きっかけは娘の小学校入学から。子どもたちの体の負担を軽減するランドセル【ERGORANSEL】の誕生ストーリー
エルゴランセル合同会社はERGORANSEL(エルゴランセル)の販売を通じて、新しいランドセルの形を提案しています。
新しいランドセルメーカーが誕生した背景には、創業者の娘がいます。彼女のために、一般的なランドセルの固定概念を覆し、子どもたちの体への負担を軽減する革新的な商品を開発したのです。
本ストーリーでは、創業者の平田海介が【エルゴランセル】の 誕生ストーリーをお届けします。
娘の通学負担から登山リュックの機能性を備えたランドセル開発
小学生の体への負担は昔から問題視されていますが、荷物は増える一方です。
わたしは、長年バッグの開発に携わってきました。自分の娘の通学負担を考え、新しい通学バッグを開発することを決意しました。
最初は子ども用登山リュックのようなものを考えていたが、調査を重ねる中でランドセルが子供たちにとって特別な存在であることを理解し、新しいアプローチを模索することになります。
ランドセルに登山リュックの機能性を融合させることで、それぞれの良い部分を残した新しい商品を開発することとなりました。
趣味の延長の商品開発がクラウドファンディングの活用で事業へ
創業当初は、わたしの趣味の延長として始まりました。商品開発はわたしの本業であり、数々の試作を経て満足できる製品を作り上げました。
しかし、それだけでは満足せず、製品をもっと多くの人に知ってもらいたいという思いが強くなりました。インスタグラムを通じて広報活動を行いましたが、なかなかフォロワーは増えませんでした。
そこで、事業を本格的に展開するためにクラウドファンディングを活用し、事業をスタートさせました。クラウドファンディングの成功により、事業をスタートすることができ、少しづつ認知も広がっていきました。
創業当初は多くの課題に直面。会社の成長とともに業務効率と品質向上へ
創業してから4年目に入った現在、事業は着実に成長を続けています。生産数は順調に増えており、お客様からの評価も高いです。
しかし、最初の頃は苦労も多かったです。創業初年度は、町の小さな縫製工場に生産を委託していました。当時の生産数は少なかったため、それほど大きな問題はありませんでしたが、2年目に入ると生産数が増加しました。町の小さな縫製工場では、発注数全てを納期通りに納めることは難しく、納期遅延が発生し、お客様に多大なご心配・ご迷惑をおかけしました。(4月のご入学前には全て納品出来ました。)
この経験から、3年目からは生産体制を見直すことになりました。大きな縫製工場に生産を移し、より効率的な生産ラインを確立しました。これにより、安定した生産体制を構築することができ、納期遅延のリスクを大幅に軽減することができました。また、大規模な工場では品質管理や生産効率の向上にも繋がり、商品の品質向上にもつながっています。
現在は、4年目も順調に商品開発を進めており、より多くのお客様に満足していただける製品を提供できるよう努めています。
時代にフィットした機能的なランドセル、人間工学に基づいた構造と細部へのこだわり
こだわったのは、人間工学に基づいた登山リュックスペックだけではありません。
素材やパーツも妥協無く選定しており、自分が考える最適なもので構成されています。
本体には、丈夫さと耐久撥水機能を備えたインビスタ社のコーデュラナイロン1000D、カブセ部分には、様々なランドセルで実績のある帝人コードレ株式会社の人口皮革を採用。
フィドロック社のマグネットパーツを多用し、力のすくない子どもでも負担なく、軽快に使えるように工夫しています。
お客様からの様々なご意見を取り入れ、ベストな商品開発を目指して
エルゴランセルは毎年、ベストな商品を作ることを使命としています。お客様からの様々なご意見を取り入れ、新たな発見を得ることで、商品の改善を繰り返しています。
お客様とのコミュニケーションも大切にし、SNSやLINEを通じて日々のやり取りを行っています。これからもより良い商品を作るために、一層の努力を重ねていきます。
「大人用のバッグはないの?」とたまに聞かれていました。実は大人用エルゴランセルも開発中ですので、乞うご期待。
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