Logo

みんながストーリーを持っている。

市場規模13.3兆円のレガシー市場=債権回収の自動化に挑むFintechスタートアップによる、アナログな債権回収業務最適化「Easy」の誕生秘話 

著者: 株式会社Easy technology

EasyTechnologyは2022年10月に創業のFintechスタートアップです。

「テクノロジーの力で負を解消する」というMissionのもと、債権回収というニッチな領域の最適化を実現するためにSaaSプロダクトの開発やコンサルティングを行っており、2023年8月には、デジタル債権回収管理SaaS「Easy」closedβをリリースいたしました。



デジタル債権回収管理SaaS『Easy』は、債権管理、請求催促、回収系の機能を網羅しており、債権回収管理の効率化を実現します。


このストーリーでは、ニッチな領域である債権回収に挑む背景やプロダクトリリースまでをCEO三宅が振り返ります。

なぜ債権回収領域に注目したのか

私は過去に3回起業を経験しました。起業経験に加え、ブロックチェーン・スタートアップ企業のマネージャーやアドバイザーなどの経験もあり、BNPL事業者が急拡大し、フィンテックを中心にレンディングも増加するなど、少額融資事業者が増加していく一方で、後払いシステムの悪利用などが社会問題となっていることを目の当たりにし、今後ニーズは大きく拡大すると予測したことが理由です。

迫る締め日、度重なる入金催促連絡・・・現場が抱える債権回収業務のストレス


実際の債権回収の現場では、締め日が近づく中で、通常の経理業務と合わせて入金されていない該当企業への連絡を行うといった負担が多くあります。

また、連絡するまでに連絡先の確認や入金額、入金時期の再確認など様々な時間を要するだけでなく、期日が迫るといった心的なストレスもあるでしょう。


債権管理のフローは複雑かつ膨大に存在しますが、国内の場合はほぼアナログで属人的になっているケースも多いです。また、飲食店だけでも無断キャンセル被害総額が2000億円(経済産業省レポート)あるとも言われ、インバウンドの影響もあり、今後はこれ以上の被害金額になっていく事が予測されてます。


海外では債権業務をほぼ全て自動化した例もあるが日本は・・・

海外では、この領域のグローバルプレーヤーがアメリカを中心に多く存在し、2013年にアメリカで創業したTrueAccordは、債権督促業務の96%を自動化を実現しています。


一方で、日本の債権回収の市場規模は推定13.3兆円であるのに対して、国内の回収会社の殆どは非テック企業です。ここにEasy technologyのプロダクトを活用した業務自動化には多くのニーズが埋まっていると考えています。


リリース後、多くの企業から反響

実際にプロダクトリリース後、想像より多くの企業様から反響があり、私の予測は外れていなかったと改めて感じました。

BNPL事業者様、ファクタリング事業者様、消費者金融事業者様、信販会社様などを対象にアプローチを進めておりますが、少しづつ実績等なども出てき始めています。


アナログとデジタルを組み合わせて債権業務を全て代行を目指す

今後、中長期事業として債権回収代行サービスの免許を取得し、信用リスクモデルや不正利用検知等の債権周りの業務全てをアナログとデジタルを組み合わせて、半自動で処理する事業者となることを目指していきます。

さらに将来的には、債務者へのファイナンス教育サービスや資産運用サービスの手掛け、成長が著しい東南アジア、アフリカでの事業展開も考えています。



これからプロダクトを育てていく


過去の起業経験なども踏まえ、どのようなポイントで失敗をする可能性があるか、ある程度把握をしていました。実際に開発を進める中で非常に多くの苦労がありましたが、注意すべきポイントを抑えながら着実に進めていき、β版をリリースするに至りました。


これから、顧客の声や市場の状況をキャッチアップしながら、スピーディーにプロダクトに落とし込み、本質的な価値を提供できるサービスに育てていくフェーズです。


このフェーズを一緒に楽しんでくださる仲間を探しています。

私は働く上で「楽しむこと」を一番大切にしており、まだ整っていない状態からの0→1を楽しめる方にはピッタリの環境がEasy technologyにはあります。


スキルやこれまでの経験はもちろん大切ですが、スタートアップというチャレンジ要素の多いフェーズで、「一緒にチャレンジをしたい、むしろそのフェーズが楽しい」という思いを一番重視しています。


