学生が企業の良さを引き出す「学生アンバサダー制度」。「大学生」×「企業」のフェアな関係が新しい働き方を創造する。
有限会社山陽不動産(本社:広島県福山市、代表取締役:溝入和子)は若者の創業意欲を支え、育成することで地域経済の活性化に寄与すると考え、この度「山陽不動産学生アンバサダー制度」を設けました。「山陽不動産学生アンバサダー」とは、大学生が企業の理念や活動に共感し、主体的な意見やアイデアを提案しながら、企業との連携を深め、新しい働き方を創造していく存在です。アンバサダーは山陽不動産の取り組みやビジョンを広める役割も担い、企業と大学生の有機的な交流を促進しています。
社会貢献意識を高める「学生アンバサダー制度」を導入
山陽不動産が若手起業家支援事業(DioPorte)を行っている背景にあります。大学を卒業したら企業に就職という選択肢以外にも「創業」という選択肢があることも知ってもらいたい。若者の創業意欲を支え、育成することで地域経済の活性化に寄与するため、企業との連携が極めて重要と考えています。学生アンバサダー制度を通じて、大学生は限られた時間やリソースの中で自己成長を図りながら、社会貢献意識を高めることができます。
また、この新たな取り組みにより、山陽不動産は若者の視点やアイデアを積極的に取り入れることで、より創造的なアイデアやサービスを提供することができると期待しています。企業と大学生がお互いに学び合い、成長していく関係を築いていくことで、社会に新しい価値を創り出すことを目指します。山陽不動産アンバサダー制度は、今後もさらなる発展を遂げる予定であり、若手起業家支援事業の一環として、企業と大学生の継続的な交流を促進し、地域や社会の発展に寄与していくことを目指しています。
創業から現在までの山陽不動産の活動
有限会社山陽不動産は1969年創業の親子3代、代々女性経営者の会社です。初代社長が介護をしながら創業した背景もあり、「介護や育児をしている人」や「夢に向かって挑戦している人」など多様な人が活躍できる環境を提供しています。2014年からは福山市内に5棟の若手起業家支援ビルDioPorteを運営し、若者が挑戦しやすい環境を作り福山市を次世代から選ばれる街にする為に貢献しています。また、2021年より地域リーグのサッカーチームの2トップスポンサーを務め、プロサッカー選手を目指す若者の雇用も行ってきました。この度、そのような次世代の挑戦のサポートの一環として新たに「山陽不動産学生アンバサダー制度」を設けることになりました。
山陽不動産は2016年より、TVCMを制作し広島県全域に放映しています。そのTVCMキャラクター「みんなの街の34オールスターズ」の衣装になります。今後は学生アンバサダーと一緒にこのキャラクターの名前を公募したり、様々なキャンペーンも行っていく予定です。
学生アンバサダーのご紹介
初代山陽不動産学生アンバサダー
村上 元基さん
関西大学4年 21歳。福山市出身。
地元福山市が大好きで大学を休学し大阪と福山の2拠点生活をしながら福山の魅力発信をしています。福山の魅力を地元民だけでなく全国に広めることをビジョンにInstagram・ブログを更新中。
・Instagram「福山じゃ」SNS総フォロワー数 120,00人超(6ヶ月で達成)
・第2回せとうちビジネスコンテスト優秀賞受賞
山陽不動産「学生アンバサダー」に関するインタビュー
回答者:(角田)山陽不動産 取締役副社長 角田千鶴
(村上)学生アンバサダー 村上元基
(長尾)山陽不動産 SNS担当デザイナー 長尾真菜
「学生アンバサダー制度」と「インターンシップ」の違いは?
角田:インターンは基本的に会社に既にある仕組み、働き方について体験する期間ですが、「学生アンバサダー」はフェアな関係で 既存の企業のやり方やルールに囚われず、共に一から創造していく立場にあります。ゆくゆくは学生アンバサダーが起業する際に、「山陽不動産学生アンバサダー」の成果が 次の一歩に向けて役に立つような形を残していきたいです。
「フェア」な関係とは何か
角田:この度「学生アンバサダー」を導入するにあたり、意識したワード「フェア」。学生と企業がフェアな立場で仕事をする。では「フェア」とはどういうことなのでしょうか?
「学生アンバサダー」は「インターン」という立場で弊社に関わって頂くわけではありません。なので私たちは依頼者ですが立場が上なわけではありません。学生だから下、企業が上ということはなく、お互いが対等な立場で ミッションに向かってチームを組んで進めていくという意味で「フェア」という表現を強く意識しています。
「学生アンバサダー」としてやってみたいことは?
