しタイムズ」も運営しており、ヘッドスパを受けられる店舗を探せるようにしています。エリアでまとめつつ自社以外の店舗も積極的に掲載するようにしていて、業界を盛り上げるためにも継続的に記事は今後も増やし続けます。
■癒しタイムズ
■ヘッドスパ.com
https://iyashi-tech.co.jp/head--spa/
癒し〜ぷの今後の展望
1号店オープンから2年経たずに25店舗に全国展開する癒し〜ぷ。短期間で全国に店舗を増やし事業拡大していますが、どのような経緯で店舗を増やしているのでしょうか。そして、創業メンバーのはるさんは「今」の癒し〜ぷをどう見ているのか、「今後」の癒し〜ぷの未来をどう見ているのかを伺いました。
癒しの輪を広げる、癒し~ぷのフランチャイズ化プロセス
最初は「自社の直営という形で2〜3店舗くらいで楽しく働けたらいいかな」と思っていました。ですが、一緒に癒し~ぷをはじめてくれた前田が、FacebookやTwitterで癒し〜ぷのことをシェアしたところ、ありがたいことに「フランチャイズやらないんですか?」「一緒にやりたいです!」と声をかけてくださる方が20人ほどいました。
前田は、フランチャイズ展開の経験があって、フランチャイズチャンネル(YouTube)やビジネスチャンス(雑誌)など、フランチャイズ関係のメディアに出演・掲載していただいています。その関係の方々がたくさん興味を持ってくださいました。
そんなこんなで、2021年10月〜2022年2月くらいまでは癒し〜ぷの準備・運営をしながら、お声をかけてくださった方とお会いしたりしていました。1月くらいまでは「ヘッドスパサロンを開く準備」をしていましたが、それ以降からは「フランチャイズ本部を作る準備」にシフトしていきました。フランチャイズ本部の役割の多くは【ノウハウ提供】と【集客(ブランド)力】なので、まずはノウハウを正しく分かりやすく提供するためのマニュアル作りをしました。具体的には、技術のテキスト化やSNS集客の方法、美容媒体への掲載方法や、現場で使うPOP・看板のデザイン作成などです。
そうして2月に癒し〜ぷはフランチャイズ化し、3月には初のフランチャイズ加盟店舗5店舗がオープンしました。
「フランチャイズというコミュニティーの良さ」をもっと感じられる組織づくりを目指す
癒し~ぷのように、直営店舗もまだまだ作っている段階にも関わらず、フランチャイズ加盟を検討してくれることは本当にありがたいことです。アーリーステージで加盟してくださるオーナーさんたちはビジネスのリスクも理解した上で、一緒に癒し~ぷをつくることにチャレンジしてくれています。創業から2年が経とうとする今も、常に課題は出てきますから、様々なバックグラウンドをもつ経営者(オーナー)らの意見は本当に勉強になります。
フランチャイズ化したことでの苦労もありますが、「癒し~ぷというブランドのために」「関わる皆さんのために」と考えると、ブランドの成長スピードも著しく、多くのお客様に通っていただいており、「やってよかったな」とずっと変わらず、感じています。
昨今、フランチャイズのアーリーステージの加盟がブームになっているように感じます。
もちろん、加盟金がディスカウントされていたり、フランチャイズブランドがその後盛り上がるとすればまさに【宝の山】かもしれません。それでも現実は、どんなに整ったフランチャイズ本部でも、成功する店舗もあれば、撤退する店舗もあります。まだ整っていないアーリーステージでは、予想外の出費や方向転換も容易に考えられます。
それでも一緒にやりたいと思える本部社長なのか、この資金がゼロになったとしても(むしろマイナスになることもあります)生活していけるのかなど、メディアの「これはすごい!」「はやりそう!」「儲かりそう!」に踊らされずに、加盟に関しては十分にリサーチをして検討したほうがよいです。
「ビジネスはすべて、自責」とよくいわれますが、どんな失敗をしたとしても、結局は加盟の判断をした自分の責任になるんです。厳しいかもしれないし、酷いと思うかもしれませんが、これがすべてです。
その上で癒し〜ぷに加盟してくださったオーナーらには感謝しかないですし、一緒に盛り上げようと本気で取り組んでくれるオーナーがほとんどです。そのおかげで癒し〜ぷが急速に拡大してきました。
癒し〜ぷは、誰彼構わず加盟していただくのではなく、双方に誠実に加盟契約を結んでいきたいと考えています。フランチャイズに加盟する一番のメリットは良質なコミュニティーに入ることができることです。「経営者は孤独」といわれますが、癒し〜ぷというブランドを通して、切磋琢磨できる経営者仲間ができることは素晴らしいことですし、手前味噌ですが、癒し〜ぷに加盟しているオーナーは様々な経歴を持ち、なおかつ人間力も素晴らしい方が揃っています。
フランチャイズというコミュニティーの良さをもっと感じていただけるような組織づくりをしていきたいですね。
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■株式会社癒しテック
〒160-0023 東京都 新宿区 西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル
代表取締役:前田晃介
事業内容:ドライヘッドスパ ・リラクゼーションサロン
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