人口減少が進み、業務の効率化やデジタル化が急務となっている今、レガシー領域のDX化という文脈は非常に注目が集まっています。

私たちの「テクノロジーの力で負を解消する」というMissionに共感してくださる方は、ぜひ一緒に楽しみながら社会課題を解決するプロダクトを一緒に育てていきましょう。



債権回収のプロセスを最適化するSaaS「Easy」

当社の債権回収督促ツールは、債権管理、請求催促、回収系の機能を網羅。将来的に、債務者専用ページの活用により、効果的なコミュニケーションを実現し迅速な回収を支援します。さらに、総合的なSaaSを提供し、効率的かつ効果的な債権回収を実現することで、お客様の迅速かつ確実な回収をサポートします。

サービスサイト:https://labo.easytech.jp/

採用サイト:https://easytechnology-hire.com/






行動者ストーリー詳細へ
PR TIMES STORYトップへ
STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。

この他の企業のストーリー

5min read
株式会社パーク・コーポレーション
【オフィスに水溜まり、テーブルに流れる川】企業のウェルネスに貢献する、必要な“無駄”づくり
【オフィスに水溜まり、テーブルに流れる川】企業のウェルネスに貢献する、必要な“無駄”づくり 全...
4min read
ロサ・フェア株式会社
【ROSA FAYRE】日本の自然原料と科学的根拠に基づいたフォーミュラで自然体の美を引き出す、エシカルスキンケアのパイオニア
【ROSA FAYRE】日本の自然原料と科学的根拠に基づいたフォーミュラで自然体の美を引き出す...
7min read
株式会社どりむ社
「学びづらさをもつ子どもや保護者の方の力になりたい」ひとりひとりの特性に合わせた学習プリント「マイラビ」の誕生ストーリー
「学びづらさをもつ子どもや保護者の方の力になりたい」ひとりひとりの特性に合わせた学習プリント「...
1min read
株式会社Kaien
起業10年で累計13億5,552万円 障害支援事業の社会的価値を測り続ける
起業10年で累計13億5,552万円 障害支援事業の社会的価値を測り続ける 2009年9月に創...
4min read
株式会社カヤック
なぜ鎌倉R不動産社長は自分の「後任社長」を探そうと決めたのか?
なぜ鎌倉R不動産社長は自分の「後任社長」を探そうと決めたのか? 柳澤 大輔(面白法人カヤック ...
11min read
株式会社リンク
CustomerCore(カスタマーコア)事業責任者と「青本」の翻訳者が語る、カスタマーサクセス支援の裏側
CustomerCore(カスタマーコア)事業責任者と「青本」の翻訳者が語る、カスタマーサクセ...
13min read
TOTO株式会社
「ビデ」をフェムゾーンケアの選択肢のひとつに。女性特有の健康課題に寄り添うため、動き始めたTOTO社員たち。
「ビデ」をフェムゾーンケアの選択肢のひとつに。女性特有の健康課題に寄り添うため、動き始めたTO...
10min read
フォースタートアップス株式会社
「企業の成長にエンジニアは必要不可欠」フォースタートアップスがスタートアップで輝くエンジニアを専門的にプロデュースする理由。
「企業の成長にエンジニアは必要不可欠」フォースタートアップスがスタートアップで輝くエンジニアを...
9min read
株式会社コスモスホテルマネジメント
ひとりのスタッフの思いから、志を共にした外部パートナーの力を借りて、~医療的ケア児の旅行受け入れ~ を実現。みんなが安心して泊まれるホテルを目指す、MIMARUのSDGsストーリー。
ひとりのスタッフの思いから、志を共にした外部パートナーの力を借りて、~医療的ケア児の旅行受け入...
7min read
株式会社ココチエ
招待状もオンラインの時代。機能とおもてなしを兼ねた『WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)』が提供する新しい体験とは?
招待状もオンラインの時代。機能とおもてなしを兼ねた『WEB招待状 Yobunara(ヨブナラ)...