業態変更して実感した働くお母さん、お父さんを食で応援!!
with コロナの今年
東京都は区によって、夏休み期間が異なる。
私の住んでいる世田谷区は8月の1ヶ月が夏休みとなる。
が、子供にとっての夏休みは、働く親御さんにとっては「夏休み=休み」にはならない。中には、夏休みは苦痛にしかならないという親御さんも少なくない。
そう語るのは、今年6月20日に業態転換し、グルテンフリーレストランからグルテンフリー対応の「ブレッドボウルカフェ ふぉこらーれ」をリニューアルオープンした林礼子さん(以下「林」と記載)。
https://glutenfree-cafe.tokyo/
働く親御さんにむけた応援イベントを今週末、8月15日と8月16日の2日間に開催するという。今回は、そのイベントについて、質問してみた。
(問)「働く親御さんにとって、夏休み=休みにはならないというのは、なぜでしょう?」
(林)「以前は、夜のみ営業のグルテンフリーレストランだったんですが、新型コロナウイルス緊急事態宣言が出されてから、withコロナとは、数年向き合うことになる。今後どうするのか、お店を休業して考えた結果、夜メインのレストランから日中メインのカフェにすることを決意しました。今までは、小さなお子様のご入店はNGにしていたんですが、カフェになるとNGというわけには行きません。今まで、ほとんど接点のなかった「お母さん」と接することも、少しずつ増えてきました。」
(問)「今までに接したことのない層のお客様と話しみて、どうでしたか?」
(林)「お母さまとお話しすることが増えました。今年は特に緊急事態宣言がでるとともに、学校が休校。給食がなくなって、1日3回食事を準備しなくてはならない。働いているので、ゆっくり作ることも難しい。学校が再開したと喜んでいたのも束の間、すぐに夏休みになってしまった。また食事の準備をしなくてはならないかと思うと、憂鬱だと。時にはストレスを感じてしまうとも」
(問)「なるほど。そうなんですね。憂鬱だったり、ストレスを感じる原因は、なんだと思いますか」
(林)「そうですね。もう少し具体的に伺うと、食材や献立が偏りがち、子どもの栄養バランスに不安を感じる、献立を考えるのが大変、などの理由が出てきました」
(問)「確かにそうですね。私の友達も、以前、長期の休みは大変だと言っていたのを思い出しました。」
(問)「ところで、林さんは今回、働く親御さんの応援ということで、お料理でサポートをするイベントを開催されるそうですが、なぜ、そのようなイベントを行うのでしょうか?理由をきかせてください」
(林)「はい。今まで伺うことのなかった働くお母さんの話をきいて、私が小学生のとき、母は働いていました。当時は家事=女性がするものという時代だったので、大変だったんだろうなぁということを思い出したんです。暑さで体力を消耗しがちなこの季節。夏バテ防止には、発汗によって不足するビタミンやミネラルの補給と、胃腸の消化機能を助けるために体を冷やさない、栄養バランスの取れた食事を取り入れることがポイントなので、飲食店をやっている私だからこそのサポートが出来ないかと。」
(問)「そうなんですね。でも実際にやるとなると、費用もかかりますし、おひとりで全てやるとなると、大変じゃないですか?」
(林)「おっしゃるとおり、正直いうと、お店の経営状況は本当に苦しいです。でも思いつくと、それに向かって猪突猛進してしまう性格なので、今のこの状況で、どうやったら、応援できるんだろう・・一生懸命考えて、悩んでいた時に、カゴメさんから洋食エール隊のサンプル当選通知が届いたんです。私の想いを後押ししてくれたんだと思いました。そこで微力ながら、このイベントを開催することをきめたんです。」
(問)「洋食エール隊って何ですか? サンプルって何をもらったんですか?」
(林)「洋食エール隊というのは、カゴメさんが、外食店の集客支援を目的としたウェブサイト「洋食エール隊」を開設し、オムライス、ナポリタン、ハンバーグのいずれかを提供している外食店がエントリーすることで、同サイトに店舗情報や提供メニューなどを紹介してもらえるという外食店の応援サイトなんです。」
(問)「そういえば、緊急事態宣言下で、外食店を応援しようと多くの企業が実施されていましたね。」
(林)「そうなんです。しかもカゴメさんの凄いところは、サイトに掲載するだけじゃなくて、登録した先着400店舗に、食材サンプルを配布するという太っ腹な企画でした。私は先着400店舗に入れるとは全く思わず、メニューにナポリタンを出していたので、登録申し込みを行いました。」
(問)「もしかしたら、そのサンプルが当たったんですか?」
「はい。メールでサンプル当選のお知らせが来た時には、正直びっくりしました。グリル野菜1kg入りが10袋、10kgです。購入するとなると1万円はかかります。」
(問)「10kgですか?それは凄いですね!」
(林)「頂いたサンプルをどう使うか。もう悩みはありませんでした。このサンプルを使って、シンプルなお料理を食べて頂こうと」
(問)「2人分で500gの量で390円。提供される価格に驚きました。なぜこの金額に」
(林)「本当は無料プレゼント出来れば、一番良かったのですが、やはり現状では、それは難しい。今回のイベントで利益をあげるつもりはありませんでしたから、サンプル以外にかかる食材費用について、少しご負担をお願いして、いつもありがとうと思いをこめて、サンキュー(390円)価格にしたんです。」
(問)「林さんの思いが、働くお母さん、お父さんに伝わるといいですね。最後になにか伝えたいことがありますか?」
(林)「今回ご提供のカレースープとトマトスープですが、アレンジしやすいシンプルな味にしています。スープに好きな具材を加えたり、とろみをつけて、そうめんやうどんのつけだれにしたり、ごはんにのせて あんかけ、スープパスタ、スープカレーうどんなどなど。時短できた時間で、お子様と一緒にアレンジを楽しんで、夏休みの思い出にして頂けたら嬉しいです。」
(問)「今日はありがとうございました。」
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