村上:学生アンバサダーとして行ってみたいことといたしましては、SNSの支援はもちろんのこと、 学生がアンバサダーをやるという新たな試みなので、”若い”そんな色を出した発信を行っていきたいと思います。
山陽不動産を選んだ理由は?
村上:山陽不動産さんを選んだ理由といたしましては、福山に根付いた不動産会社である山陽不動産と共にこの活動を行うことによって、 より学生の活動できる幅が広がり、自分だけでなく他の福山の学生に新たなチャンスをつかめるのではないかと考えたためです。
実際に「学生アンバサダー」とスタッフが仕事をしてみて感じたこと
長尾:インスタに関して無知な私に、ただ運用のノウハウを教えていただくだけではなく「山陽不動産らしさ」「何を大切にしたいか」を 大事にし、どんな運用方法がいいか一緒に相談しながら取り組んでいます。お互いに得意な分野は活かし、足りない部分は補い合っ ていくことや、チャットを活用して打ち合わせ以外の日もしっかりとコミュニケーションを取ることなどチームワークを高めながら取り組むことができたと思います。
「学生アンバサダー」がいるからこそできると思うことはなんですか?
長尾:固定観念に囚われない新しいアイデアや視点を取り入れていくことはとても勇気の必要なことだと思います。 ただ依頼されたことをこなすだけの働き方ではなく、「学生アンバサダー」という新しい取り組みをきっかけに誰もが積極的に 提案・チャレンジしていけるような環境づくりができるのではないかと思います。
他に「学生アンバサダー」募集していく予定はあるか?
角田:今回はSNSに特化した「山陽不動産学生アンバサダー」として村上さんが就任してくれましたが、今後は写真やプログラミングなどのスキルがあり、 将来創業を見据えている学生がいたら是非一緒にやっていきたいと思います。
スキルをもった学生が学生としての実績だけでなく、学生のうちに「学生」×「企業」との実績を積むことは、将来、起業に役立つだけでなく、企業に就職することになったとしても、この経験は必ず役立つものになると思うので「学生アンバサダー」としての活動を今後の自身のキャリア形成に役立ててもらいたいと思います。
今後の「山陽不動産学生アンバサダー」展開は?
角田:「学生」×「企業」での実績をしっかりと積み上げ、今までの仕事のやり方や働き方に囚われない「企業学生アンバサダー」を広めていくことで、地方の企業にもイノベーションを起こし、会社の業績UPだけでなく、会社のブランディングなども見直すきっかけとなり人材不足の解消などにも寄与していきたいと考えています。その為にも、まずは弊社で実証を行い、当制度の質を高めていきます。
現在、「山陽不動産」と「福山じゃ」のコラボキャンペーンを開催。
100件以上の応募があり、Instagramのフォロワーも100件以上増加しました。
学生アンバサダーとして弊社の研修旅行にも参加。弊社スタッフや協力業者との連携を深めています。
担当者より今回のプロジェクトについて
この度、弊社の「学生アンバサダー」制度導入により地元の企業や行政、大学からも詳しく聞きたいというお話を頂きました。現在、どの地域でも想いのある学生やスキルのある学生と企業との連携が上手くいっていない事例は多々あります。
私たちが実際に学生と当プロジェクトを始めてみて感じたことは、私たちがやり遂げたいことが出来るかどうかの問題ではなく、学生ならではのタイムスケジュールや書類の作成の仕方に企業側が適応できるか、また学生が企業のスタイルに適応できるかがポイントなると思います。企業のやり方に学生に合わせてもらっていたら私たちが求めている新しい価値は生まれにくくなります。
学生も挑戦してくれているように企業も挑戦する。試してみる。
そして実際にやってみて良かったものを正式に社内に取り込んでいけばいいと思っています。
「仕事のやり方は企業のやり方が正しい」という固定観念を捨てて、学生アンバサダーと共に自由な発想で様々なことに取り組み、「企業」×「学生」の新しい形を創っていきたいと考えています。
社内でもまだ「学生アンバサダー」の価値を認知されている状態ではありませんが、1つ1つ実績を積み重ねて、学生と一緒に新たなイノベーションを起こしていきます。
山陽不動産Instagram
https://www.instagram.com/sanyou_fudousan34/
本件に関するお問い合わせ:有限会社山陽不動産 広島県福山市東町3-10-5
TEL084-921-2778(角田) tsunoda@sanyou34.com
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