echari開発story 〜 グローバルに向けて前進 ⑴ 〜
echariアプリ|開発ストーリー
〜 グローバルに向けて前進 〜
日進月歩のIT業界で、起業のアイデアが古くならないよう、委託開発で期限を決めて具現化が推奨されます。ベータ版開発の裏側と弊社の体制についてお話しします。
まず始めに、弊社サービスの中核である「アプリ」について簡単に説明いたします。
◯ このアプリはプライベートシーンでの利用はもちろんのこと、特にビジネスシーンでの活用が一つの大きな特徴です。ビジネス用途では「予算」と「期限」の設定後に、指定日時やリアルタイムでの送金ができます。
◯ バックオフィスの悩み、「精算の提出が遅い」といった問題も解決し、経費処理がスムーズになります。また、新入社員に対しても経費の支払いが容易になります。
◯ このアプリは全国展開している企業だけでなく、地域の小売店舗や施設でも簡単に活用できる仕組みを持っています。これにより、集客の促進が期待できます。
◯ 例えば、キャッシュバッククーポンを用いて消費者の関心を引き付けることで、より効果的な集客活動が行えます。
◯ 私たちはこのアプリを、新たなビジネスのプラットフォームとして提供していきたいと考えています。
インタビュアー | カミノ アキナ
それでは、取締役、新たに展開する「スマホ決済アプリ」プロジェクトの背景や狙いについて、私たち社員に教えていただけますか?
取締役 | 長村 有希
はい、わかりました。
現代の生活において、スマホ決済はもはや欠かせない存在となっています。
そんな中、私たちは誰でも期限を付けて送金できるという新しいアプローチでキャッシュレスのプラットフォームを展開しようと考えました。
企画や事業方針は弊社内で時間をかけてしっかりと固めました。事業の中核となるアプリに関しては、創業チームが慎重に複数のSIerとの面談を繰り返しました。
そして、実績を評価し優秀なエンジニアが多いと判断したSIerと深く連携しシステムの構築を進める方針にしました。
このような背景は、今後のIT企業がファブレス企業のような経営モデルを増やしていくのではとの意見や参考をもとに、この方針を選択しました。
インタビュアー | カミノ アキナ
そして、ベータ版は納品されましたね、その後いくつかの難題があったと伺いました。具体的には、どの様なことだったのでしょうか?
取締役 | 長村 有希
かなり大きなプロジェクトなので、私たちはテストを重ねて納得のいく状態で納品されると思ってましたが、期限までに急いで納品された印象でした。この業界の新参者にあたる私たちにとって、この納品が常識なのかを含め、少し不安でした。
そして、想像以上にバグが確認され当初の計画に遅れが生じました。さらに、SIerとのコミュニケーションも徐々に困難になってきました。
このような難題が生じ、フィンテックアプリでは当然である質の高いサービスを提供するために、早急に新しい方向性を模索する事となりました。
インタビュアー | カミノ アキナ
その際、弊社が採った新たな戦略や取り組みについて教えてください。
取締役 | 長村 有希
事業を前に進めるには、この機会をチャンスと捉える様にしました。
最優先事項として、この経験から基幹システムの業務委託をあきらめ、システムの完全な内製化に方向転換しました。
まずは、当初の組織計画の見直しを行い、最優先事項である要職に、父の友人でもあり、多くの金融系プロジェクトをリードしてきたエンジニアに実情を相談、そして開発リーダーとして迎え入れました。開発リーダーに業界の常識も教えていただきました、やはりテストを重ねて納品してもらうことが正解でした。
ただ、ベータ版までを発注したSIerとの協力が無駄だったわけではありません。
多くの企業が基幹システムの開発をシステム開発会社に委託し、その後は自社内でシステムを管理・運営するという形を取っていると思います。
結果的に温度差はありましたが同じ形に落ち着きました。短期間でこれだけ多機能なシステム構築する手段として、開発のスピード向上には確かに貢献していただきました。
インタビュアー | カミノ アキナ
アプリ開発の進行において、内製化への方向転換が、実際にどのような影響をもたらしたと感じますか?
取締役 | 長村 有希
実際の作業フローにおいて、大きな変化がありました。まず、アプリ開発における意思疎通が格段に向上しました。以前は外部のSIerとの間に情報のギャップがありましたが、今は全ての情報がリアルタイムで共有され、開発チームと直接コミュニケーションをとることができるので、非常にスムーズになりました。
また、新しいアイデアや提案がある際に、開発部からのフィードバックが以前よりも非常に早くなったと感じます。
これにより、企画段階での調整や変更が効率的に行えるようになりました。これは特に新しい機能の追加や、ユーザーからのフィードバックを元にした改善を迅速に実現するためには欠かせない要素です。改めて質の高いサービスを提供するという実感が湧きました。
インタビュアー | カミノ アキナ
最後に、今後の展望や私たち社員へのエールをお願いします。
取締役 | 長村 有希
私たちが現在練っているPoCに注力していきます。このPoCでは、スマホ決済アプリは主役ではありませんが、ただインパクトのある企画を通じて、弊社のアプリを利用していただき、そしてアプリの特徴を多くの方に知っていただきたいと考えています。
得られた成果は、皆様にパワーを発揮していただき国内外で共有する予定です。
私たちのアプリが国内外で注目されることに確信を持っています。特にグローバルサウスなどの市場ニーズに応えることが楽しみです。
最後に、このプロジェクトの成功は私たち全員の努力の結晶になります。
大袈裟かもしれませんが、皆様と一緒に新しい歴史を築いて行きましょう。
〜 グローバルに向けて前進 ⑵ 〜
次は、開発に至った企画の背景やストーリーを詳しく掘り下げていきます。
そして、PoCの企画背景もお話しします。
■本件に関するお問合せ
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撮影 | 深見 彩乃 | PR企画事業部
1996年生まれ。横浜市出身。学生時代はマスコミ・広報学科で学ぶ。
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